ホット・ヨガというものを体験してみました。
ヨガ自体、したこともないような36歳の女が、突然ホット!?
いやぁ、無謀だったかもしれないとドキドキしながら、足取りも重く「美○ら」という新規オープンのお店へ行きました。
ああ、体験者は私のほかに、可愛らしい若い女の子が二人。
しかも、青森らしい目鼻立ちはっきりとした美人な二人と、これまたぱっちり二重で、「山本モナ」似の講師の方との4人でスタジオに入る羽目になりました
ホットヨガとは、通常のヨガで行う様々な意味のあるポーズや動作を、室温38度湿度60%という蒸し暑い中で行うヨガのことです。
体が温まるため、体がいつもより柔らかくなり、また汗の掻き方が尋常ではありません。これらにより、新陳代謝を促し、冷え性や便秘解消などの効果があるとのこと。これは、私向き!
今回はオープン記念ということで、通常一回2800円のところ、「5回で2500円モニター体験」というチラシを見たので、早速電話をしてみたのです。
お店は、中心街のど真ん中にあるビルの地階。お世辞にもキレイとはいえないその無機質な階段を下りていくと、やはり無機質な廊下が奥へと続いているのにまず目がいきます。そして、ふっと視線に入るガラス戸の向こうには、アジアンな雰囲気の店構えが見えました。お店に入ると、壁や床もすべて濃茶で統一し、籐の照明と、インテリア、そしてアロマの香りで包まれています。案内されて、奥に入ると、プレートのない無表情なドアが並び、一番奥にガラス張りのスタジオが見えました。
キレイなお姉さんたちは、そのスタジオの前に広がるスペースの長いすに腰掛けて、始まるまで待っていました。
モナ先生(という名前ではないのですが・・)がやってきて、説明をしてくださいます。
スタジオに入る前に水を飲み、コップには水をまた入れて、ヨガの最中にも水分を補給すること。
ヨガマットの上にバスタオルを敷くこと。
ヨガの間に無理そうだと思ったら中断してもいいこと。
スタジオに入ると、まっさきに足の裏がものすごく熱く感じ、びっくりしました。岩盤浴の上にいる感じです。
今日はとても蒸し暑い日でしたが、室内はさらに暑く、もわーっとしています。おおお、私の不得意な気候じゃぁないですか!まったくもう、私ったら、よく調べもしないで、安さにばかり目がくらんで、ぜったいにばてそう・・・。不安だらけの私は、もう薄ら笑いを浮かべるので精一杯でした。少しばかりの胸の奥で、大丈夫、ヨガは激しい運動はしないから、大丈夫とつぶやきながら。
ヨガの呼吸法。
ゆっくり鼻から息を吸い、吸った時よりもゆっくりと鼻から息を吐く。
このとき、へその下あたりに手を三角に置いて、そこを意識しながら呼吸していきました。初めは難しい呼吸法も、次第になんとなくできるようになってきます。
そして、体をほぐす、ストレッチ。自分でもなかなかしない、腕の付け根や足の付け根までゆっくりと揉みほぐしていくのは、とても心地のいいものでした。異様に暑い以外は。。。
英雄のポーズとか、蛇のポーズとか、様々なポーズをしていくうちに、その暑さはますます、私の体をホットホットにしていき、滝のように流れる汗は目に入るは、腕はすべるは、足はねばるは???
最後は、屍のポーズといって、仰向けに寝そべった形で、手の平を天井に向けるもの。これが、後ろ全身岩盤浴の中でするポーズなので、初めは眠くなってくるまなこも、どんどんギラギラとしてきて、「は、早くここから出してくれぇ!」状態に・・・。
モナ先生は、照明を落とし、ほぼ薄暗な中に身を置いて、そしてなんとも暑く苦しい中の沈黙は、寂しささえ感じました。ところが突然、
「ああ、お母さんのお腹の中にいるって、こんな感じかなぁ。」と思い始めたのです。お腹の中よりは暑いかもしれないけど、こんな感じなのかもしれない。少し不安、少し期待、ほとんど何にも見えないけれど、気配だけは感じるこの感覚。
そんなことを思いながらも、早くどうにかしてくれぇぇ!寝返りを打ちたいぃぃ!体を少し浮かしたいぃぃ!と切実に訴えておりました。心の中で。
すると、モナ先生の柔らかく少しトーンを落とした声が聞こえてきました。初め、なんて言っているのか聞き取れないほど、頭の中がぼーっとしていたのですが、その声はだんだんとはっきりと聴き取ることができるようになりました。
このとき、「お腹の中にいるときに、優しい声で話しかけられたら嬉しいだろうな。安心するだろうなぁ。」と思ったのです。暗闇の中の不安から、救われるという感覚です。
ホットヨガは無事に終わり、汗だくの私たちは、なんともいわれぬ倦怠感とぐったり感とで、スタジオの外のスペースでぼーっとしていました。汗はなかなか引きません。水を何倍も飲みました。扇風機を背中に感じながら、汗の臭いやらあるかないか分からぬ加齢臭が部屋中に充満してしまうんじゃないかと気になりました。
自分を取り戻すうちに、爽快感に変わっていました。まだまだ余韻に浸りたかったのですが、夫と子どもたちが待っているので、早く帰らねばなりません。さて、現実。
昨日のことでしたが、一日経ってみると、あのお腹の中の赤ちゃんの記憶らしきものがよみがえってきます。そして、思ったのです。
だれしも、期待と不安の中で生きています。赤ちゃんも、私たちも、そして大切な子どもたちだって。そんな揺れる心の中で、一番欲しいもの。それは、優しく包み込むような声。無条件の優しさ、今の自分を受け止めてくれる大きな愛情のような気がしました。
私も、夫も、子どもたちも、祖父母も、周りのいろんな人たちも、みんな欲しいのは、それなんだと、はっきりくっきり体感した「ホットヨガ」。
さて、あと4回!はまりそうです!!
ヨガ自体、したこともないような36歳の女が、突然ホット!?
いやぁ、無謀だったかもしれないとドキドキしながら、足取りも重く「美○ら」という新規オープンのお店へ行きました。
ああ、体験者は私のほかに、可愛らしい若い女の子が二人。
しかも、青森らしい目鼻立ちはっきりとした美人な二人と、これまたぱっちり二重で、「山本モナ」似の講師の方との4人でスタジオに入る羽目になりました
ホットヨガとは、通常のヨガで行う様々な意味のあるポーズや動作を、室温38度湿度60%という蒸し暑い中で行うヨガのことです。
体が温まるため、体がいつもより柔らかくなり、また汗の掻き方が尋常ではありません。これらにより、新陳代謝を促し、冷え性や便秘解消などの効果があるとのこと。これは、私向き!
今回はオープン記念ということで、通常一回2800円のところ、「5回で2500円モニター体験」というチラシを見たので、早速電話をしてみたのです。
お店は、中心街のど真ん中にあるビルの地階。お世辞にもキレイとはいえないその無機質な階段を下りていくと、やはり無機質な廊下が奥へと続いているのにまず目がいきます。そして、ふっと視線に入るガラス戸の向こうには、アジアンな雰囲気の店構えが見えました。お店に入ると、壁や床もすべて濃茶で統一し、籐の照明と、インテリア、そしてアロマの香りで包まれています。案内されて、奥に入ると、プレートのない無表情なドアが並び、一番奥にガラス張りのスタジオが見えました。
キレイなお姉さんたちは、そのスタジオの前に広がるスペースの長いすに腰掛けて、始まるまで待っていました。
モナ先生(という名前ではないのですが・・)がやってきて、説明をしてくださいます。
スタジオに入る前に水を飲み、コップには水をまた入れて、ヨガの最中にも水分を補給すること。
ヨガマットの上にバスタオルを敷くこと。
ヨガの間に無理そうだと思ったら中断してもいいこと。
スタジオに入ると、まっさきに足の裏がものすごく熱く感じ、びっくりしました。岩盤浴の上にいる感じです。
今日はとても蒸し暑い日でしたが、室内はさらに暑く、もわーっとしています。おおお、私の不得意な気候じゃぁないですか!まったくもう、私ったら、よく調べもしないで、安さにばかり目がくらんで、ぜったいにばてそう・・・。不安だらけの私は、もう薄ら笑いを浮かべるので精一杯でした。少しばかりの胸の奥で、大丈夫、ヨガは激しい運動はしないから、大丈夫とつぶやきながら。
ヨガの呼吸法。
ゆっくり鼻から息を吸い、吸った時よりもゆっくりと鼻から息を吐く。
このとき、へその下あたりに手を三角に置いて、そこを意識しながら呼吸していきました。初めは難しい呼吸法も、次第になんとなくできるようになってきます。
そして、体をほぐす、ストレッチ。自分でもなかなかしない、腕の付け根や足の付け根までゆっくりと揉みほぐしていくのは、とても心地のいいものでした。異様に暑い以外は。。。
英雄のポーズとか、蛇のポーズとか、様々なポーズをしていくうちに、その暑さはますます、私の体をホットホットにしていき、滝のように流れる汗は目に入るは、腕はすべるは、足はねばるは???
最後は、屍のポーズといって、仰向けに寝そべった形で、手の平を天井に向けるもの。これが、後ろ全身岩盤浴の中でするポーズなので、初めは眠くなってくるまなこも、どんどんギラギラとしてきて、「は、早くここから出してくれぇ!」状態に・・・。
モナ先生は、照明を落とし、ほぼ薄暗な中に身を置いて、そしてなんとも暑く苦しい中の沈黙は、寂しささえ感じました。ところが突然、
「ああ、お母さんのお腹の中にいるって、こんな感じかなぁ。」と思い始めたのです。お腹の中よりは暑いかもしれないけど、こんな感じなのかもしれない。少し不安、少し期待、ほとんど何にも見えないけれど、気配だけは感じるこの感覚。
そんなことを思いながらも、早くどうにかしてくれぇぇ!寝返りを打ちたいぃぃ!体を少し浮かしたいぃぃ!と切実に訴えておりました。心の中で。
すると、モナ先生の柔らかく少しトーンを落とした声が聞こえてきました。初め、なんて言っているのか聞き取れないほど、頭の中がぼーっとしていたのですが、その声はだんだんとはっきりと聴き取ることができるようになりました。
このとき、「お腹の中にいるときに、優しい声で話しかけられたら嬉しいだろうな。安心するだろうなぁ。」と思ったのです。暗闇の中の不安から、救われるという感覚です。
ホットヨガは無事に終わり、汗だくの私たちは、なんともいわれぬ倦怠感とぐったり感とで、スタジオの外のスペースでぼーっとしていました。汗はなかなか引きません。水を何倍も飲みました。扇風機を背中に感じながら、汗の臭いやらあるかないか分からぬ加齢臭が部屋中に充満してしまうんじゃないかと気になりました。
自分を取り戻すうちに、爽快感に変わっていました。まだまだ余韻に浸りたかったのですが、夫と子どもたちが待っているので、早く帰らねばなりません。さて、現実。
昨日のことでしたが、一日経ってみると、あのお腹の中の赤ちゃんの記憶らしきものがよみがえってきます。そして、思ったのです。
だれしも、期待と不安の中で生きています。赤ちゃんも、私たちも、そして大切な子どもたちだって。そんな揺れる心の中で、一番欲しいもの。それは、優しく包み込むような声。無条件の優しさ、今の自分を受け止めてくれる大きな愛情のような気がしました。
私も、夫も、子どもたちも、祖父母も、周りのいろんな人たちも、みんな欲しいのは、それなんだと、はっきりくっきり体感した「ホットヨガ」。
さて、あと4回!はまりそうです!!
あゆみんは、体の声が聞こえる人だね。私も妊娠中によくアサカさんに「体の声を聞いてね」と言われたが、聞こえた試しがない。いや、私の体は声を上げていたのだろうけど、脳みそ肥大気味の私には聞く力がなかった。
それは間違いなく才能だねえ。
気のせいじゃなくて。。。ふふ
お互いがんばって続けていきましょー☆