風の生まれる場所

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言葉へ置き換えていけたら・・・

犯罪被害への加担者数

2007年10月17日 19時56分48秒 | 社会(労働問題含む)








検察庁へ呼ばれた。

交通事故における加害者処分に対する不服申し立てをした経緯から半年、

まずは、事故が3年前に遡るにもかかわらず、なぜ今更申し立てをしたのか?と

強い口調で、そして、なぜ、家族が救済の手を差し伸べないのか?と非難を受けた。

それが今回の交通事故に関与するのか否か、返答の義務があるのかを確認すると、

某氏は大声を出し、人の話に耳を傾けない人物で弱い人間なのだとすぐに読み取れた。








警察の初動捜査および事実確認や検証を被害者と行わずに、

また、軽度な事故との調書を作成し処理していた事実、

当時の検察官に関しても被害者の状況確認はおろか、

加害者すら呼び出すことなく調査不十分で不起訴にしていたことが明確になった。

にもかかわらず、警察が作成した調書に関しては不備がないと言い張り、

3年も前の記憶操作をあなたが自分に都合よく行っている結果だろう・・・と言われた。

私は言った。

この時点で事実が曲げられているからこそ、被害者があらたな被害に遭い続けるのだと。

じゃぁ、証拠を出せ、

○○県で起きたように犯罪者が一転無罪になると、

国民に叩かれるのは私たち検事だ、と、国民は勝手だ、というので、

捜査を怠っている事実、

ない事件をつくり、犯人に仕立て上げていく様を私は娘の出来事で存じていますよ、と言うと

話を本題に戻したが、不起訴を取り消すことは不可能だとすでに結果を告げられた。








その理由として、すべて人間が完璧には行っていないことをあげ、

医師の診断も「原因不明」「交通事故との因果関係不明」とあるのは共通事項で、

それをどのように交通事故に結び付けていくのか逆にあなたに証明して欲しいと言われた。

では・・・・・と私は言った。

交通事故前にはバイクで飛び回り、仕事も一日も休んだことのなかった私が、

なぜ、交通事故後にそのようになったのか、

それが交通事故とは無関係であると言い切れる根拠を知りたいと申し出たが、

最初から自分は悪役になりたくないという保身が見て取れたため、ため息をついた。

それが私の彼への返答のつもり。








この国はどこまで腐ってしまっているのだろう?

犯罪被害への加担を、加害者はもとより損保会社、相手側弁護士、警察、検察庁という組織で

被害者の状況や心情など無視して、自分たちの主張ばかり、自我ばかりを通してくる。

被害者がどこまで責め続けられれば解決できますか?

どの言動ひとつとっても、自分が自殺をしないことが私は不思議でたまらないというのに。

責任という解釈にそもそも温度差があり、

権力者は権力の維持だけを人生の目標に掲げていると言われても私には関係ない話だ。

私はそんな程度の低いレベルでは生きていないのだから。

喧嘩になりそうだったので、心の中で思うに留めた。

大人になるのも容易ではない。









病院を変更するか否か。

主治医の予定を信頼する看護婦へ聞くと、すぐさま婦長が口をはさむ。

今日じゃなくても明日でも明後日でも外来診療の際に聞けることで、

今じゃなくてもいいでしょう、と。

今必要だからお願いしているというのに。

何もわかっちゃいない。

感性の欠如とは、彼女をみているとこっちが切なくなってくるくらい人間性に問題を感じる。

何度も失敗するためにできた点滴の傷、

個室の用意をお願いしていたにもかかわらず、

その対応はわずか1日、気休めでしか行わなかった対応への私的判断。

どこに誠意や対応の不具合に対する真摯な態度が隠されているというのだろう。

主治医の移動というでたらめな情報を看護婦が私へ伝えることで

私を追い込む結果を導くことは誰だって理解できるはずだ。

今日は検察庁で主治医の診断書を見て肩を落とした。

あなたは敵ですか?

それとも私の味方ですか?

信頼を構築するにあたる私の努力、あなたが私へ甘えて続けてきた現実。

責任を持つ医師の姿勢の欠如は、あなたが若いからという理由で容赦してきたのよ。

もちろん、私もあなたに無理を言い、あなたはそれなりに対応してくださったのだから。








けれど、もう疲れたわ。

何もかもに疲れてしまったの。

明日、あなたへ私の真意を伝え、あなたが私を看取る覚悟や闘っていけるかどうか、

その気持ちを確認した上で、今後の取り扱いを私自身、検討しなければならないと痛感した。

でなければ私は自分の人生を左右する交通事故裁判には挑めず、

医療不信は払拭できず、あなたと二人三脚していくことがおそらくできないと思った。

あなたはショックを受けると思うわ。

私も眠れない夜を幾晩も過ごし、自分の人生に何が最良であるかを検討した結果、

精査対象にあなたが入らざるをえない事実と向き合ったとき、鳥肌が立ったのよ。

仕方ないとも言わせないわ。

縁がなかったとも、国家のせいにもさせたりしない。

私と向きあうのであれば最後まで責任を取れるのかどうか、

つまり責任とは、寄り添って患者の現実を直視できるかが問われるのよ。

医師としてではなく、大人として、ひとりの人間として。













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