翔に罰を下しに近寄る陽。
翔は、浮気騒動で、かなり参っています。一気に老け込んでいる感じ。
この2人の関係は、強い愛情で結ばれています。恋愛ではありません。嫉妬深い葵は、この2人の関係に長い間悩まされます。
翔を真人間にするためなら、私が彼を地獄に落としてやるといった愛です。
橙色の焚き火。
この2人だけが分かる永遠の幸せを意味するもの。葵は、陽から焚き火をした話は聞いています。でも、その時の気持ちは話していません。
翔も陽も心の奥底にしまってある想い。
この翔というキャラクターは、「人間の中の人間」という感じの人です。
「ズルくて、弱くて、スケベ」と葵は言います。本当は、それに単純で人が良いところがあります。対人スキルが低く、仕事は何とかなっても友達は葵だけ。葵も変わり者。
どーでもいい女は嘘八百で口説けるのに本当に好きな女性には何を話したらいいか分からない。下を向いてしまう。