ドアの向こう

日々のメモ書き 

雨の長崎

2008-03-19 | 道すがら

  案の定雨である。 雨がよくにあう街… 長崎。
 
  そろそろ 自由に散策したい。  以前、オランダ坂やグラバー邸、大浦天主堂、平和公園など訪れたので其処は除けて。 見るべき5ケ所を選ぶ。

   ①興福寺 ②崇福寺  ③出島  ④再びオランダ坂を経て  ⑤孔子廟へ。 

  集合時刻に少しの余裕をもって戻れるよう、 距離や時間など計画した。
  まず、 最も遠い寺町へ向かい、 最後のポイントは集合場所の近くにする。

  長崎駅前から路面電車も便利。  距離に関係なく 一回100円。 待ち時間もほとんどなく、 土地の方とも話しが出来た。  
  出島の門を出ると中華街は目の前。 昼食も滞りなく、 雨のオランダ坂へ。 

  小雨は降ったり止んだり。 それより風が出てきた。 

 ①興福寺 詳しくは
  かつて日本の中の中国だった東明山・興福寺。 朱色の山門が目を惹く。開祖隠元禅師がインゲン豆を伝えた、と其処ばかり覚えて。 幕府のキリスト教禁令から逃れるため、 長崎在住の中国人が仏教徒であることを証明するために唐寺が建てられた。 次に向かう 崇福寺のほか福済寺、聖福寺などある。
  

山門  本堂  

媽祖堂マソドウ  庫裏・けつぎょ

 黄檗天井と呼ばれる蛇腹型(アーチ型)天井と、 氷裂式組子の丸窓…氷を砕いたような文様が珍しい。 ・(下写真 )庫裏の入り口。 全国一の魚板(魚鼓)は雌雄ある。 大瓶に桃、コデマリ、菜の花。 三江会所門の高い敷居は豚よけ。 大きな画像で   

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トンカジョン | トップ | 長崎の鐘 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
唐寺もうで (boa !)
2008-03-23 05:49:01
遠い記憶を再現させていただきました。
「詳しくは」で、思いがけない出会いや発見まで頂戴し、篤くお礼申し上げます。

個人的なことで申し訳ありませんが、調べても得心のゆかないまま、小骨が喉に刺さっているような思いを、いつか忘れていた事が、氷解しました。長崎に出かけて見ます。このような楽しみもブログは提供してくれるのですね。
本当にありがとうございました。

雨と風を案じていましたが、小雨は長崎には御誂え向きです。元気に旅を楽しまれたご様子で安心しました。

むつまじく案内地図をのぞかれるお姿を想像します。旅の最後はいい締めくくりが出来ましたね。
たとえ見落とすものがあったとしても、自分の思いで、歩くのが一番あとあとまで印象深く記憶に残るようです。ましてあのチンチン電車でお廻りになったのですから印象も一入でしょう。
返信する
blogを書いて ()
2008-03-23 16:35:19
ようやく頭の中が整理できました。お喜び頂きましてうれしゅうございます。福岡、大分、熊本、佐賀、長崎、ほんの一部を駆けぬけて。

 自分の足で… おかげさまでよい思い出が出来ました。卓袱料理も少しだけ頂いて、短くとも楽しかったです。 九州は写真のなかに… いつでも取り出してみることでしょう。 ありがとうございました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

道すがら」カテゴリの最新記事