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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

PS-羅生門-

2006-07-20 18:04:07 | 本・マンガ・雑誌
PS-羅生門- (01)

小学館

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以前『ビッグコミックオリジナル』に連載され、全9巻の単行本にまとめられた刑事もの。
現在、ドラマ化作品がテレビ朝日系列で水曜夜9時より放送中。

この時間は、かつて我が最愛の刑事ドラマ『特捜最前線』が放映されていた時間枠。
その『特捜』、元々木曜夜10時の放送だったのが、『ニュースステーション』誕生によって、そっちに異動を余儀なくされ、それと同時にレベルもガタ落ちして放送終了した──というのは、今は昔の物語。
しかし水曜夜9時は、その後も傑作駄作とりどりに、「刑事ドラマ枠」として現在まで存続しているという次第です。

で、そのTV版『PS羅生門』ですが、マンガの原作者自らが脚本を書き、出演者も一癖ある面々を揃えつつ、現在のところ、その出来には首を傾げざるを得ません。
原作は一つ話の中で、中心となる事件やネタからあまり手を広げず、犯罪の被害者加害者、そしてもちろん刑事たちの感情を繊細に描く所に良さがあったのですが、TVの方は、悪い意味で「マンガ的」になってしまっている感じです。
原作の留美ちゃん、あんな性格悪くないしさ…そもそも黒田さんが舘さんっていうのも、どうしても演じる人のイメージが先行しちゃうしさ…
もしかして、今後原作の町田さんと兼任する感じになるのかな?でも、それもちょっとイメージ違う気が…
イメージも演技も納得行くのは、森本レオと佐野史郎というベテラン演技派二人くらいかな。弓坂さん(レオ)の「あの設定」に今後触れられるかどうかは判りませんが。
そういうあれこれを確認する為に今後も観続けるかどうかは微妙なところ。TVしかご存知ない方には、とりあえず「原作も読んでみて下さい」と言っておきます。

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