赤ちゃんの瞳は 見えないものが見える

今日は、小学校の参観日でした。

役員側が企画しているイベントで、小学校のジャージを譲渡する会を

今日の参観日前に開催しました。

たくさんの保護者の方々が来てくださって、

ジャージの譲渡を申し込んでくれました。

皆さんにお渡しできるかは、希望者数によっては叶わないのですが、

でも、できるだけ多くの方々にお配りできるように努めたいと思っています。


寒い寒いホールでの開催でしたが、生後約2ヶ月の赤ちゃん連れのお母様が

いらっしゃいました。

聞きますと、上のお子さんは私の長女と同じクラスではありませんか！

ジャージをゆっくり見てもらいたくて、

その2ヶ月の赤ちゃんを抱っこさせていただきました。


小さくて、あったかくて、やわらかいその感触は、

いろんな思いを思い出させます。

瞳を見つめても、視線が合っているのか合っていないのかわからないほどに透明な、色。

まだ、向こうの世界とこちらの世界を行き来している、

そんな感じです。

あの瞳には、私たちにはもう見えなくなったものが、

きっと見えているに違いないのです。

どんな色が見えているのでしょうね。

どんな姿を見ているのでしょうね。


顔を20センチくらいにまで近づけると、

ふっと目線が合います。

そして、じっと見つめます。

目の奥で、お話します。

少し眠そうです。


最近、下の子が「赤ちゃんを抱っこしてみたいんだよねぇ」

と言いながら、

こうやって・・・と、抱っこして、頭をなでる仕草をします。


ははは

私には、もうその体力は残っていないので、

「そうだねぇ。」としか返せないのですが、

赤ちゃんと触れ合う機会を作ってあげてもいいよね。。。って思います。


友人のところで、赤ちゃんが生まれたので、

こっちに帰ってきたら、遊びに行きたいと思います。



2ヶ月の赤ちゃんと、ママは、

私が他のことをしている間に、もういなくなっていました。

ほんとに、まるで天使のように、

私に癒しを置いて、行ってしまいました。


幸せだねぇ。。。

命に触れられることが。

そう思いました。


授業参観では、NHK放送体験クラブの報告発表でした。

一つの番組を作るために、多くの職種、多くの人の力が結集されるという

体験をしてきた子どもたち。

発表を聞きながら、

「無駄な仕事は一つもない」ということを考えました。

ということは、

「無駄な人は、一人もいない」ということ。

「無駄な命なんて、一つもない」ということ。


誰のために生きているのか？

自分のためだけに生きていると思ったら、大間違いでした。

他の多くの人たちと調和しながら、影響しあいながら、

他の命のためにも、私たちの命はあるのだと、気づかされました。


授業参観。あなどれませんね。

よい授業でした。

体験させてくれて、ありがとう。