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いまは 喧噪や熱気を懐かしく思いだす。高層ビルのかたわらに壊した建物の残骸が、片づくのを待っていた。空き地が多い。万博を控え開発は急ピッチで進んでいた。物価は上がり景気がよいのは不動産だけと聞いた。租界では戦争を思い、歴史の大河の一滴をなめ、大地の砂ひとつぶを踏んできた。
文化遺産の ほんのゴマ粒ほどを観たに過ぎない…
日記のつづきはメモにして 自分のために残しておこう。
ちょっと頭を休めたいので 音楽は静かな曲にした。
ワーグナーの ジークフリート牧歌
ほんとうはクライスラーのテンポのよい「中国の太鼓」を探したのだけれど。
ありがとうございました。
石畳への視線、さすがです。美しい捉え方ですね。
(私は足の骨折の苦い思い出が先ずよぎりますが)
沢山の枚数をよく整理されたUPで、江南抒情の詩心が捉えた風景を堪能させていただきました。
初めての中国旅行、これからたくさん吸収したいです。ありがとうございました。