60枚の上質紙で作られたスケッチブック。今日で一冊終わりました。このスケッチブックは、主にブログ絵用です。
最後の1ページは、今年の春描いた「葵の花」
この作品は、ストーリーを若干変えて描き直す予定です。あかりの性格が以降の作品と少し違うことと、テーマが絞りきれていないこと、その他色々の理由です。
綺麗になっていく従姉妹。兄妹のように育った女の子。「お兄ちゃん」と呼ばれるたびに傷つく翔。代替え行為としての女癖の悪さ。この辺を掘り下げます。
あかりは、翔が自分を無視したり怒鳴りつけたりするようになって寂しくて悲しくて。
翔は葵と親友で家に遊びに来たりする関係が6年目。でも、あかりが家に来ない日曜日にしか葵を連れて来ていませんでした。他の男に見せたくないから。
その男が葵でも。葵はクソ真面目で「女性とのお付き合いは大人になってから」と言う人間です。
あかりと葵。
出会ってしまったら止まらない。葵は翔の苦悩を知っていただけに躊躇しますが、ほんの一瞬でした。
「葵の花」
僕が手折った花は
もう、僕のもの
僕の花
翔に罪悪感なんて微塵もないよ
自分がこんな人間だったなんて
僕も初めて知ったよ。
前のバージョンは、もっとライトでした。
ムスクの香りは、続きのストーリーで出てくるので残ります。むちゃくちゃ怖い顔を描きたいと思ってます。