風の生まれる場所

海藍のような言ノ葉の世界

空や雲や海や星や月や風との語らいを
言葉へ置き換えていけたら・・・

男たちへ、見栄ではなく意地を

2007年08月29日 13時37分59秒 | シャーマンズボディ







男に限ったことではないが、

今日はあえて「男」に焦点を当てて話したいと思う。

それは最近の男には意地がないというか、意気地ともいえるのだろうが、

相手の都合で私を呼び出しておきながら、割り勘で・・・と言った言葉に、

ひどく私が驚いたことから端を発する。






割り勘が悪いということを言っているのではなく、

年上で、稼ぎも私よりも上で、相手の話を聞くために時間を要したことが、

割り勘・・・・・という一言で、私は「後悔」という二文字が脳裏をぐるぐると渦巻いた。

この人は銀座に勤務している。

誰もが知っているビルの管理会社だ。

彼の目的は「相談」ではなく「私」であることも最初から読めていたことだった。

だからはっきりと面と向かって言わなければ、

銀座に出入りできる自分ではなくなるような気がして、あえて時間をつくったのだ。






お金をかけずに、いや、お金をかければというものでもないが、

女遊びをしたい、既婚者でも独身のように遊びたいなど、あまりにも虫はよすぎないか?

私には男のあしたが見えてしまう。

金を追いかけても金に潰される。

金に追われても金に潰される。

資本主義は自由だ。

だからこそ残酷で冷酷なことを忘れてはならないのだ。






40代50代の男より、私には年下の男の子たちの方が有能に見える。

それは若さという特権を生かし、感性を研ぎ澄ませ、

自然の流れをじっと眺めていることが、彼らには出来ているように映るからだろう。







見栄を張る男は5万といる。

ただし、意地を張れる男がどれほどいるというのだろう。

江戸に縁のある場所では、よくそうしたことが話題にのぼる。





某会社の社長なんですがね、

昼食代のソバ代まで領収書を切るんです。

そのときは美味しいとおっしゃってくださるのだけれど、

仕事を離れると、自分のお金では絶対にここにはきませんの。

自分のお金を使わないということは、それで男の程度がわかるというものです。

うちとの縁もその程度なのだと思うようにしていますが、

それでも意地というか人情というか、ソバ代くらい、自分で支払わない根性が

私たちには非常識に映るのです・・・・・・・






私も同感なり

 

 

 


最新の画像もっと見る