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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

石丸幹二 プレミアム・デュオ・コンサート

2019-11-04 22:28:13 | 音楽

秋晴れの一日、【石丸幹二 プレミアム・デュオ・コンサート】へ行って来ました。
この9月から開催されている【横浜音楽祭り2019】のプログラムの一つとして、横浜市青葉台東急スクエア内フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)で行われたもので、「デュオ」のお相手は今や石丸さんの音楽的パートナーでもあるギタリスト吉田次郎さんです。

横浜音楽祭り2019公式サイト
公演ページ
プログラム
フィリアホール公式ページ


実は我が家から青葉台までは乗り換えがあるとは言え比較的行き易いため「ラッキー!」と思っていたのですが、なんと橋本駅で乗る電車を間違えてしまいました!
横浜線にはこれまで何度も乗っていたのに、今日はなぜか相模線に乗ってしまったのです。橋本駅で発車を待つ間に気づくべきでしたが、列車が出てから間違いが判り、慌てて途中駅で降りて、幸いにも駅前に停まっていたタクシーで青葉台まで向かいました。時間もかかり、料金にいたっては電車利用の十倍くらいかかりましたが、致し方ありません。同行の娘にも、とんだ遠出をさせてしまった運転手さんにも申し訳なかったです。
青葉台に着いてからも、幾つもの建物が立ち並ぶスクエア内で危うく迷子になりかけ…… それでもどうにか目的のビルが見つかり、レストランでお昼にもありつけました。
それにしても、青葉台駅も随分と開けたものですね。自分が憶えているのは20年以上前のことだから当たり前ですが……

そんなことはともかくコンサートです。前もってのセットリストがなかったので、照明を落としたホール内で必死に曲名を書き留めましたが、第1部後の幕間でホワイエにその曲目が掲示され、すべての終演後、ペーパーが配布されました。
というわけで——

第1部
1 ラ・マンチャの男
2 ヴィルコンメン〜僕の目で見たら〜キャバレー(キャバレー)
3 メモリー(CATS)
4 アンダー・ザ・シー(リトル・マーメイド)
5 シティ・オブ・スターズ(ラ・ラ・ランド)
6 エターナリー(ライムライト)〜エーデルワイス(サウンド・オブ・ミュージック)
7 カーニバルの朝
8 アマポーラ
9 オー・シャンゼリゼ

第2部
10 イエスタデイ(次郎さんギターソロ)
11 蘇州夜曲
12 上を向いて歩こう
13 見上げてごらん夜の星を
14 お前の中に生きている(ライオンキング)
15 ゴッドファーザー 愛のテーマ
16 枯葉
17 愛の讃歌
18 マイ・ウェイ

アンコール1 こもれびの庭に
アンコール2 スマイル〜LOVE

曲目は以上です。

開演前、ステージ上には何本ものギターにピアノも置いてあったので、他のギタリストやピアニストの人もいるのかな、と思いましたが、ギターはすべて次郎さんのものでした。次郎さんは一部の曲でピアノも(ギターを前に抱えたまま!)ちょっと弾いてくれました。
「シティ・オブ・スターズ」は、石丸さんは歌なし、サックスでのセッション。サックスは他に「枯葉」そしていつも通り「マイ・ウェイ」でも披露されました。この二曲はもちろん歌メインです。「上を向いて歩こう」では口笛も。以前のコンサートでもそうでしたね。
「愛の讃歌」は昨年の【つのまるコン】で初披露された「男歌」バージョン。岩谷時子さんの詞ではなく、栗原野里子さんの詞で長谷川きよしさんが歌ったバージョンです。
「ラ・マンチャの男」のサンチョパートは石丸さんご自身のハミングでした。
「お前の中に生きている」は圧巻!ムファサを演じたことはないはずですが、「ミュージカル俳優」石丸幹二の真骨頂を見た(聴いた)思いです。

トークは「アンダー・ザ・シー」の後、劇団四季のあざみ野の稽古場(思えば同じ青葉区です)に通っていた頃の思い出話をされました。四季の歌が多めだったのも、もしかして会場が青葉台だったのも、その思いあってのことでしょうか。他は、最近出演されたドラマ『少年寅次郎』や『グランメゾン東京』のことも。
2部では、10月に別子銅山で行われた【天空の音楽祭】のお話も出ました。そのコンサートの模様が愛媛のローカル局では放送されたそうですが、行けなかった人も(わたしも)何らかの形で観られるようになるといいですね……
シャンソン2曲の前に『壁抜け男』のお話もされたので、「普通の人間」が来るかな?と、ちょっと期待してしまいました。

全体としてジャジーな編曲でしたが、多彩な曲目にギター、サックス、ピアノに口笛まで、様々な「音」の世界を楽しんだ約2時間でした。
欲を言えば「黒いワシ」も歌ってほしかったな——と。いつかまたどこかで聴きたいです。
日本の歌も歌っていきたいとおっしゃる石丸さんには、いつか服部良一さん作曲「胸の振子」を歌ってほしいと思っています。作詞はサトウハチローさん。霧島昇さん以来、多くの歌い手さんがカバーしている名曲ですが、石丸さんにも似合うのではないかなぁ……

コンサート終了後、CD購入者対象の握手会もありましたが、さすがに同じCDを何枚も買い続けるのも——というわけで、このたびは母娘ともにパスいたしました。申し訳ありません……
再びスクエア内のレストラン(ランチとは違うお店)で早めの夕食をいただいてから帰途につきました。今度は電車を間違えることなく(笑)乗り換えも順調で、無事戻ることができました。

石丸幹二さんと吉田次郎さんのデュオ・コンサートは今週末の11/9にも、八ヶ岳高原音楽堂にて「オータム・バージョン」として行われるとのことです。

八ヶ岳高原音楽堂公演情報
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