King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

衝撃

2008年09月30日 23時11分14秒 | 日々のこと
週末から続いた米の経済安定化法案をめぐる
動きは、まったく先の読めないもので、結果は
唖然とするものでした。

それは朝目が覚めて、市場をみるとああ下がって
いるのかという感じがあっという間に、こんな
額の下げ幅を今まで見たことがないという状態
になりました。

新聞では、大統領が次の大統領候補者まで呼んで
まとめた経済安定化法案は、当然可決され週末
進む銀行の破綻話もこの法案により収まり、買われる
ところは買われて、舞台の建て直しが進むものと
思われました。

ところが深夜に米下院がまさかの否決ということで
ブラックマンディの再来となりました。米の議員たちは
何を考えているのでしょうか。これが決まらないと、
後から出てくる景気対策を何度も繰り返すために、
税金投入もカンフル的なものより根本治療でないと
高いものにつくのです。

正に自分の政治生命に本来の政治家たる使命を忘れた
結果なのでしょう。

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だまされたあ?

2008年09月29日 13時06分32秒 | 日々のこと
麻生内閣が誕生したものの、世の中は支持率も
上がらないし、せっかく国連デビューして
英語でスピーチしてもっと注目集めるつもりが、
小泉元首相の引退でマスコミや世間の注目は
全てそっちにいってしまって、あげく帰国したら
日教組をぶっ潰すなんて言い出すやつもいて、
小泉氏は息子の売り出しでマスコミの注目は
すっかりそっちに行き面目ないったらありゃ
しないのです。

今回の世襲については、所詮自民党政治はこんなもの
という表れのようであり、今までの小泉政治も
まやかしでちっとも改革路線など歩んでなかったんだと
世間に気づかせる結果にもなりました。
時代の終焉を描いたという『新リア王』ですが、これで
は地方と票と中央と政治という関係はそのまま現在に
生きていることを感じます。

果たして次の選挙は、この自民党政治に国民はどう
審判を下すのでしょう。
グリーンスパンの本の中に気になるフレーズがありました。
日本はグリーンスパンの示す経済再生のシナリオを取らず
公的資金を注入して、多くの銀行をつぶさず不良債権も
積極的に介入することもなく、それでも海外の景気に
引っ張られて景気回復して銀行の破綻はひとまずとまり
ました。

しかし、まだ不良債権が完全に処理されたわけでも、
公的資金が完済されたわけでもないので、この後に来る
世界不況にどう対処するのか、米の公的資金投入で
金融再編が急ピッチに進み、日本よりスピードの速い
対応で不動産市況は改善するのか、それとももっと
極端な市場の整理でお得物件の出現で日本にももっと
チャンスが訪れるのか、まだまだ解りません。

グリーンスパンは、体面を重んじ集団で耐える国民性が
今後くる高度高齢化の社会でもこの集団の連帯意識が
日本経済を救うといいます。この見方は正しいのか、
そこまで日本国民は従順でお上の言いなりだろうかと
考えます。まして、この小泉劇場の茶番を見てしまった
国民は、それでもまだ同じことをやり続ける人たちに
さすが小泉といい続けるでしょうか。

それにグリーンスパンの見る日本の停滞と今後について
世界が躍進する中、バブル後遺症でなかなか豊かに
なれなかったものの、それでも極端に生活水準を落とす
ことなく、GDPの伸びは新興国に抜かれていますが、今後
来る経済再編ではいやグリーンスパンが言うほど日本の歩む
道は悪くなかったということになるかもしれません。

そのためにも今後の選挙が意味多くなるものと思います。

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先に進めないモンハン

2008年09月29日 01時28分53秒 | 日々のこと
ネットの情報では、四本の角というクエストが
一応初心者の壁となり、それを越えると後は楽と
いうのがこのゲームのシナリオらしいのですが、
私は以前最後の招待状をクリアできず、なかなか
このクエに取り組もうという気も起きません。

そして、先に進めると村上位のナルガクルガでまた
ちょっと引っかかります。これはどうにかこなせ
そうなのですが、こういう早い動きのモンスターは
動きを知りそれをはずすことにより勝機を見出す
ことができるのですが、それを取り組む気になかなか
なりません。

先週は、また他のモンスターを倒して素材を集めたり
新しい武器を試したりと停滞したままです。

最近ではすっかり涼しくなり、昨日は夕飯を食べに行っ
たときには11月の気温とかでつい昨日は汗をかいていた
のがうそのようです。
涼しいと市内巡航ランも何の懸念もなく走り出せます。
土曜はバスケットの練習会の前でも日差しや給水の
心配もなく走りに行けました。

金曜日は休走日で、昨日の日曜も結局夕方の雨交じりの
日差しの落ちた肌寒さに走り出すのをやめ、結局休み。
まあ週二回は休走日でいいのです。
それにタイム的にも段々とベストに近づいており、また
ベストタイムをねらうことも可能かという感じにもなって
きたのであえて距離を伸ばしたり、休みなく連続で走っ
たりというのは今は必要ないということにしました。

JBLが開幕しましたが、テレビの放送もなく、わずかに
新聞に田伏が加入した新チームのことに触れていただけ
でした。しかしそのチームも今までの実業団という企業
によるチームでなく、地域のプロチームのようで変化を
感じます。私のバスケの方は、シュート力がまったく
復活せず、ゴール下でのシュートもままならず、インサイド
へ切れ込むのも何もかもかつてできた得意のプレーも
依然切れがなく決めのプレーとなりません。

とにかく土曜のプレーはだめでした。試合も近いのに
進歩というか、復活には遠いのです。ああ。
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失言問題

2008年09月28日 17時37分27秒 | 日々のこと
新しい大臣が誕生するたびに、必ず問題発言があり
大臣の責任とか任命責任とか野党のインタビューや
関係者の抗議の声とかが上がります。

過去何度も繰り返されたこんな光景も、日本の政治家の
レベルの低さと認識していましたが、今回の中山国交相
の場合は今までとは違う感じです。

今までは、大臣になって気が大きくなり、つい本音を
いってしまったというものが大半で、大人として
表向き言ってはいけないことと政府の顔として言っては
いけないというものをわきまえているかどうかを
マスコミなどが囲みの取材の際にわざと言わせていた
節があります。

日本は、言論の自由が憲法により認められており、
各関係団体や支持者により選ばれた人が全て、良識ある
知識人であり、国際感覚も備えたインテリとは限らない
ので、マスコミもおもしろがって色々たきつけて本音
の部分で踏み出したことを言わせたりというものも
やはり自分の今までの立場と違う政府の顔としては
いえないということの区別がつかない人も出てくる
のは当然です。

政治家としては、何らかの支持母体があり、それぞれの
思想や生活からの背景なども人それぞれだから、みな
違う意見を持っています。それを言いたくて政治化になった
人もいるでしょうし、大臣になり発言するとなると言えない
という自覚より、発言することを選ぶ人もいるのかと
いうのが、今回の中山氏の発言なのかと思いました。

最初の成田空港の用地買収に関しての発言は、担当する
問題なのに対してあまりに不用意な発言で、唖然と
しましたが、普通の新聞を読んでいる一般人ですら、
成田の土地収用に関して担当大臣が現地に出向いて
一軒一軒話を聞き、徐々に最初の闘争の雰囲気から
話し合いに応じてもらい、最後の一軒にまでたどり着いた
経緯は知っています。

まして、国際空港を成田にするという政治駆け引きは
当の政治家ならどんな紆余曲折があったか当然解っている
ものです。それが、担当大臣からごね得という発言
など当事者でなくてもあんたおかしいんじゃないのと
いわれそうです。

しかし、いくら国民の大多数が決めたことや国会決議に
より決まったことで、正式見解となったことでもそれを
まったく認めないとか人と異を唱えることはいささかも
間違ったことではないのです。

ただ、そんな人でも国会議員になれてしまうことや
まして、大臣として任命されてしまうことの方が問題で
あり、就任してすぐ辞任というのもかえって仕事をやり
出して問題になるよりいいのかもしれません。
最後は辞めるつもりで、主張を述べたものと思います。

ただ、それはあまりに突拍子もなく、いっそ一人で新党でも
立ち上げて今の党とは離れてやるくらいのつもりでやって
もらいたいと思いました。人が何を言おうが何を考えようが
自由なのですから。
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何で大統領候補に意見を聞くの?

2008年09月27日 23時29分42秒 | 日々のこと
日本のテレビのニュースを聞いているだけだと、
米の金融機関の破綻について、あまりピンと来ません。
巨大金融業が次々に破綻しているのに、ずいぶんと
のんびりと安閑としています。

最初のフレディマック、ファニーメイの住宅金融専門の
破綻なら米の不動産市場の悪化だけで済んだのに、
米の金融システムは、不動産のローン債権を証券ビジネス
として全世界に売り出しており、さらに売り出した金融
機関の債務保証という債務をまた証券として売り出したり
複雑に絡み合った金融システムが今音を立てて崩れようと
しています。

日本もバブル崩壊に端を発した銀行の再編時には、国が
公的資金を注入して危機を乗り切りました。それにより
銀行は、息を吹き返し、株価も上昇して公的資金も返済
されたかのようにいわれていました。今回米の巨額の
公的資金投入に対して日本の公的資金がどのように使われた
かよくテレビで紹介されていますが、それによるとまだ
半分も返済されていません。

つまり、今後景気が悪くなり日本の不良債権が多くなれば
また資本不足に陥り、資産デフレと金融不全を同時にかぶる
ことになります。そんな大事なときなのに、次の選挙が
いつになるかとか大臣の失言とか小泉元首相の引退とか
ろくでもないニュースばかりです。

前FRB議長のアランによると宮沢蔵相に当時、つぶすべき
銀行はつぶして積極的に破綻銀行の資産を整理して不動産
の処理を加速するというものでした。経済成長期の日本では
一部上場の企業はめったにつぶれるものでなく、まして株券
が本当に紙切れになるというのもまれなことでした。それでも
時代に後れた会社はつぶれるという教訓は移り変わりの速い
世では、時代についてこれないところや努力不足でないところ
でないとつぶれなかったのです。

まして、日本の土地はずっと右肩上がりで土地を担保にとって
おけば、銀行としては間違いなかったのです。ところが
都心の一等地でも値下がりするという事態に誰も新規事業に
尻込みする頃には、せっかくの値下がりした都内の土地も
次々に外資に買われるという事態になりました。そんなことも
あり、景気回復が言われたついこの間まで、それを実感できた
人はほとんどなく、景気のよさそうな人は逮捕されたり、
資産デフレは続いていました。

そこに来て、昨年から始まった米の金融危機は、行き先の
解らない状況になっています。大手銀行ワコビアの身売り
検討や次はどこがという疑念はとまることがありません。
そんな金融機関に対して日本の銀行や証券は積極的に資金
参加して余力の強さを示しましたが、まだ金融危機が始まっ
たばかりの今は、それが果たしてどう出るのかまるで解り
ません。

とどのつまり、この金融危機を招いたのもテロの攻撃に
あったのも全てブッシュのせいだというのが民主党の
オバマ氏の立場ですが、そのオバマ氏とマケイン氏を
ホワイトハウスに招いて経済対策を話し合ったといいます。
新聞では、オバマ氏とマケイン氏とも公的資金の投入には
賛成と書かれていますが、マケイン氏がまとまりかけた
公的資金投入に反対意見を出してまとまらなかったと
いうのがテレビで聞いたニュースでした。

その後、マケイン氏は予定されていたテレビ討論会も中止
すべきだといって開かれるのかどうかという状態だった
というのが、公的資金投入に反対している人たちの多さに
気を使った演出のような形に取れ、結局討論会は開かれ
結果は五分五分だといいます。

そこで思ったのは、なぜブッシュは政府の決定に時期
大統領候補の意見を聞かなければならなかったのかという
ことです。あまり現政権の失敗を言えば、共和党の不利に
なるのでマケイン氏のとった行動はすべて次に勝利する
ための行動だということでしょう。自分は一匹狼で党とは
一線を画していたという立場や今回のホワイトハウスでの
スタントプレイのような行動もそうとれば納得できます。

ただ、そんなことをさせるようなブッシュの今回の会合
がより金融危機の深刻さを印象付けました。
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首相も読む

2008年09月26日 10時30分41秒 | 日々のこと
昨日の麻生内閣発足で、よいよ選挙に向けた
シナリオが実践されているという感じになって
きました。

あの夏の内閣改造はなんだったのかとか、麻生幹事
長誕生のときにこの禅譲はすでに密約されていたのか
とかいわれていましたが、マスコミの報道もすでに
誕生したばかりの内閣もいつ解散していつ選挙かと
言う報道ばかりです。

ただ麻生首相が誕生したときに、今までの首相と違う
漫画を読み秋葉系の人からも支持を集めるという
変わった色も注目されました。
彼の車の中がテレビに出るとそこにはスピリッツや
モーニングといった私も読む雑誌がありました。

なぜ漫画を読むのかという記者の質問に、時代が
伝わるというコメントでした。確かに今を感じるのに
はいいメディアかもしれません。流行の言葉使いも
育ちのよさに似合わないべらんめい調も彼の愛読書
から吸収したものでしょう。

そんな雑誌モーニングの発売日でこれにまつわる
事件がありました。
ひとつは小泉氏政界引退というニュースでした。
最近島耕作がやたら経済漫画化したのも小泉劇場
くらいからのような気がします。島耕作の中にでて
来る首相役は外見は小泉氏です。

そんなことから弘兼氏のコメントも出ていました。
Xジャパンのファンでオペラを愛し、プレスリーも
大好きという彼には作家や文化人の交際も広く、
コメントを寄せる人も多彩でした。ただ、拉致被害者
の家族には厳しい意見と功績をたたえる人と半々なのが
印象的でした。
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墓参りの風景

2008年09月24日 23時24分01秒 | 日々のこと
すっかり秋らしい空気になったこのごろです。
まだ昼間の日差しは、強くて昼間に走るのは
ちょっとはばかられる感じですが、月曜は
いつもの公園を走り久々の10分切りを達成し
23日は市内巡航ランを敢行、そして今日も
いつもの公園10分切りと段々ランペースに
なってきました。

これはただ暑さがなくなり、普通に走れるように
なってきただけなのか、何が変わったのかよく
解りませんが、段々元に戻りつつあるという
実感は日々感じます。

昨日は、お墓参りに行きましたが、市営の墓地
はまるで縁日のような賑わいで、その光景は
普段訪れるときとはちがって華やかで楽しそうな
人々の往来に包まれていました。

この公園型墓地は、子供が遊べる施設もあり、
普段から市民の憩いの場でもありますが、本来の
墓参の人でにぎわうときに来たのははじめてかも
しれません。

墓地としては、武甲山と両神山がみれ山に包まれた
雰囲気のとても墓地としては最高の場所です。
市民優先のようですが、墓参の人は各地から訪れて
おり、駅からは無料のバスが出ていて場内の道路は
車であふれています。

天気もよく、ピクニック気分で訪れているような
明るい雰囲気でした。墓場というと、黒と白の
コントラストに包まれた厳かな雰囲気を印象を
イメージしますが、まるでレジャーに訪れた人々
の群れを見るようでした。
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日本復活?

2008年09月23日 23時18分39秒 | 日々のこと
今日になり、店頭にバナナが戻りました。
しかもブランドバナナばかりで、いつものフィリピン
や台湾のものでなく、エクアドルの日本人が作った
という高いものでした。
そのため、一本売りもありなかなか売り手もかなりこの
急な品薄に努力しているようです。

中国の食の問題もかなり深刻で、赤ちゃんのミルクに
毒物混入ということで、日本にも冷凍食品に混入し
回収騒ぎになりました。ただ、この問題も7月に起きた
ことで、中国で発表は9月になり、すでに食品は消費
されているといいます。八割の粉ミルクは回収され
ミルク不足も起きているといいます。ただ、ミルクなどは
毎日生産されるものなので、混入されていないメーカーに

源乳が集まり加工されれば、特に問題もないと思えます。
しかし、なぜこうも次々に毒物が混入するのか。それが
解決されない限り、まだこんな事件が起きるのでしょう。
日本も中国の出来事を他人事と見れない事故米転売や
産地偽装事件は多発しており、安閑としておれません。

そんな日本もよいよチャンスが回ってきたのかという
ニュースも伝わりました。野村證券のリーマン出資で、
欧州部門の投資銀行部門を買収するというものでした。
それと三菱UFJフィナンシャルグループのモルガンスタンレー
銀行へ出資するということで、三菱UFJは筆頭株主になる
というかつてバブル期の日本買いを思い返させるニュース
でした。

日本は、あまり米国出資をしていなくて昨年のサブプライム
でも被害が少なかったという表れなのでしょう。
ただ、今後さらに被害が広がった場合共倒れということも
ありえます。それが大丈夫なのか、今回の出資もみずほが
断ったからということなので、日本のトップ銀行がそろって
出資して、それでもやはりだめとなれば、買ってくれるところ
ももうないでしょう。

景気後退で、余った金はどう動くのかこれからも目が離せ
ません。
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ところてん消滅事件再び

2008年09月22日 23時11分48秒 | 日々のこと
テレビの放送で、店頭からところてんが消えた事件は
記憶に新しいところです。
しかし、先日の季節の番組切り替えで特番をやり、
その中のバナナダイエットにより、また店頭から
バナナが消えるという事件が起きました。

デブタレントが朝はバナナと水だけで、後の食事は
何を食べてもいいというダイエット法で、これなら
どんな優柔不断で運動拒否の人でもできそうな方法
です。そんなこともあり、今まで奇跡の栄養とか、
究極のレスキュー食として注目を浴びて、運動を
する人はなじみの深いもので、それがダイエットに
注目されると途端に店頭から消えるという事態に
なったのです。

なんとまあミーハーというか、テレビの影響というか
馬鹿馬鹿らしい現象です。今では、すっかり忘れ
去られたところてんやココアと同じです。私は昔から
ココアはよく飲んでいましたし、ところてんも好物で
したからそのような食品の偏った需要の発生というのは
とても迷惑です。

ましてバナナというポピュラーな食品まで、テレビで
ダイエット食として注目されれば、こんな田舎のスーパーの
バナナまでなくなってしまうのです。以前納豆も店頭から
なくなったことがありました。そんなことをテレビでやる前
から新聞や専門の本は出ていました。
つまりは、テレビの影響というのはとんでもないものが
今でもあるということです。

私の場合、よく見るテレビはニュース番組や深夜の海外
ドラマと映画、それにバスケットです。さらにNHKのBSの
マニアックな番組ばかりですから、私がNHKの番組で見て
わざわざどこどこに行きたいと思ったとしても、それと
同じ行動をとる人など皆無に近いのに対して、ダイエット
とか美容とか長寿のために何々がいいという紹介は、万人
に共通するものなのでしょう。

実にくだらなく思うのですが、そんなことを簡単に信じて
行動する人の多さに空恐ろしい感情を持つのは私だけで
しょうか。
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日ソ漁業交渉

2008年09月21日 23時08分01秒 | 日々のこと
連日報道される食の安全に関する問題で、
官指導で我々は産地偽装されたり、事故米を
食べさせられているのかという疑念を抱きます。

大臣の辞任にしろ、このポストの最近のいわく因縁は
まこと恐ろしき事態になっており、外務省が伏魔殿と
表現した大臣がいましたが、それに匹敵するすさまじさ
で、役所というのはいったい何をしているかと思います。

辞任しなくても数日後には、新総理が組閣するので
まったく意味のない辞任です。それに対して、遅いと
批判する野党もまったくピンボケです。
『新リア王』を読んでいたら、日ソ漁業交渉ということば
やサケマスとかそんな言葉が新聞に載らなくなったのは
いつのことかと記憶にない漁獲協定や漁業関連のニュース
なんて最近本当に見かけなくなりました。

農業も酪農関係のニュースは原料高で廃業する酪農家が
相次いでいるというのはありましたが、食の問題や自給率
の話題は新聞に載りますが、政府に対策はまったくない様で
政治家の発言は、ただのバラまきばかりで、何も根本から
解決しようという姿勢にかけています。
土木事業や大型公共事業ばかりでなく、農業にこそしっかりと
した事業化を目指した国の指導が必要なのに、行き当たり
ばったりの役所仕事に怒りを感じます。

そもそも事故米の元のミニマムアクセス米も今年度は達成が
難しく、最低の輸入を果たさなかったと報道されていました。
環太平洋の自由貿易圏からすでに日本は除外されているみたい
で、日本抜きの経済圏構築がされようとしていると今日の新聞
にも出ていました。グローバル化する経済とはいえ、日本の
鎖国体質は篤姫のときと変わらないようです。

日本は勘違いしているようで、昔から資源国より資源のない国
の方が、豊かなのは知られています。よくオランダ病などと
いわれますが、ここ数年の資源高で持つ国はより豊かになると
報道されていますが、生活水準や文化レベルなど資源国は総じて
低いのです。資源があるとその国の通貨が高くなり、国際競争力
が低下して、輸出や産業が振るわないことからそうなるのですが、
日本も資源はないのにずっと低金利で、通貨は円高になって
います。

この長きに渡って超低金利で、円高で国際競争力もなくなって
いるというのは日本だけです。これは日本病として早く抜け出す
努力をしなくてはならないでしょう。今後も賃金も上がらず、
資産もデフレで目減りして、株も低評価のまま放置され、上がる
ものがないという世の中になるのでしょうか。
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新そばと台風と

2008年09月20日 23時36分32秒 | 日々のこと
やっと『新リア王』を読み終えました。
この小説の時代というのは、バブル崩壊前夜と
いう設定らしく、まだゼネコンと地方が公共事業
という富の再分配で強く結びついていて、その仲介
役の政治家ももっぱら地元への利益還元を目指すという
田中角栄の金権政治以来続いた高度成長とその分配を
担った政治家と地元のありようが語られています。

ただ、これを日本の企業のトップが全員毎日読むで
あろう新聞に連載する新聞も新聞なら書く作家も作家
です。それに読んでいて思ったのですが、この新聞小説の
ないようにふさわしくない日本の暗部を主題として
しかもそれがもはや終わりを告げようとする変革期に
あえて地方とその衰退をより明らかにする物語など
誰が読みたがるでしょうか。それに、文体もどこで毎日
毎日読むように切っていたのか、とても読みづらいし、
退屈な部分も限りなく続くのです。

これを面白いと読める人も少ないだろうし、宗教など
人を選ぶ部分にやたらと細かく熱心にその抹香くさい
坊主の群像の生態など細かく語られていたりします。
それが最後に来て結局それは夢物語だったのか、現実の
ことだったのか定かでないような終わりようで、これも
これで肩透かしです。
つまりは全体的にファンを裏切る構図になっています。

合田刑事が登場するというのも話題になっていましたが、
マークスの山以来この合田という刑事の生き様が正に
日本の仕事をする人に望まれる全てであり、生き方がなに
かありがたい啓示にさえ思える人もいるというのに、
これまた見事に肩透かしをもらいます。

ご存知のように、この小説は新聞に載ったものの途中で
終わったのです。これはまたこれで大ショッキングな
事件でしたけど、これを読み終えてこれを最後まで付き
合った新聞の読者はどれほどいたのかという気もします。
この本は後に、雑誌に掲載が続き、さらに単行本になり
いくつか賞の対象にまでなり、実際何かの賞もとりました。
ただ、これは多くの読者に受ける本ではありません。

私が、発売から何年かしてやっと買った本でもまだ初版
でした。ネットではそれでもかなりの数も感想を探すこと
ができます。昔から高村氏のファンという方は多いはず
ですから不思議でも何でもありません。でも、これが傑作
であるとか、面白いという感想はほとんどありません。

私はこれが日本の大新聞に毎朝載っていた小説だという
のは奇跡に近いと思います。それが、挿絵の盗作問題で
話題になり、途中打ち切りでまた話題になり、それが
裁判にまでなると言うごたごたぶりは何もかも異例の
づくめでした。

私もよく途中で投げ出さずに最後まで読んだと思います。
ある程度までは、これは自分もこれで時代の証言者になると
いうライブ感にあふれる感じなところもありましたが、文章
や文体それにこの構造自体がとても苦痛に感じることがあり
ました。最後の語尾のせいで結局どういうことがこの文は
いいたいのという疑問を再三持ちました。

まあでも最後まで読めたのは、今月の雨の多さかもしれ
ません。
今日も台風で大雨のはずで、覚悟して起きてみれば外は
暑くていい天気です。台風一過というやつですね。
この間寄った蕎麦屋でまた昼食をとると今日は新そばが
3割り入っていますといいます。一気に全部新そばにならない
んですねここの店。今日は何割ですと増えていくのも
またたのし。
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吉報

2008年09月19日 23時10分52秒 | 日々のこと
今日は、天気予報では晴れる予定でした。
ところが、朝起きると雨です。
よいよ明日関東地方接近の台風により、明日は
大雨でつかの間の晴れ間が望めるということでしたが、
朝から起きたら雨でした。

夕方さすがにこのままでは明日も走れないし、何日
走れないんだということで、ジムに出かけました。
ジムの周りはひっそりとしていましたが、ジム自体は
バトミントンの人やトレーニングルームには人が多く、
やはりこの雨で運動に来る人は思うところは同じよう
でした。

それにしても、久しぶりのジムはそれはそれはこたえ
ました。
自転車を漕げば、汗が滴り、どうしてこんなに汗が
吹き出るのかというくらい冷房の効いたジムで一人で
汗をかいていました。
ジムはストレッチマシンがなくなってしばらくたち、
それのせいか一つ新しい機械が入っていました。

背筋の機械らしいのですが、どうも恐ろしそうな拷問の
機械のようで今日はやめておきました。
昨日のヒーローズを見ていたら、来月からプリズンブレイク
の新シリーズをやるといっていました。
これはこれはよい知らせです。それに、なんと今月末には、
erも新シリーズをやります。さらに、ベティの新シリーズ
も始まるのです。

erは盛んに夜再放送をやっていますが、これは開いた休止
期間の穴を埋めるべく、それに次の宣伝をかねているので
しょう。見ているとあの戦争で死んだ軍医も出ているし、
杖を突いた医者もまだ杖をついています。予告編を見たら
それから一気にそうだこの場面で終わったんだというのを
思い出しました。最後は銃撃戦で終わり、赤ちゃんはどうなる
とか巨漢の受付係も撃たれたとか思い出したのです。

うわさによれば、カーター先生は復帰するとか、色々聞き
及んでいるもののやはり早く続きを見たい楽しみなドラマに
変わりはありません。
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気の進まない戦い

2008年09月18日 23時21分48秒 | 日々のこと
台風13号が沖縄から本州に移動して各地に大雨を
降らせています。
我が地方には20日に接近ということで、せっかくの
週末がこれでまた雨となりそうです。

今月に入り、とにかくまともに晴れた日は少なく、
気候はどんどん秋らしくなりますが、秋晴れと
いうのは程遠い感じです。
木曜は、メンズデイで映画が1000円の日ですが、
もろももろの用事が急に立て込み、当初久しぶりに
『ハンコック』でも見てこようともくろんでいたのですが、
それもかなわず、雨交じりの中もろもろの用事を処理
しました。

昼は久しぶりにお気に入りのカフェなかおでランチを
食べました。こんな雨のひっそりした日には、まさか
そんなお客もいないだろうと出かけたところ、なんと
席はかろうじて空いている混みようで、後から次々に
客が来て断られていました。
私たちは、ランチを食べて直ぐに席を立ちましたが、
なんとわれわれが最後に来た客で一番先に席を空けた
のです。

こんな混んでいるのだから少しは気を使ったらと
いう感じです。
それにしてもこの人気は、不況知らずでちょっとした
不思議な現象です。

夜は、ステーキを食べにモンシャーレに行きますが、
なんとやっていません。急遽荷車屋に回ります。
こちらは前回来たときには満席でしたが、今回は
早いせいか私たちが初客のようでした。窓側で市内の
夜景を楽しみつつの夕食になりました。なぜステーキ
なのかと言うと最近のアンチエイジングの記事で、世間
に信じられている説で間違っているものの中に、脳細胞は
一日10万も死んでいるというものと、成人になるともう
脳細胞は増えないというものです。

それが、年をとっても脳細胞は増えるし、そんなに死んで
もいないそうです。逆に脳細胞を増やすには、アルギニン
などの物質を摂ればいいと言います。それには肉を
食べればいいということで、それならステーキだとなった
のです。
年をとるととかくと、あっさりしたものに流れやすくなるが
年をとっても肉を摂るのは大事なのだとか。

今日は雨で、走るのは休みでしたが、昼と夜はがっつりと
いただいてしまい、明日も台風でこれまた走れそうもあり
ません。栄養摂りすぎ、でもまあたまにはいいでしょう。
夜は『新リア王』とモンハンなのですが、どちらもなかなか
進まないこのごろです。

モンハンのストップ要因は、相変わらずラージャンなのですが、
これは何度かトライすればどうにかなりそうなのに、なかなか
チャレンジする気にならないのです。どうしても簡単なクエで
気晴らしをしたくなってしまうのです。つまりは楽に倒せる
相手に優位な気持ちを持ったまま、対峙したいという気分に
なり、それで一日を終わりにしたいということで、なかなか
先に進まないのです。それは、集会所のクエを進めること
だったり、村上位を進めることだったりします。ただ村上位も
緊急にナルガクルガが出て、これもじっくり対戦すれば
倒せない相手でもないのですが、これも避けています。

まあ時間とチャレンジ精神あふれるときにやってみるとします。
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リーマンはほんの事始

2008年09月17日 23時52分02秒 | 日々のこと
お昼にはショッキングなニュースが伝わりました。
世界的なクライマー、山野井泰史氏が熊に襲われた
といいます。私はこの人のNHKのドキュメント番組を
三度見て彼の奇跡の登頂のドキュメント本も買いました。
それは彼の番組中にいった一言が気になったからです。

彼は、よいよ未踏峰の頂を目指す前日にふと漏らした、
如何に美しく登るかだけだといいました。そのためには
指があるとかないとか関係ないとまで。美しく登る
為には、指を失うこともいとわないというのです。
しかし、このフレーズが不思議なことに三度見たテレビ
で見るたびに違ったフレーズに聞こえたのです。

そのために再放送があるたびに見てみたのです。そして、
最後には録画してDVDに残しておきました。
登山家は、何でそんなにしてまで山に登るか。そもそも
そんなことをして何になるのかというのは、以前から
感じていたことでもありました。私は、鉄道会社勤務時代
事業部で山小屋にヘリで一年分の物資を運ぶ仕事をした
こともありますが、通常都心から一泊二日のコースの
山で日本百名山にもなっている山で、人気の山ですが、
そこへヘリで何度も飛んだ経験から山はわざわざ足で
登るもんじゃないなと思いました。

自然を味わいたくて登ってくる登山客のための宿泊物資は
こうして文明の利器であっさりと用意されているという
ことを目の当たりにすると不便を味わう矛盾した行動に
人類のわがまま振りを感じるのです。ましてやアルプスなど
大勢のガイドとガイドロープに守られて登らされる登山など
辟易とした思いに駆られます。ですからチョモランマへ
どこどこ登山隊が登山したというニュースも金に飽かした
大名旅行だろうと鼻じらんだものです。

ただ、この山野井氏はそういう昨今の登山隊の登山とは違い
知っている人だけ知っている、本物の登山家です。それと高さ
だけを求めるのではなく、未踏峰とか単独無酸素で誰もやった
ことがないからとか独特の基準があり、がちがちの金と人に
守られた登山とはわけが違います。そんな彼が奥多摩の家に
住み徐々に復活した登山スタイルを紹介したのが先のドキュ
メント番組でしたが、それは何度も再放送されているので
多くの人が見たはずです。そして、その彼が今度はその自宅
の奥多摩でジョギング中に熊に襲われたというのです。

ありそうな話ですが、まさか現実に起きるとはという感じで
顔面に大怪我を負ったものの意識もはっきりしているとのこと
でまずは一安心です。私が行くいつもの公園も一昨年は熊注意
という標識がつけられて笑ってふざけるなといっていたのが
まんざら笑い話でなく、身近なお話となってきました。

それとあわせて、米国のAGIに公的資金注入のニュースもあり
よいよ金融危機の対策も本格化したという感じです。日本の
例では、90年から始まったバブルの崩壊から金融機関の不良
債権問題は、2004年のりそな銀行合併再編まで多くの企業が
なくなったり、公的資金注入を受けました。今回もリーマンは
見捨てられたが、AGIは助けたというダブルスタンダードに
対する指摘がされましたが、そんなのは序の口で、まだまだ
つぶしたり助けたり、という再編劇が続きます。日本はそれに
どこまで揺さぶられるのか。

意外と影響を受けなければ、海外の資金が一挙に集中して
金融市場は大賑わいになる可能性もあります。もちろん
健全化した財政基盤のしっかりした成長企業が安値で放置
され続けている日本の株式市場もまだまだ投資余地があり
それが注目されることを願います。
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お月見

2008年09月16日 23時01分05秒 | ジョギング
別に気にもならなかったのですが、ナイキの
先日買った靴はなんていうものか改めてみて
みました。問い合わせもあったので、なんて名か。
箱を調べてみるとストラクチャーというものでした。
足の前部とかかとに薄いエアのクッションが入って
いるとのことです。

以前のように外からはまったく見られなくなって
いますが、エアのクッションは健在だったのです。
今日は、アシックスのニューヨークの新品を履きました。
私の場合、すでにかかと着地という走り方ではなくなって
いるので、新しい靴になっても極端に感触が変わったり
しませんが、前回のストラクチャーに比べたらショック
性向は弱いのかという感じです。

ストラクチャーというモデルが、太りすぎたメタボの
人が走り始めるのを想定しているような手厚いアンチ
ショック性能のようです。最近のジョギングブームを
支えているのは、こういった最近走り始めた人たちで
しょうから、そういった人向けの靴が多いのも仕方の
ないことで、特に何年も走っている人はごてごてした
デザインも機能も必要ないものの、だからといって
レース用の軽くて底の薄いものがいいのかといえば
そうでもありません。

すでにかなり走っている人も走り方が故障を招くような
フォームの人も多く、私がいつも走っている公園でも
後ろに反って走っている人がいます。中年過ぎの人に
こういう体が遅れている走り方の人が多いのですが、
ひざや腰に負担が多く故障の原因になります。

靴を気にするより、フォームも気にしないといけない
のです。長年走っている人でも自分の筋肉に頼って
走るタイプの人もいて、私自身も最近のスピード不足も
こういったフォームからくるのか考えさせられます。
長年走るには常に課題と問題意識を持った走り方が要求
されます。

今日もそんなことを考えながらにニューシューズでの
走りを終え、空を見ると赤い大きな月が見えました。
実は、夕暮れの空には西に向かう大きな龍型の雲が現れ
不吉な印象でした。よくいう地震雲です。昨日の予想通り、
株式相場は大崩落でなにかと不安の多い日でした。
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