朝4時に目覚める。
しばしバンコクの朝、東側の空が白んでくる光景を眺め、
今日がはじまる瞬間を私は祈りを捧げるために費やしている。
5時からはじまるカフェで何杯ものコーヒーを飲み、
ボーイたちと他愛ない会話を楽しみ、
読みかけの本のページを開き、
それをめくり、気に止まる言葉をノートに記す。
そして、あなたを思う。
短い言葉だけが無機質に届く。
大丈夫、心配いらない、おやすみ、入院完了など。
けれど、あなたも私を思っているわ。
その中に、背景に隠された思いが痛いほど伝わってくるのだもの。
だから私は鼓動が高鳴ってしまい、
激しい動悸としてあなたとシンクロしているの。
自分に必要な力を与えられるため。
だから、一度、死を経験することによって、
あなたは以前にも増して十分に生きることができる。
そして、私も。
※神様(友人)、ありがとう。
私はあなたの言葉に支えられ、そして、救われているわ。
私がタイにいても、あなたとも結びついている。
国境も時差もそのすべてなど関係ない世界で、私たちは生きている。
いや、生かされているのね。
ありがとう。