一年前の今日、11月1日にリクがウチに来た。
小雨の降る中、家に着くまで車の中でずっと鳴いていた。
でも、家の中に放した途端に部屋中を探検し始め、直ぐにごはんを欲しがった。
満足すると何の警戒心も無く甘えてくるので、一瞬にして心を掴まれた。
丸一年経った同じ日、リクを火葬して来た。
動物病院で整えて貰った棺を花で敷き詰め、大好きなおもちゃとお弁当を持たせた。
家族の顔を忘れないようにとの思いから、4人で撮った家族写真も棺の蓋の裏に貼った。
火葬場所は奇しくも産まれたブリーダー宅のすぐ先だったので、一年前のあの日に来た同じ道を戻って行った。楽しい日々を思い出す一方、悔しい思いも湧き出て来た。
火葬が終わり、出てきたリクの骨はどれもとても脆く、闘病が考えていたよりも過酷なものだとわかった。本当によく頑張ったんだね、リッくん。
小さい骨壷に収まったリクを抱いて、また「あの道」を通り家に帰った。大きな声で良く鳴いたリクの声を思い出しながら。
帰ってきた家は凄く広く思え、リクの存在感を改めて実感した。
ラムちゃん、リッくんが帰ってきたよ。
これからはこの家の主だよ。
よろしくね
小雨の降る中、家に着くまで車の中でずっと鳴いていた。
でも、家の中に放した途端に部屋中を探検し始め、直ぐにごはんを欲しがった。
満足すると何の警戒心も無く甘えてくるので、一瞬にして心を掴まれた。
丸一年経った同じ日、リクを火葬して来た。
動物病院で整えて貰った棺を花で敷き詰め、大好きなおもちゃとお弁当を持たせた。
家族の顔を忘れないようにとの思いから、4人で撮った家族写真も棺の蓋の裏に貼った。
火葬場所は奇しくも産まれたブリーダー宅のすぐ先だったので、一年前のあの日に来た同じ道を戻って行った。楽しい日々を思い出す一方、悔しい思いも湧き出て来た。
火葬が終わり、出てきたリクの骨はどれもとても脆く、闘病が考えていたよりも過酷なものだとわかった。本当によく頑張ったんだね、リッくん。
小さい骨壷に収まったリクを抱いて、また「あの道」を通り家に帰った。大きな声で良く鳴いたリクの声を思い出しながら。
帰ってきた家は凄く広く思え、リクの存在感を改めて実感した。
ラムちゃん、リッくんが帰ってきたよ。
これからはこの家の主だよ。
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