藤井聡太四段フィーバー(今年度中に六段になりましたが)、羽生善治永世七冠誕生(国民栄誉賞受賞)など、今年度の将棋界は例年になく話題が多かった気がします。私は奨励会に入ることはありませんでしたが、亡き祖父との思い出といえばやはり将棋であり、小学生時にアマ三段になれた時は嬉しかったものです。以降、色々ありましたが、それなりに将棋を楽しんで観てきました。
そして、今年ひそかに注目していたのが「女性棋士が誕生するかどうか」ということでした。
今まで将棋界の長い歴史の中で「女性棋士」は存在していません。女流棋士制度はありますが、男性しかいない一般の棋士らと一線を画した制度であり、真の意味で男女が同じ土俵で戦うことはありませんでした。女性の棋士が誕生するには奨励会を抜ける必要があり、とくに最後の難関である三段リーグを突破するのがとてつもなく厳しいのです。
ここ数年で三段まで昇段した女性は2人いますが、私はその中でも女流棋士界でトップを走る里見香奈さんに期待をしていました。女流棋士界絶対王者である彼女ならば、あるいはこの壁を破ることが出来るのではないかと。
しかし、残念ながら、彼女でも今年度までに三段リーグを抜けることが出来ず、年齢制限による退会対象となりました。昇段不可能であることはすでに判明していましたが、最後のリーグで指し分けることも出来ずに負け越しとなってしまいました。
本当にとても残念です。今年度の将棋界の最後の大ニュースになるかとひそかに思っていたのですが。
どうして女性棋士は誕生しないのでしょうか。
同じボードゲームであるチェスや囲碁では男性と同じ最高峰の土俵で戦える女性がいらっしゃるのですが、なぜか将棋にはいません。中世ならばともかく、近代・現代において女性棋士が誕生しない原因がよく判らずにいます。
私は一部の方々が言うように単純に女性が男性に劣るからだとは思えません。たしかに解剖学的にも生理学的にも、男性と女性の脳構造は明らかに違いがあります。一般に男性脳の方が論理的思考に長けている傾向はあるようですが、トップレベルの数学者や科学者にも女性はいるわけで、性別だけで全てが決まるというわけではないのです。
したがって、誕生自体はおそらく時間の問題であり、いずれは誰かが女性棋士になると思われます。そう思われるのですが…
ただ、それが今ではなかっただけの話なのかもしれません。
そして、今年ひそかに注目していたのが「女性棋士が誕生するかどうか」ということでした。
今まで将棋界の長い歴史の中で「女性棋士」は存在していません。女流棋士制度はありますが、男性しかいない一般の棋士らと一線を画した制度であり、真の意味で男女が同じ土俵で戦うことはありませんでした。女性の棋士が誕生するには奨励会を抜ける必要があり、とくに最後の難関である三段リーグを突破するのがとてつもなく厳しいのです。
ここ数年で三段まで昇段した女性は2人いますが、私はその中でも女流棋士界でトップを走る里見香奈さんに期待をしていました。女流棋士界絶対王者である彼女ならば、あるいはこの壁を破ることが出来るのではないかと。
しかし、残念ながら、彼女でも今年度までに三段リーグを抜けることが出来ず、年齢制限による退会対象となりました。昇段不可能であることはすでに判明していましたが、最後のリーグで指し分けることも出来ずに負け越しとなってしまいました。
本当にとても残念です。今年度の将棋界の最後の大ニュースになるかとひそかに思っていたのですが。
どうして女性棋士は誕生しないのでしょうか。
同じボードゲームであるチェスや囲碁では男性と同じ最高峰の土俵で戦える女性がいらっしゃるのですが、なぜか将棋にはいません。中世ならばともかく、近代・現代において女性棋士が誕生しない原因がよく判らずにいます。
私は一部の方々が言うように単純に女性が男性に劣るからだとは思えません。たしかに解剖学的にも生理学的にも、男性と女性の脳構造は明らかに違いがあります。一般に男性脳の方が論理的思考に長けている傾向はあるようですが、トップレベルの数学者や科学者にも女性はいるわけで、性別だけで全てが決まるというわけではないのです。
したがって、誕生自体はおそらく時間の問題であり、いずれは誰かが女性棋士になると思われます。そう思われるのですが…
ただ、それが今ではなかっただけの話なのかもしれません。