懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

イスラエル、「ガザを第二次大戦時の広島と同様に」って?!

2023-10-31 03:24:47 | Weblog
イスラエルのガザへの地上侵攻は、散発的に、もう始まってるってニュースでやってたけど、一方、ドカーン、ドカーン、と空爆で街が丸ごと破壊されて行ってる映像が、凄まじい。

一方、イスラエルは、パレスチナのガザ地区を「第二次世界大戦の時の広島と同じようになるまで破壊するしかない」という表現が出てきて。
(そうすれば、今やってるレベルの地上侵攻でなく、もっと大規模な地上侵攻は必要なくなる、とかって話。)

言ってることも物凄いけど、突然「広島」が出てきたのも、非常に不愉快。
イスラエルの高官とか、或いはアメリカの上の人とかは、広島の原爆投下で日本が壊滅的な被害を受けた歴史的事実を、そんな風に捉えていたのかって、だんだん、分ってきてしまうと、私ら日本人側と、感じ方が真逆で、・・・。イスラエルの高官は、原爆投下を肯定してるんですね。

いらっとくるけど、いわんとするところとしては、イスラエル政権側は、”ガザを原爆投下後の広島のように、まっさらで何も残らないくらい、空爆しないと”、ってことらしい。酷ぇ!

一つには、風当たりが強いんで、当初予定していた、大規模な地上侵攻の形でさらに世界に叩かれるのを避けて、もっと五月雨式の地上侵攻と、空爆の嵐でガザを壊滅させる気なのかな。

そう、イスラエルの空爆は、今迄もよくやってきてたし、今回も、強烈な破壊力でビル丸ごと吹っ飛ばしてるのとか、さらに、破壊された街へ、その後も空爆して、地上に灰が舞ってる下に瓦礫があるだけの空間にしてたり、(その下敷きで人が死んでる)、

そこまで物凄いことやっても、国連とかでイスラエルも非難決議も出てないから、「空爆の方が風当たりが少ない」(?)、とか?

日本政府も、イスラエル支持を打ち出してる。
でも、ガザ広島化計画の話まで出てくると、日本政府のヘタレぶりが不愉快すぎる。

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イスラエル側は、海外メディア向けに、メディアツアーとかっていうのをやってて、イスラエル国内のハマスに襲撃された村を、片づけずそのまま保存し、わざわざそれを日本含め外国のメディアに見せて、パレスチナ側はこんな酷いことをするんだ、というのを宣伝してることも、日本のメディアが紹介してた。(腐臭がするって言ってたから、多少片付ければいいのに、って思った。)

ただ、イスラエル側の状況はこうやって分かっても、ガザ地区はもう、外から日本のメディア関係者がほぼ入れないんで、もっと悲惨な状況になってるのに、写すことができない、って言われていた。

そんな中、ガザにとどまり、報道して亡くなった外国人ジャーナリストが、スマホ画像っぽい物で送ってきた、「死の2日前の映像」も流されてた。イスラエルの非道で凄惨な状況の街の、貴重な映像だけど、それだけでなく、これらを命がけで世界に発信し、亡くなったジャーナリストの事、映ってる映像と、映ってない死のことへも、思いが至る映像だった。

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そんな中、別の映像で、大けがをした二人のガザ市民が声を掛け合っているものも、目を引いた。

二人とも重症の様子で、一人は頭を包帯で覆い、片腕が肩から下がごっそり無くなってる体で、粗末な寝床に横たわっていた。もう一人が同様に横たわって、その重傷者に、「怖くない、怖くないよ」と励ましていて、言われた相手が「大丈夫だよ」と返していた。その姿は全然大丈夫じゃないんだけど。

瀕死の重傷に見えるし、その症状と、電気も水も医薬品も食料も奪われたガザの現状も加わって、この人たちは、早晩亡くなる可能性が高いのでは?と思われたが、そんな中で、前向きというか、明るい言葉をかけていて、最後まで人間らしい気持ちも失わないんだなと思って、こんな中で、こんな言葉で励ましあえる人たちの在り方、健気で心動かされる物があった。

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一方、世界各国のデモの中でも、歴史的にイスラエルのシオニストがパレスチナ人を追い出して建国した、その原因を作ったと言われてるイギリスでの、イスラエルへの抗議の10万人デモ、っていうのが印象に残った。一方で、ロシアのタゲスタン共和国って、前に可愛らしい記事で見た国だったので、イスラエルへの抗議行動で荒れてて、出動した地元の治安部隊も怒りの群衆に車を揺らされてて、素朴な人々が怒りで荒れるのが気の毒で、とにかく、世界の怨嗟の声を受けて、イスラエルが圧力に負けて折れるようにと願った。

イスラエルの市民には、全然まともな人も居るし、ネタニヤフ氏だけでなく、イスラエルの高官は、皆殺気立ってるというか、もう表情からしておかしくなってるのが見て取れて、誰かが仲介しないと彼ら自身が暴走を止めることは不可能に見えた。
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過去の日記「グリゴローヴィチのロミオとジュリエット」という記事で、パレスチナも含め「憎しみは果てしなく連鎖する」ようなことを書いたが、今ではそれは少し違うと思った。自然に憎しみが連鎖するのではなく、裏で画策する人間がいる。

数か月前、サウジとイランが、中国の仲介だったかで、あっと驚く和解をした。
その頃、メディアで出ていたのは、アメリカの諜報機関が暗躍し、各地で民族紛争や対立を煽ってた形跡があるんだそうで、民族や宗教が違っても、自然に対立するというよりかは、対立があると利益になる別の人たちが、裏で糸を引いて対立を煽る、という事も、あった模様。

だから、憎しみは果てしなく連鎖する、というより、憎しみが連鎖するように、仕向けられている場合もあるので、そういう裏に気付いて対立を止めた方が良い、という事になる、と思った。
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イスラエルの人質解放に、カタールが一役買っていた。カタールって、ワールドカップでしか知らない国だったのに。
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バイデン政権下のアメリカで、アメリカのメッキが剥げまくり。
一方、かくまでイスラエルが西側に擁護され、非道に目をつぶられることにも、背景や、裏事情はあるみたい。
だから、臆せず、反戦という事も大事みたい。

イスラエルはガザやヨルダン川西岸地域などへの、暴挙をやめよ!
日本政府は、イスラエル支持をやめ、先の国連決議での棄権を恥じよ!


私も岸田政権をまねて、一方的に~主張してみました。
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追記:
岸田政権はまた、1兆円どっかにばらまくって?
日本て、そんなにお金って、あるんだ?!って、いつも思う。
そんなあるなら税金返してほしい。(今回の不公平減税は、苦笑することに、還元が乏しい層って、貧しい層(非課税世帯ほど低所得でもないけど、収入の少ない層)だと経済ニュースで言っていた。)

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