引き続き頭の中はプロット。この絵のシーンは入れるかどうか迷ってる。
結婚してからも公の場以外では健吾を「とーちゃん」と呼んでいる。
44歳まで独身で仕事中毒の如月が突然結婚。それも26歳年下の娘。「知人の娘で大人になるのを待っていた」と周りには説明した。すると、同期で職位も同じ会社の人達が「奥さんに会いたい」としつこい。式をしないので、みんなで祝ってくれるというのは建前で、同期とは言っても全員ライバルで足の引っ張り合いがエゲツない。
18の今時の子なんてな〜とすでに見下してる。
同期の妻たちも一緒にフレンチのディナーを共にすることになった。
その日の珠莉愛は、やっぱり若く他の奥様方の娘のよう。でも、テーブルマナーは完璧。奥様たちがフランス語で話し始めてもフランス語で話に割り込んでいく。話していた内容は珠莉愛の値踏みだった。
嫌味な事されても全然平気。怒っているのは、健吾が結婚指輪をその場で嵌めたから。指輪はしないといったのに。
結局、帰り道で指輪を外して、それからずっとしない。
時系列から言えば、この話は最初の方で、圭は珠莉愛が既婚者だという事はずっと知らない。
結婚してからも公の場以外では健吾を「とーちゃん」と呼んでいる。