「わんぱく坊やに出会う神戸の旅」シリーズより(つづき)…摩耶山掬星台へと…1000万ドルの夜景は、函館、長崎に並び日本三大夜景の一つであり、大阪から明石まで見渡せる大パノラマが圧巻です。海に向かって広範囲に光り輝くさまは「1000万ドルの夜景」と呼ばれています。
摩耶ケーブル駅(摩耶ケーブル)…「近畿の駅百選」山小屋風の駅舎…
「摩耶ケーブル駅」と「虹の駅」間(5分)を2台のケーブルカーが結んでいます…ケーブルカー「にじあじさい」(摩耶山の池に生息するモリアオガエルの色に日光をイメージしたライン。六甲山牧場の動物たちによる「山の音楽隊」のデザイン)に乗車しました。
摩耶ケーブルカー「ゆめあじさい」(摩耶山に生息する絶滅危惧種マヤランの色に月光をイメージしたライン。王子動物園の動物たちによる「街の音楽隊」のデザイン)…
虹の駅(摩耶ロープウェイ/摩耶ケーブル)…虹の架け橋をイメージして名付けられた、ケーブル線からロープウェイ線へ乗り換える駅…摩耶ケーブル虹の駅は1925年(大正14年)開業当初の姿をとどめる歴史的な建造物…展望台からは「廃墟の女王」として有名な「旧摩耶観光ホテル」がのぞめます。
摩耶ロープウェイは、「虹の駅」と「星の駅」間(5分)空中散歩で結んでいます…ロープウェイ「おりひめ」(摩耶山に生息する絶滅危惧種マラヤンの色に銀河「天の川」のデザイン)に乗車しました。
ロープウェイ「ひこぼし」(摩耶山の池に生息するモリアオガエルの色に銀河「天の川」のデザイン)…
星の駅(摩耶ロープウェイ)標高700mの場所…星の駅すぐ横の「摩耶山掬星台」からは、神戸市街の大パノラマが楽しめるのですが、濃霧のため1000万ドルの夜景は霧のかなたにへと…夜景観賞は、日没から20~30分後、春・秋は18時、夏19時、冬17時が目安に1000万ドルの夜景を眺めることが最高のようです。(山上は街より気温5~6℃低い)…
歴史ある参詣軌道「摩耶ケーブル」(まやビューラインケーブル線:摩耶ケーブル駅の表示資料により)……摩耶ケーブルは大正14年(1925年)、摩耶山天上寺の参詣客を輸送する目的で、生駒、信貴山、箱根についで全国で4番目に古いケーブルカーとして開業しました。摩耶山の急峻な斜面を登るため、国内でも屈指の急勾配を誇ります。昭和4年(1929年)には摩耶駅(現虹の駅)付近に「山の軍艦ホテル」と親しまれた摩耶山温泉が建設され、参詣客だけでなく、たくさんの観光客を運びました。昭和19年(1944年)に金属供出目的で営業休止に追い込まれましたが、昭和30年(1955年)に復活しました。その時に摩耶駅から摩耶山上にいたる摩耶ロープウェイが開業しました。平成7年(1995年)の阪神淡路大震災により、再び休業に追い込まれましたが、平成13年(2001年)に「まやビューライン夢散歩」として営業を再開。摩耶ケーブル駅は「近畿の駅100選」にも選ばれています。
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