ドアの向こう

日々のメモ書き 

やまゆりの小径

2009-07-29 | 道すがら

 

  きのう、 ヤマユリを見てきました。  国営武蔵丘陵森林公園まで車で1時間ほど。 敷地面積   東京ドームの65倍、 およそ1万坪。 広大な林のそこここでヤマユリを楽しみました。 群生地には徒歩で入る。

  百合の模様は微妙に違った。 

 

    

 
   左右になだれて

 


   たくさん花をつけて 重そうね

 
  紅スジヤマユリ。  突然変異種で 今年はこの1株だけ確認された。
   艶やかな山百合は  いかがでしょう。   

 


  下はウバユリ  地味ですが 風情に魅かれます   
  縄文時代は百合根を食べていた
  花盛りの頃には根元の葉が枯れてなくなる…  歯なしの ウバユリだあ
  詳しい画像は こちら

 
 全長17キロのサイクリングロードを貸自転車でまわる。 

  林という林、梢という梢、草葉の末に至るまでが、光と熱とに溶けて、まどろんで、 怠けて、うつらうつらとして酔っている…     「武蔵野」 国木田独歩

  水蒸気と熱気で、 百合のむせかえるような芳香が森中に流れていた。 ウグイスがにぎやかな谷渡りを披露して、 ヒグラシもよく鳴いている。 目のまえに、 名も知らぬ赤茶けた鳥や、 野ウサギやカラスアゲハがビックリして躍り出る。 小雨に濡れながら、 大汗をかいて昇ったり、 風をきって下る、 爽快なサイクリングだった。
 自然に抱かれ大満足!

  石段を登るとき、 草陰に隠れた尻尾の青いトカゲ。 子供のトカゲは青いのか。 エメラルドグリーンでハッとする。 初めて見る鮮やかな色が不気味、 しかも足の速いこと。 脇の縞もようもくっきり、からだは小さい。  勇気のある方は こちらで
心臓の弱い方は ご遠慮ください。

 

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2 コメント

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青のなかで (ふくら雀)
2009-07-29 21:31:52
青い風に染まって、山百合の強い香のなかをひたすら走る。なんと素敵な時間でしょう。羨ましいこと。

百合の絵はすでに頭の中で完成ですね。百合は絵にしやすい素材ですが、俗になりがち、感じとった何を中心に据えるかでしょう。油で画かれるとボリュームも表現できますね。以前にも拝見しましたよね。
野うさぎやメタリック・ブルーの可愛い幼子にもお会いになって収穫の多い小旅行でしたね。どんな百合が揺れてくれるか楽しみです。

阿修羅に会いに行く予定の日でしたが、九州自動車道は太宰府の直ぐ手前で土砂崩れで当分閉鎖されていますし、まだ雨の予報ですから延期です。
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草深百合 ()
2009-07-29 22:46:18
 百合は花笑みをくれましたので頭にしっかり残りました。ふくら雀さんの百合の絵は、抑えがたいこころで描いた作品。 墨彩の傑作が次々生まれていますね、 いつぞやの、沼の美術館で公開しましょう。その節は、事後承諾でよろしくお願いいたします。 

 勇気あるふくら雀さん メタリックブルーの幼子は、ご案内しておきながらよく見られません。片眼でのぞきましたが、気絶しそうで。
 こういう子に、初めて遇いました。うちの周りにはいません。

 雨の被害は阿修羅展まで。 此方もはっきりしない空模様が続いています。待ち遠しいですね。どんな再会をなさるのでしょう。感動が楽しみです。 

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