楽の志 ~らくのこころ~

湘南で木の家づくりをしている「楽居」の親方三浦がキャッチしたできごと、思い、喜び、悩みなどを、力を込めて投げかけます。

山北町 K邸

2007-03-15 16:04:13 | おうち
今日は一日曇りで、朝現場に向かう途中の富士山もドンヨリしていました。

現場の作業は、屋根の銅版噴きの解体です。
昔ながらの銅版噴きの一文字張りの屋根は、解体するのがもったいないくらい ・・・あと数十年は十分もつ代物です。

っというか、板金屋さんの納め方が見事で、水の回っている箇所が一つもありませんでした。当たり前ですが、当時コーキング(防水材)は無い為屋根の板金だけでもたせているという仕事は「匠」といえるでしょう。

お施主様の事情で、今回立替ですが この屋根も銅のためまたリサイクルすることが出来ますし 家全体を見てもコンパネや集成材 グラスウールは使われてないため、ほとんどが再利用可能な材ばかりです。

昔の家には、無駄がなく良く考えられた造りですね。
楽居の家も現代の 家の性能を持ち再利用可能な本物の材ばかりですので ブログを通して 伝えていきたいと思います。

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