夜中に雨が降ったようですが、朝には晴れていました。気温も上がり、洗濯もできました。少し寝坊したけれど、朝ドラはリアルタイム視聴。しかし今週はずっとつらい展開が続きます。
さて今日は生協配達日につき在宅。外出は近くのコンビニへ行ったくらいです。生協商品は意外と早めに届きました。
午前中はネット注文しつつ、録画しておいた『相棒』再放送のスペシャル作品「酒壺の蛇」を視聴。これ、season11の最終回だったんですね。実は初見でした。
暗躍するスパイと、彼に騙され利用され(うすうす気づいていたようですが)、殺人まで犯してしまう女性。愚かで悲しい彼女と彼の間に、真実の愛はあったのか?というミステリーも残ります。そして事件を利用して自分の利益と国益を守り、CIAにまで恩を売ろうと目論む甲斐峯秋。その父に反撥し、自らの正義を貫こうとする亨——と、複雑なプロットと、様々な局面での「政治」に翻弄される人間たちの悲しさや苦しみを描くドラマ部分が重層的に絡み合って見応えありました。米沢さんの有能さ、角田課長が見せる警察官としての矜持、サイバー犯罪対策課の岩月くんの活躍など、随所に見どころも多かったです。脂が乗り切っていた頃の櫻井武晴さんの傑作でした。
それにしてもこの頃の甲斐次長は、ラスボス然とした憎々しさと貫禄を備えていましたね。今やすっかり特命のお守りをする好々爺ですが。そして田中圭さんがすっかり売れっ子になってしまった現在、岩月くんが登場することはもうないのでしょうね……
そして午後も『相棒』再放送を視聴。こちらはseason15の初回SPでサブタイトルは「守護神」。これまた初見です。警察学校を卒業し、晴れて警視庁の人間となった冠城亘ですが、配属先は広報課。社(やしろ)課長の下で無聊をかこつ日々を過ごしています。
しかしこちらはメインの事件パートと、警視庁に警察庁、更に法務省の日下部次官も絡んでのパワーゲーム部分が、そこまでうまく絡んでいなかった気が……途中で睡魔に襲われたりもしてしまいました。興水さんの脚本がもって回った展開でやや空回りし始めるのもこの頃からだったのでしょうか。
そして、これが大杉漣さんの衣笠副総監初登場回でもあったのですね。青木くんが冠城くんの同期として警視庁にやって来るのもここから。副総監との個人的な繋がりもあり、以後トリックスター的に暗躍することとなりますが、改めて観ても初めから性格悪いですね
また「酒壺の蛇」と続けて甲斐さんを観ると、冠城くんを特命係に異動させるよう立ち回ったり、その落差に驚きます。そして冠城くんと社課長の関係性はS20に到っても謎のままでした。
なお、本日夜の『相棒』本放送はお休みでした。
晩ごはんは冷凍の海老カレーがあったはずだからそれを食べよう、と思っていたのですが、冷凍庫の中を探っても見つかりませんでした。というわけで、急遽レトルトのチキンカレーに変更。コンビニで買ったサラダを添えていただきました。
食後はフジテレビの【FNS歌謡祭】を飛ばし飛ばし流し見。ほぼ各時間ごとのミュージカル関係のみ観ました。過去映像集の中のミュージカル名場面も懐かしく楽しかったです。
その後はNHK【歴史探偵】も視聴。真田丸攻防戦を中心とした大阪の陣特集でした。大河ドラマ『真田丸』の大セットは見事でしたが、歴探偵ではお馴染みVR再現で、その構造や戦法を解説します。今の大河でも、真田丸と幸村こと真田信繁はフィーチャーされているようですね。
空いた時間には録画したままになっていたその他の番組も消化したり、久しぶりにTV三昧の一日でした。