懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

作品を延命させるもの~『スパルタクス』、ポルーニン & ノヴォシビリスクバレエ

2019-04-29 02:46:51 | バレエ
~以下、グリゴローヴィチ版『スパルタクス』が、ボリショイ以外のバレエ団で上演された、公演画像を見た件での雑談です。

スターのポルーニンが客演した、ノヴォシビリスクバレエ公演。 2018年12月頃のだったかも。~

海外のバレエ公演で、好キャストの『スパルタクス』全幕を、画像で見た。

(日本の公演に行くだけだと、見られるものに限界があるので、日本で見られない公演が、いくばくかでも見られると嬉しい。)

『スパルタクス』全3幕
音楽:A.ハチャトリアン
振付;Y.グリゴローヴィチ

主役・奴隷の解放軍指導者・スパルタクス:セルゲイ・ポルーニン
敵役・クラッスス将軍:イーゴリ・ゼレンスキー
後のキャストは、名前知らない人。ノヴォシビリスクバレエ団

スパルタクス上演史上でも、この位、主役・準主役、メインの二人が二人とも良い感じって。

スター性ある上に適役、踊りの上手さ&魅力、役の身分の上下関係に違和感がない、といった点で必要十分条件を備えてるのって、このレベルは、もしかして珍しいかも?と思える好配役だった。

好みの違いは、見る人によってあると思うけど。
客観的に、これ以上の好キャストって、なかなかない、かも(?昔のボリショイのガチファンが聞いたら違う、っていうかもしれん。)

このバレエに限らないけど、キャストって重要で、主役がいいのは時々あっても、この作品のメインの二人、二人ともいいのが貴重。スター性、存在感、高等技術において、力が拮抗しているので、片側だけ見劣り感もないし。スターのポルーニンに互せるものが、ゼレンスキーにあるので。

(大昔の成功者、V.ワシーリエフ(スパ)とM.リエパ(クラッスス)だって、冷静に考えると、何となく、ちぐはぐ。(敵役のリエパが、ハンサムすぎる、主役より脇役が、女性ファンが騒ぎそうな人、しかも将軍役なのも???リエパって、どっちかというと、王子とか、そういうイメージの風貌じゃないのかな?自分はリアル世代じゃなから、よく知らないけど。

ゼレンスキーはそこまでハンサムってんでもなく、王子専科風でもなく。舞踊が男性的っていうか、空間支配力があって、将軍っていわれれば、まあ、あってるのかも。

ポルーニンは、身体能力高い男性ダンサーだから、珍しい男性バレエで、男の子モードで、王子役とは別の魅力を出してる感じかな? こういう男性バレエは、どうしてもガンガン跳べて廻れる体力強烈なダンサーが抜擢になるので、ポルーニン位、個人人気の出る、華のある人がキャストされるチャンスも貴重すぎ。上体だしてもそこそこ綺麗だし。

ついでに言うと、例えば、2006年パリ公演の、スパ役:カルロス・アコスタは、奴隷には見える風貌だけど、ポルーニン程の主役の華はなかったと記憶してる。きっと、技術的にとりあえずこの振付を踊れるから、抜擢されたんではないかなあ?と推察するけれど。)

ここのバレエ団と比べると、
ボリショイは、まじめで、言わば“バレエの決まりごとにがんじがらめになっている”部分があって。(クラシックバレエの規範に厳格であることと、作品を自由に表現することって、時として両立がそんなに簡単ではない、の、か、も??)


それが阻害してる要素からは、こっちのバレエ団(ノヴォシビリスク)は、自由、なのかも?
と思える部分が、グロゴローヴィチ振付の面白さ、個々のバレエ団のグリ版の面白さを、うまく引き出していた、ともいえる。

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が、しかしながら、暫く見入った後、考えが覆って、

矛盾するが、しばらく見ていると、やはり反面、私が一番好きなのは、(基本的には)、やはり、グリゴローヴィチ自身が、そして彼の信頼するスタッフが、振りうつし等、演技指導するボリショイバレエ団の『スパルタクス』の群舞の動き、演技、なのだった。

(ハチャトリアンの音楽と、コールドが混然一体となる瞬間の、バレエの醍醐味は、やはりボリショイで見た2000年代位までのが、自分的には一番かも。エギナがスパルタクス軍を酒と女でグダグダにさせる3幕の見せ場の盛り上がりの、音楽と振付のコラボ具合とか、独特のものがあったような。それに、エロいシーンも、どっか品格(?)があったかも?(うろ覚え)演技も厚みがあって、ダンサーによっては、色々考えて演じてそうで、その分、見た後にインスパイアされるものは、多かったかな。

グリゴローヴィチが、この振付でやりたかったコールドの動きって、例えばこんな感じだったんでは?と一番感じたのは、2002年ボリ来日公演、東京公演の、ベロゴロフツェフ主役の日のコールドだった。過去だなあ・・・。あの時は、観客は皆びっくりして、舞踊世界に圧倒されていたっけ。そういうのは、その後のスパ公演では、自分は見ることはなかった。

そういうのと、今回のゼレンスキーが多分、実質演出になるのかな?と推測される舞台とで、コールドの印象、現出される舞踊世界が、自分にはかなり違って見えた。同じ振付でも、演出家によって、多少捌き方が変わる。そういう点も、それぞれの違いをお面白がりながら見た。どう違うかって、細かく書けなくてごめん。時間なくて。)

ちなみに、ベロゴロさんは、この日より、もっと後の海外公演の方が出来は良かったみたいなんだけど。)
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さて、2018年頃のノヴォシの話に戻って。主役&準主役は、ポルーニン:スパルタクス、ゼレンスキー:クラッスス、
このコンビには、「この組み合わせでボリショイでやってほしい」、位の印象をもった。

(けれど、そういう思いは、この地方バレエ団で、この好舞台を実現した、たぶん芸術監督?のゼレンスキーや、ノヴォシビリスク・バレエ団の人々に、失礼かな?)


大昔のボリショイ来日公演、『スパルタクス』全幕に感動したオールドファンは、その後のキャストを認めないかも(?)しれないけれど。

時間がたつと、やはりそれは視野が狭い面もあるのかもね、とか、

作品を延命させるために、新たなダンサーを必要とする、という現実と、そして、キャストが変わることによって、名振付という物は、新たな命を吹き込まれるものなのかも?ね、
と思いもした。


スパルタクスとクラッススは、敵対関係だけど、この役の、ポルーニンとゼレンスキーは、実際には仲が良さそうで、そういう信頼関係が、舞台をより充実させていた気がした。

(エギナ役とかは、名のあるバレリーナなのかもしれないが、ノヴォシビリスクバレエに詳しくない自分は、お名前知らなくて、感想割愛。)

(自分は、こういう「男の子のチャンバラバレエ」みたいな、男の世界のよりも、女性美のバレエの方が本質的には好きな人間なのだけど。)

何となく、二人とも、やりたい作品をやりたい仲間とやってるような、楽しんで踊ってそうな感じがあって、そこは見ていて楽しかった。

自分は、ゼレンスキー、特に好きなダンサーではないけど、この敵役クラッスス役に付いては、歴代グリゴローヴィチ版のスパのクラッスス役の中では、かなり適役で、好キャストなんではなかろうか?(ボリショイのガチファンは、違うっていうかもだけど。)

軍を率いる手ぶり、脚、皆をかしづかせている者の傍若無人さみたいのが、過去に見た同役の人より出てたような。

そして相変わらず、空間を支配するジャンプで、宙を切る時の脚のラインの型の定まり方の安定感と、脚のラインのきれいさ。

酒池肉林シーンで女の子好きそうな感じが出ていて、役にあってて嬉しい。

*ボリショイの歴代クラッスス役たちは、それぞれ魅力はあるけど、ちょっと根がまじめすぎるかな?っていうのと、どうしても、主役のスパに、その時代の一番メインのダンサーが入って、2番手以下のダンサーがクラッスス役になる。その点、ゼレの場合、芸術監督をやってて、バレエ団の中での地位がとても高いので、実際の立場・今回の上演集団の中での地位の高さが、

劇の虚構の設定、クラッスス将軍という高位の人の役どころにあっていて、殊更に作らずとも、女たち侍らしての乱ちき騒ぎシーンとか、スパルタクスよりもずっと地位が上の感じとか、そういう雰囲気が自然に出しやすい立場で、見ていて違和感がない。

スターのポルーニンは、信頼するゼレンスキー監督の下で、伸び伸びと本来の資質を全開させて、部分的にはっとするようなジャンプとか宙を切る回転の切れが目立つ時があって、この振付の一部を新鮮に見せていた。

どちらかというと、ポイントで惹きつける踊りだったが、過去のスパルタクス役たちと比べても、はっとする様な切れ味を見せた瞬間があった点、過去の成功したダンサーの模倣で行かなかったこととか、ちょっと、現代のスパルタクス役として、良かったと思う。

というか、個人的には、今まで見たポルーニンの他の舞台の画像より、技術的に魅力が高かった。

【コールド】、
権力者クラッススが、ローマの退廃的文化をさく裂させるシーンとか、女たちを侍らして、でもって、愛妾のエギナと酒池肉林パーティーやってる所なんかは、

ボリショイの人たちって、今回の舞台と比べると、いささか、まじめすぎるのかもね?と思う位、ローマの貴族の相手をする女のしどけない感じは自然に出てたような気がするし、ゼレンスキーとエギナ役のからみも、いかにもそれらしい感じが、ボリショイの舞台より多かった気はする。

ただ、そうはいっても、ハチャトリアンの音楽を的確に表現した、ボリショイのコールドのアカデミックな舞踊スタイルは、しばらく見ていると、やはり、ノヴォシでは得られない満足感もある。

と、ボリショイ、ノヴォシの二つのバレエ団のグリゴローヴィチ版「スパルタクス」は、私に、改めて作品の魅力を多角的に伝えてくれた。

色々なバレエ団で上演されるというのも、優れた振付作品が今一度試され、また別の面から光を与えられるという点で、なかなかいい事なのかもしれない。

そうはいっても、主役のポルーニン、準主役のゼレンスキーの、やりたい演目を伸び伸び踊ってるらしく好演あってのことではあった。

この舞台を堪能しつつ、また、ボリショイバレエ団の方の舞台も見たいな、と思う様な、舞台鑑賞となった。

(個人的には、マイ・スパルタクスは、イレク・ムハメードフ(ジャンプに圧倒されるのは皆そうだと思うけど、私的には、加えて、やはりスパ役の演技の深さは他の追随を許さないので)、昔のボリショイファンに確定評価があるのは、大昔のウラジーミル・ワシーリエフ。で、その後の時代で、私的には、見たかったひとりに、デニス・マトヴィエンコのスパルタクスがあったりしたけれど。)

ついでながら、生舞台「スパ」は、自分は2002年頃のボリショイ来日公演で見て。

この時のスパルタクス役は、ドミートリィ・ベロゴロフツェフ(『神無き現代のスパルタクス』、といった風情で、過去のスパ役と比べ、カリスマ性より苦悩する方が目立った。カオスを感じさせる舞台、コールド。踊りの洪水のような強烈な印象を受けるコールド、舞台だった。)と、

クレフツォフ(夫人のパリシナと共演だった)の二人。

(クレフツォフの方は、旧ソ連の英雄像のような、強くて妻には優しい、『理想のスパルタクス』の印象。感動した後、ホールを出る時に、「でも、あんな理想的な男性って、現代日本にいるのかしら?」って思って、我に返って笑ったり、てな観劇体験だった。踊り方は、アキレス腱切ってたクレさんの方は、踊り盛りベロゴロさんより、省エネな感じで、上手にエネルギー配分して全幕を乗り切ってる感じだった。)

ベロゴロとクレさんで、対照的な世界観。そして、ウラジーミル・ワシーリエフの雷神のような、われがねのような声が聞こえてきそうな、怖さもあるスパルタクスと比べると、クレさんの形象は、怖そうではなかったところが違った。)

この2002年公演は、エロっぽかったグラチョーワの「女帝エギナ」とか、主役のベロゴロフツェフより拍手が多かった、しなやか曲線を描いて飛ぶ、軟弱キャラのネポロジニーのクラッススとか、美脚アントーニチェワのフリーギアとか、自分はネポのクラッススより、ローマの歴史書から抜け出たような見かけだったルィーフロフのクラッススの方が、ローマの将軍っぽくてキャラ的には納得度が高かったとか、・・・・いい出せばきりない。)

ついでに、ネポのクラッススとグラチョーワのエギナって、他キャストに比べて、女の方が支配的な関係性に見えた。


もっと言えば、2006年頃のパリ公演の日本でのTV放送があった時のものとか。

(一番印象が良かったのは、理想の妻・ニーナ・カプツォーワの美しきフリギア。スパルタクスの死の後のシーンの演技は、歴代フリギア役の中でも一番、胸を打たれる演技だったって言ったら、大昔のプリセツカヤの演技がいいっていう人は異論があるかな? あくまで、私主観ということで。

あと、オケが、パリの方のオケで、ボリショイ管弦楽団とは違う良さがあったと記憶。)

他にも、スパネタは、あるけど。

あ、2012年冬のボリ来日公演、のパーヴェル・ドミトリチェンコ主演の『スパルタクス』は、上演当時の拙稿が、別にあるので、興味ある人はそっちを見て下さい。2月だったかな。

推敲してない。拙文失敬。


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2019年春天

2019-04-28 16:43:15 | 競馬
先週書いた通り、今週もルメールにしてしまい、

1番人気、フィエールマンが勝った。

予想は平易で自慢にならなくても、勝って嬉しい。

若い馬のレースを見た後で、歴戦の古馬のレースはやっぱり味があるなって思ったけど、勝ち馬は若かった。

ディープインパクト産駒のワンツーで、言われてみると、最後の直線の1,2着馬の叩き合いの並走の様子は、2頭、何となく似てたかな?

春天らしい、見ごたえあるたたき合い。2着グローリーヴェイズ。3着パフォーマプロミス。

来ないような気がしたエタリオウは、やっぱり来なかった。

なんとなく、フィエールマンが強そうで、レース中も、素人目にも勝ちそうに見えたけど。

最初、レース前、やっぱり競馬っていいなと思った。

ルメール騎手、勝利ジョッキーインタビューの時、背景のJRAのボードの馬の絵、平安貴族の服みたいのを着てて、あれは、天皇の装束という事なんだろうと思ったけど、なかなか、かわいい絵でした。

レース発送前の、ファンファーレの演奏、大幅に外していたのは、ご愛敬?

※競馬はとても良かったけど、一方で体操で白井健三が不調で・・・、

出来れば、だけど、五輪までにいい演技ができるようになったらいいなと思った。

こればっかりは好みの問題で、自分は、ニューフェイスの人たち(お名前失念)より、白井健三の筋肉の付き方とか、しなやか系の演技の方が、より、見ていたい系統のものなので。
でも、ま、東京五輪は先の話だし、新しい世代が台頭していくのは、スポーツ界の厳しい現実ということなのか?

スポーツで状態を維持するのって、難しい。

※ついでに言うと、フィギュアスケートで、またまたロシア女子シェルバコワが、「今度は4Fをやった!」と出ていて、こちらは絶好調らしい。それは、ぜひ見たいかも。上手すぎる選手ならジュニアも映してほしいですわね。

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なんでもあり

2019-04-28 01:54:30 | Weblog
GWと代替わりイベント、という時期で。

・現天皇が意思を貫いて公務を終えられて、本当に良かった。

・でも個人的には、4月30日は休みじゃないし、5月1日は、会社が後から休業日になったみたいなので、

(即位の礼だから???理由聞いてないけど。)

5月1日の皇太子殿下と雅子妃の即位の儀式を、ちょっと楽しみにしていたりする。

・やっぱ、GWだからという事で、4月30日に食事の誘いがあったけど、断ってしまった。

この頃、何度か誘いを断っていて、我ながら付き合いの悪い人になってしまっている。

・困惑したのは、役所の10連休。だからその直前に行ったけど、役所に行ける日が少なくて個人的に大変だった。病院とかも休みが重なるけど。

・苦笑したのは、れいわで商売する謳い文句の数々。内心関係ないのではと思うけど、

れいわ記念、みたいな感じで、自分のとこの商品を買ってくれ!という趣旨の商売勧誘メールが複数来て。

・元号が変わるのは、西暦で何年になるか、計算するのが得意じゃないので、その意味で困惑する。

西暦に統一してくれたら、算数が得意じゃない自分みたいなのは、助かるんだけど。


・今の皇太子さまにやっぱり一番感動したのは、月並みな意見だとは思うけど、

結婚前に今の雅子妃に、プロポーズした時、「僕が守ります」って言ったというエピソード。

ほんとは、もっと細かい話があるらしいんだけど。それで、人格否定発言とかも、その約束を守るという意思で出てきたのだろうし、・・・正直、日本人の男性で、ここまでできる人ってなかなかいないかもと思うし、(というか、なかなかここまでは求められない)逆に、日本人女性なら、こういういきさつに感動、共感しない人は少ないんじゃないかなって思う。

理想を現実化するのは、なまなかでないけれど。

かつての皇太子殿下の理想主義は、皇太子時代は、理想を貫く形で終わったと思う。

天皇となれば、天皇を政治利用しようとする政治家の思惑とか、大きな流れの中で、中庸を保つのもなまなかでない側面もあろうかと思うけれど。

日本が、不安と冷淡さが加速する次代になっていく中で、後から振り返っても、「僕が守ります」という言葉の放つ輝きは、いや増すことになるだろうと、平成の終わりに、ちょっと思った。

皇太子さまが、現天皇のように、無事に意志を貫ける次代であれば、と、ちょっと思った。

私は皇室関係に詳しい人間でも強い興味のある人間でもないので、門外漢の雑感。

れいわ商法は、・・・とりあえず笑える広告がいくつか。

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【祝・当選】 沖縄・屋良朝博氏、世田谷区・保坂展人氏

2019-04-22 00:54:36 | Weblog
≪4/21 統一地方選挙ネタ≫
夜に、確認できた結果で。

沖縄・屋良朝博氏、世田谷区・保坂展人氏、当選おめでとうございます

(一まとめでブログにしてごめん)良かった、良かった

家に帰ってきて、まず、期待の沖縄!やっぱり、やってくれました!

信じてたよ‼沖縄市民。沖縄3区補選で、「オール沖縄」勢力が支援した、屋良朝博氏、早々に当確!!屋良氏の実力と、市民の皆様の民意の反映に、さすがだなと思った。

デニー玉城沖縄県知事のお元気そうな様子と笑顔に、思わず破顔。

余談。沖縄以外も、例えば、私の住んでるエリアも、なんか上空に飛行物体の低空飛行を見ることも多くなり、沖縄の問題は、私たちの問題でもある、という様相が、一層、今後濃厚になってくると思う。アメリカ軍と日本の関係について、沖縄の試行が、逆に非沖縄の私たちにも、きっとサジェストになったり、力になったりすることも、今後、あると私は思ってる。

反対ばかりという事でもなく、現実的で建設的な道を切り開く意味でも、日本にとって為になる結果になったと考えている。こないだ、最新鋭戦闘機も海に落ちて人が死んだみたい(?)だしね。自民党の女候補が落選して嬉しい。

(今は、女議員を増やすだの、女性活躍だのと、やたら、突然とってつけたように、局所的に女、女と言われるが、別に、ぽっと出の自民党の女候補なんて、有難くもなんともない。ちゃんと地道にやってる女は、どのフィールドでも、結果は出してる。

あべ主導みたいな、ニワカ系の女性活躍だのなんだのって、何かうさん臭くてギマンしか感じてないし、今回、急に自民党系の女候補が湧いて出て、聞いたこともないような名前の女たちで、こういうニワカって、・・・・。

女の自民党議員って言ったら、例えば野田聖子みたいのは、それなりに重みが感じられるけど、あべ関係の人だと、どうしてもちゃらちゃらした人なんじゃないか?って思ってしまう自分。だから、本気でやりたい人は、あべみたいなのの、うさん臭いブームみたいなのに、乗らない方がいいと思うよ。)

ちゃんと仕事してる人は男でも女でも関係なく認められてるし、昔は男尊女卑だった安倍晋三が、急に女性活躍とか言い出しても、それに乗っかる人たちが、虚飾系?って思っちゃうし。

ちゃんと仕事してくれる政治家なら、男女の区別なく歓迎。女が特別、男が特別、なんてことは、ない。自民の新人の女候補たちが、今回の選挙はうざかった。)

おっと、つい、「女性活躍の欺瞞」問題を愚痴ってしまったが。

そんなことより大事なのは、世田谷区で保坂展人候補が、無事勝った事!

(この方は、記憶違いでなければ、去年、演劇の公演に、トークゲストとして参加されていて、アクティブな方なんだなって思って、好印象だった。何党に所属してるとかそういう事だけじゃなく、地道にできる事を模索して、積み上げた努力で「継続は力なり!」を立証した勝利だったのだろうと、世田谷区民じゃない私は、想像してる。)

良かった、良かった!!

女の議員を増やすとかいう話は、数合わせじゃなく、中身をやっぱり私らは求めてしまう、ということなのよね。

あの、政界女詐欺師、小池百合子だって、女だしね。あんなのいらないよ。
権力や名声が欲しいだけの人は、女でも男でも、いらない。





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コンテンポラリーの舞台を見るような

2019-04-15 01:43:20 | Weblog
フィギュアスケート国別対抗戦は、世界選手権があった後の、格下の試合だし、とか思って、

自分は、リアルタイムでは、試合をあんまり見なかったのだけど。(羽生が出ないから、っていう要素も・・・。)

後から男子フリーを見たら、ネイサン・チェンの演技、世界選手権より技術落とした分、余裕が増したのか(?)分んないけど、私的には、世界選手権の時より、さらに伸びやかにテーマを表現していて(世界選手権の表現も良かったけど)、この人って!

利発で名門大学で将来を見据えて学業に励んでいるから、今後ステージアーティスト系の人生を歩むわけではないんだろうけど。

その表現面での才能は、瞠目するものがあって、惜しまれた。

ネイサンの表現者としての潜在能力の高さに、改めて複雑な思いがした(きっと、そのうち、引退して、学業やって、地道に仕事人になるんだろうから。)、のが、一番大きな感想で。

二番目に印象的だったのが、ヴィンセント・ジョウのすがすがしい演技と晴れやかな表情。

ネイサンも、ヴィンセントも、素人目には、羽生結弦の影響を受けてるような感じがして、一層微笑ましかった。

(違うかもしれないけど、ジョウのFS,世界選手権で、冒頭に、あの衣装(服の作り、とか、単純な意味で)羽生の「清明」にちょっと似てると思ったし、最初のポーズ、手の構え、全体に和テイストとか・・・。この人はもしかして、羽生に憧れて、ああいう衣装・プログラムでやったのかなあ??なんて思ったりして。)

或いは、あの振付家は、10代少年の、それぞれの個性、魅力を引き出すプログラムを作る創造者なのかも?なんて思った。

ネイサンは今や堂々たる王者だけど、以前、一時期は羽生を神のように思う様な事を言ってたと思うし、羽生の背中を追って上がってきた人たちが、表彰台の上位になる時代になったんだな、と思うと、感慨深い。羽生が高みを目指して道を切り開き、後からついていった選手たちも飛躍を遂げて。

所で、ネイサンは、そんなに大きな手術とかはしてないのかと勘違いしてたけど、何かの記事で見たら、結構あるらしい。うまく克服できる術を学んだなら、それも後進に伝えられるといいんだけど。

誰かがネットでネイサンの衣装をペンギンと称していて、そういわれると・…、確かに。以前から、あれだけいい演技できるんだから、衣装もう少し変えた方が???と思っていたけど、・・・・・。(あれで、結構人気・評価のあるデザイナーの製作の衣装だっていうんだけど・・・・。怒られそうだけど、羽生の練習着の方が、かっこよく見えるんだけど。自分的には。)

それが、滑りだすと気にならなくなった。(FSで、羽生の後とか、ジョウの後の時、プログラムの曲想が、前滑走者の曲とは全然違うのに、のっけからその世界にネイサンも入り込んで、見る私たちも引きずり込んでいく、音楽性も含めて表現の地力は、改めて感心した。)

ネイサン、フィギュアスケートをずっと続けるなら、その表現的可能性には、大きな期待が持てたと思う。(でも、まだまだフィギュアスケートは、ネイサンの様な秀才が一生を掛けて、いや、半生をかけてやるには、業界がそこまで選手や関係者を支えられるほどの規模ではないのかも。)

技術はいつか追い抜く人は出ても、表現面の才能は、そうそう出るもんじゃないから、少し残念だけど。ネイサンの人生だから、まあ、しょうがないか。彼の現役時代をしばし、楽しむとするか。

いい時のネイサンの表現は、へたなコンテのダンサーのより、感動が大きったりする。

世界選手権の緊張感とは異質な、伸びやかな表現を見せる選手たちを見せた、という意味で、国別対抗戦も、ちょっと良かったのかな、というのが、ちょい見の感想。



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桜舞い散る、2019年皐月賞

2019-04-14 16:21:46 | 競馬
*1番人気馬で予想して、それで、勝っても自慢にはならない。
超時短予想、ヤマカンで、サートゥルナーリアにしたら。(ルメールがテン乗りでも。他、イレギュラー要素があっても)

最後の直線で、やっぱり、おおおお、強い、サートゥルナーリア、ありゃ、勝った?!

と思ったけど、何となく、馬が寄った感じはあって、やっぱり審議。長い。
で、入選通りで決着。寄られた馬の陣営は、怒ってるかな。でも自分は、予想サートゥルナーリアにしてたから、何も言えん・・・。

無敗の皐月賞馬だって。2着ヴェロックス。差し返してたんだっけ。3着3番人気・ダノンキングリー。

パドックでは皆、若駒っぽくて、でも、レースが始まると凄い重厚感。素人が見るには見ごたえあるレースでした。

キャリア浅いサートゥルナーリアは、今日はじめてハードに追われるレースになって、少し苦しくなって寄ったんじゃないか、とかいう解説が、自分が感じた、馬が若いなって印象と、でも直線の追い比べは迫力あって見応えあったのと、そういう両方の印象と、重なって、ちょい納得。(ルメールはクラシック完全制覇だそうで。弱腰な自分は、またルメールで買ってしまいそう)

馬は、「史上初の年明け初戦での皐月賞制覇」って、昔の競馬と比べると驚くけど、それだけ、例えば、馬の調整方法が技術向上してたりするということなのか?

平成最後のクラシックって言われて、ああそうか、ってな。4月30日がもうすぐ・・・。

≪おまけ≫ 桜がたくさん咲き誇り、走る馬と舞い散る桜の映像で、きょうは桜花賞じゃないけど、皐月賞の今日が見ごろだったのか、見ごたえあるレースを一層華やかに見せていた。

本気競馬マニアには、役に立たない内容でスマン。

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ほっこり

2019-04-14 00:16:53 | Weblog
帰宅した時、TVで、エリザベータ・トクタミシェワの、世界フィギュア国別対抗戦、女子シングル、フリーの演技を放送していた。

技術的には、先のSPも、今日のFSも、自慢のトリプルアクセル他、技をきっちり決めての、見事優勝!となったのだけど。

さらに目を引いたのは。

今のトクタミシェワって、見てると、ほっこりするというか、試合の緊張感よりも、見ていて、楽しい気持ちにさせられる、ということ。

シニア女子では、難しい3Aを高く美しく安定して跳べるのももちろん彼女の特別な魅力だけど。

一方で、クリムキンイーグルで、何か手を挑発的に動かして見せたけど、あの姿勢であんな風に滑るのって、相当バランス感覚が良くないと、出来なくない?素人目には、凄く難しいバランスの取り方をしてるように見えて、高度な身体訓練で可能になった技に支えられて、より自由に楽しく、妖艶に、演技してるように見えて、目を引いた。

この、余裕感というのは、彼女の個性なんだろうと思った。

それぞれ、舞台に立っての個性があるけれど。

観るものを緊張させる個性もあるけれど、リーザ・トクタミシェワみたいなタイプは、むしろ、観客をほっこりした楽しい気持ちにさせるベクトルを持っていて、ステージアーティスト毎に、異質な個性を持っているんだなと、改めて感じた。

世界フィギュアはザギトワが制し、また、リーザは国内で、ロシア代表のひとり、メドベより実力は上じゃないか?と言われながら、出場できなかったっぽい。

でも、ここで、気を吐くことができて、SP,FS両方いい演技で堂々たる優勝が出来て、本当に良かった。

(自分的には、リーザのエキシビションが、やっぱり見たい、っていうのは、ある。)

自分は、リーザが一番好きなスケーターっていうわけでもないけど。

(一番、って言ったら、月並みだけど、やっぱ、羽生結弦、って(皆、そうだよね)平凡な回答になっちゃうんだけど。)

本当は、凄い練習の上に、凄い技術を見せたリーザだけど、それを意識させないような、陽気な演技に好感を持った。

こんな凡庸な感想で、フィギュア詳しいファンの方、すみませぬ。

・ところで、競馬は皐月賞になるのね。

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桜田大臣、塚田副大臣、相次ぐ失言、辞任、更迭・・・

2019-04-12 00:17:23 | Weblog
・塚田ちゃんは、ほんとのことを、いっただけ。

あべ首相とかに、皆、忖度してるんだよって。トカゲのしっぽ切り。悪いのは、忖度させた二人(名前の出た安倍、麻生)

・でも、桜田大臣は・・・よく、分らない。

何であんな人を大臣にしたのか???

何であんな人が、大臣になれるのか????皆、そう思ってる。

安倍政権だから?

それとも、自民党の大臣ってあんなもん?

山口代表、自民党に何か言ったってください。

あべ長すぎ政権、末期症状。うんざり。


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ジュリアン・アサンジ氏逮捕の衝撃

2019-04-12 00:03:48 | Weblog
※余談だけど、日本では、「最新鋭ステルス戦闘機」が、活躍する間もなく、墜落してしまった。もしや、アメリカに、日本は、「最新鋭」と言われて、ほんとはポンコツ機種を高額で売りつけられているのでは???と、とってもとってもとっても心配!!!やばい。

・今日の本題:ジュリアン・アサンジ氏逮捕の衝撃

遠い国の、赤の他人の逮捕、といってしまえばそれまで、だけど・・・

アメリカの怖さ。

よく知らないネット等の話ではあるけれど。

ウィキリークスとかが、暴いた、巨大権力の悪。

個人情報が勝手に取られて、監視社会になっているぞっとする現実を暴いたのは、他ならぬウィーキリークスだった、ような気がする。

アメリカの巨悪を暴いた団体。そして、我々に、現代社会の危うさを示してくれた。その功績は、計り知れない。
信じていたものが、信じるに値しない、疑う方が良いと分る事。

アサンジ氏らの行動は、もしかして最初は、素朴な正義感とか、人に見えないものが見えすぎたゆえの行動だったりしたのかもしれないが。
それにしても、今回の逮捕とか。アサンジ氏らが、払った代償は、大きすぎたのかも。

我々、末端の世界の市井の一般庶民は、かれらの活動に感謝せざるを得ない。

今や、情報は、勝手に取られ、どんな場面で勝手に利用されるかもわからない、未曾有の恐るべき社会が醸成されていることを、もしかしたら、誰も信用できないかもしれないこと、そんな、貴重すぎる示唆をくれたのは、「信用」「幻想」の誤謬に気づかせてくれたのは、彼らだから。

権力だけじゃない。無責任社会になった。やたら、ビッグデータと称して、色んな団体が何かにつけて、個人情報を取りたがるようになり、用心深く生きていた私の元にも、詐欺メール等が来るようになった・・・。

生き急ぐ、ではないけれど、昭和や平成が無事だっただけに、あまり長生きしない方がいいのかなとは、思っている。
個人情報保護という考え方が、全く、実質成り立たなくなっている、もろい基盤の上に生きていることを実感せざるを得ない世になり、アサンジ氏の逮捕(アメリカに送検される可能性高いというが)に、憂慮せざるを得ない。

アサンジ氏や、似たようなアメリカの犯罪を告発しようとしたネットに精通した外国人たちに、今しばし、感謝を表明したい。

アサンジ氏の逮捕に、胸が痛む。

一方で、国内問題は、もっぱら、政界、自民党アイドル、桜田大臣の辞任問題の報道に終始。

アサンジ氏の逮捕に暗澹たる思いでいる中、自民党アイドル大臣の失言更迭は、むしろ、ホホえましくさえあった。

桜田大臣って自分に自信ありそうだったから、PC知らないだけで、社長業では実績のある人なのかしらん??と思っていたけど、やっぱ、バカだったのかいな???

ああいう人でも、大臣にされるのが、安倍政権。

次は、石破政権でも、いいんじゃない?(いや、ほとんど、誰でも良くなってきた。菅と麻生以外なら!)

アサンジ氏の次がとっても心配だけど。

話変わるが、沖縄の選挙は、かっこいい沖縄知事に合った人たちが、受かるといいな。

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そんたく副大臣、辞任・・・・。

2019-04-06 00:15:36 | Weblog
あべ、そんたく政権。

官僚が忖度。マスゴミが忖度。副大臣も忖度・・・。

そろそろ、岸田政権とか(他の人でもいいけど。)あべ忖度首相以外の人になってほしい。

国民の願い。

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