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スノーホワイト

2012-06-19 | 劇場映画れびゅー
「クリステン・スチュワートて世界で一番美しいのとは違うと思うんだけど」と思いながら、『スノーホワイト』を観てきました。
★★

どう見てもシャーリーズ・セロンの方が美しいです。
残念。

老けメイクしてても鬼の形相してても継母女王の方が圧倒的に美しいなんて、なんでクリステン・スチュワートなんて微妙な女優を白雪姫にキャスティングしたのか理解に苦しむ。
わかってて観に行ったんだけど、映画にはマジックが有り得るしと期待も少ししたんよね。
でも、要の白雪姫が絶世の美女に見えない時点で俺の中でこの映画終わっちゃいました。

ストーリーは、白雪姫を基軸に『ロード・オブ・ザ・リング』っぽい大人向け歴史ファンタジーに作り変えられてる感じ。
真っ直ぐ描いていると女王が登場する場面以外にファンタジー色が薄くなってしまうからか、後付けのようなファンタジックな映像がやたら多くてそれが浮いて目立つ。
CM映像作家監督さん的には美しい映像は作れるけど馴染んでない感覚。

トロルやシシ神様もイケてない。

新人気者クリス・ヘムズワースが異常にかっこ良く表情も豊かで、ブレイクすると言われながらも近頃とんと勢いを失ってしまった表情の薄いサム・ワーシントンと面影が似ている分、彼に完全に取って代わりそうに感じた。

見所はシャーリーズ・セロンが登場する場面の全てと、七人の小人の中にボブ・ホスキンスが混ざっててるところ。

ネタバレ
一番盛り上がるはずの、白雪姫の呪いが解けてからの演説の場面で、頭の上にクエスチョンが生えまくったのは俺だけでしょうか。
何なんあの場面、さっぱり心が伝わって来なかったんですけど。
戸田奈津子大先生様のご乱心?元々わけのわからん演説だったのかな?
今回いつも以上に字幕の言葉選びが酷かった気がする。



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1 コメント

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変わりまくる白雪姫人物像 (zebra)
2013-04-02 02:36:05
>どう見てもシャーリーズ・セロンの方が美しいです。
他のブログの方たちの感想みてても セロンの悪の女王のほうが白雪姫より好評価なんですよ~

グリム童話って のちに子供向けにして表現されたのですよね。七人の小人ではなく暗殺者とか、継母から白雪姫を殺して彼女の肝臓やあるいは心臓をとって来いと猟師に命じたり 最後は焼けた靴を履かされる継母・・・・ 


 なんか 白雪姫が目覚めた説も王子のキスなんかじゃなく、 王子か王子の家来が藪で足を滑らせて倒れてその拍子に吐き出したり、 
 姫を運ぶのに疲れた王子の家来がイラついて姫を蹴り飛ばして その拍子に吐き出した・・・と。

 ぜんぜん ロマンチックじゃねえ~

そのうち物語は 年月が流れるたび内容が塗り替えられていく気がします。

 白雪姫はプロレスやカンフーなど格闘技の達人で自分を襲う刺客を  ドレス姿でジャーマンスープレックスやパイルドライバーを繰り広げるわ
 剣で襲ってきた敵に よけると同時に バク転蹴りや空中高く飛んだと 思ったら 敵の後頭部をかかと落としを食らわしたり・・・ 
 いつ"アメリカンコミックヒーロー化"したとしても おかしくないかも^^ 


 悪役の継母は
実は 村の子供たちから慕われている アニーサリバンのごとく教育者で慈愛の女性。
 「鏡よ、鏡…」でも 「この世で誰もが幸せにくらせるには どうしたらいいのですか?」 と 問いかける人とか・・・


 王子は王子で 死〇愛好家である他に ギャンブルと女性関係に だらしがなく 治めている国の財政が破綻寸前だったり 村の女性を見ると見境無く手をだして 何人かを妊娠させてしまい、表ざたにならないようお金で解決して表面をとりつくろう クズ野郎 だったとか

 やっぱり グリム童話って 怖いわ・・・・
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