King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

反転の日々

2010年01月19日 09時52分26秒 | 日々のこと
この時期、真っ白な雪国から乾燥しきった
関東地方の我が家に着くと色々な現象に
見舞われます。

頭の中があのホワイトワールドの記憶で埋まり、
ボーっとする時間が増えるのです。

あのうわさの木島平の急斜面、パイオニアの滑走感
や、山頂から眺めた箱庭のような、ケーキの上の様な
真っ白で真っ平らな上に所々にぽつんぽつんと点在する
お菓子の家のような建物。

滑り残したコース。

自分の滑りが進化したのか後退したのか、頭のビデオの
シーンを再生してチェックしたり、収まらない筋肉痛が
ゲレンデへの欲求のようにうずきます。

急斜面の滑りでは、筋肉の疲労が蓄積してくると楽な方に
流れたり、途中で止まることが多くなり、いつもの繰り返し
に陥りそうになります。

止まればそれだけ突っ張ることになり、それだけ筋肉に
負担がかかり、疲れるだけなのに2回ターンしてとまったり
ラインを求めて横移動や横滑りしたり、止まった時間が多く
なります。

ボーダーが数人滑れば、せっかくの新雪も変な道がついて
いて、それを信用して滑って破綻したスキーヤーの陥没した
後とか、新雪滑りをしたらいいのか、コブのラインを攻める
滑りをしたらいいのか解らないバーンで、パウダー板を
持って来るんだったとか、斜面では富良野の熊落としの方が
滑走感でも雪質でも斜面でもうえだなとか、リフトが早ければ
この長さの斜面がこのアクセスで味わえるので利用価値は
高いとか色々考えるのです。

まず週末しか開かないというスタイルですが、これはこの時に
これない人にとってはひどい仕打ちに感じるのですが、この時期
必ずパウダーにめぐり会える不正地急斜面でその希少性はまるで
山スキーがゲレンデでいつもできる感じでもあると感じるのです。

色々調べてみるとこの北信のスキー場にはそんな山スキー状な
ゲレンデが目立たずあちこちにあるようです。

今本屋に並んでいるゲレンデ紹介本に木島平の隣の牧の入りの
紹介記事は出ているのに、現地は閉鎖中でこれが今期限りのことか
今後どうなるのか全然明らかになっておらず、昨年のページが
そのままになっているのでやっていると思って出かける人もいる
のではないかと思うのですが、現地のリフト上の会話などでは
まるで誰も関心もない状態でした。

この牧の入と高井富士は同じ山の斜面にあり、昔から共通券が
できたり、やめたりしてるようで、古い情報がそのままになって
いるとそれを信じて三つのスキー場を制覇しようとする人も
いることでしょう。

まあ、それは極少数派でネットの情報も木島平に行って、馬曲温泉
に行って、さらに土曜日はイタリアンで食事をするというのが
主流のようです。

私は馬曲温泉は行きませんでしたが、食事は土曜日はイタリアンに
行ってみました。

こういう地方でがんばる店は応援したいものです。

さて、そんな反転の記憶を追うより日々やるべきことは
目白押しです。

寒さに負けて焙煎をしていませんでしたので、そろそろ
自宅で飲む分にも事欠くようになりました。

新年始めの豆は何を焼くか。

溜まっていく積んである本をどれから読むか、見てない
ビデオも同様です。

友人は、DVDをネットで借りる会員になったと言っていましたが、
よくそんな時間があるなと思います。

お店に行かなくてもいいという宣伝文句にうまくはめられている
感があり、店に行かなくても借りたDVDはいつまでも置いて
置くわけにいは行かず、すぐ見て返却しないといけないという
圧力とともに届くということを忘れているようです。

最近は、見たい時にすぐネットでダウンロードして見れるサービスが
できたので、利用するならそっちのような気がします。
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次はどこへ行こうか

2010年01月18日 10時07分23秒 | スキー
1000円高速を有効に使うには、ただ遠ければ
いいというものでなく、インターからの距離が
近くなければメリットを活かせません。

それにインターからの道もどんな山道でどんな
危険があるかも重要です。

そして古いスキー場で拡張拡張を繰り返したところは
リフトの接続が悪く、移動に時間がかかり満足な練習に
ならないこともあります。

練習に限れば、有名ないいスクールがあるゲレンデは
おおむね宿もそういったスキーヤーに優しいシステムが
できていてそれらのパックを利用するのが一番手っ取り
ばやいという結論になります。

普段行かない東北方面にはまだまだ知らない名スキー場が
ありそうです。

バブル時は毎日のように猪苗代のスキー場の広告が新聞に
載っていましたが、今はあまり見かけません。

ただ、人気スキー場馬鹿ごみしているのに、その脇の零細
スキー場はガラガラということはよくあることで、実力と
人気が乖離する快適さと料金もあまりマッチしていない現状が
現れていると感じます。

とりあえず、次は東北方面に行ってみようか。
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木島平二日目

2010年01月17日 23時34分10秒 | スキー
休日特別割引高速1000円を今年は使って今までは
行けなかったところ行こうという事で、その1弾として
今回は木島平へ行きました。

昨季は、休日にスキーに行き関越道はいつも渋滞し、
帰りには事故もあり、決して楽な道行ではありませんでした。

昨日も、道路情報で駒寄で6Kを始め所々渋滞していたようです。

たまたま今回選んだ北信は、渋滞もなく無事たどり着けました。

しかし、ここのところの寒気で道路はチェーン規制が出て
信濃から先も通行止めとなりました。

福島でも高速道路で事故と各地で事故や通行止めが多発して
いたのです。

たまたま事故にも会わず、渋滞にも巻き込まれず、スキー場も
混んでいませんでした。

そして今回泊まったホテルは、ゲレンデサイドのリゾートホテル
ながら、前回の一泊の費用の約1/4です。

その分、施設がしょぼかったり古かったりしていましたが、
おおむね快適でした。

ただ、木島平スキー場には色々がっかりさせられました。

まず、ゲレンデのコースがあまりなく、泊りがけで滑っても
その規模やダイナミックさを堪能するという感じではありません。

まして、スキーリゾートを感じさせるイメージもありません。

それに、最初にイメージしたところと現地ではどうも感じが
違い、もっとコースがたくさんあるはずで、右に見えるコース
があるのに行く道がなかったりします。

コース案内をみてもやっているリフトが5本しかなく、どうも
解せません。

そして、隣のコースをよーくみるとリフトに搬器が付いて
いないようなのです。

牧の入のコースは廃止されてしまったようなのです。

しかし、いつから。

スキーセンターで聞いてみると、今年から閉鎖したとの
ことでした。

残った木島平では、広い中斜面だけで、リフトは遅く、
コブはなし、唯一の急斜面は土日だけ開くのです。

よくある各地の名物コースによくあることです。

せっかくの名物コースを常に開かずというのはよく
ある話で、事前の調査が必要です。

今回はうわさのパイオニアがどんなものかという
一番の目的であり、他の斜面がしょぼくてもまあ
仕方ないにしても、半分ものコースがクローズして
いるというのは予想外でした。

それに、初日の朝方は山頂ペアリフトは止まっており、
あれはなしが違うじゃないかと思い、リフト係りにあのリフトは
今日は動かないのかと聞くとそうですと答えたのです。

かなりげんなりした気分に陥りましたが、何本か滑っていると
パイオニアコースで滑っている人が現れました。

どうやらパトロールがチェックしているようでした。

しばらくするとペアリフトを運転しますというアナウンス
がありました。

それでは、向かおうとすると更にアナウンスがあり、これは
パラグライダー用の人のみご利用ができますというでは
ありませんか。

これで、更にがっかりし、頭にも来て今回失敗したと諦念
しかけました。実際は、11時にオープンとなり、やっと
念願のパイオニア体験となったのです。

いざリフトに乗り込むと期待と不安が交錯するながーい
時間が始まりました。というのは、このリフトがとても遅い
のです。

30分くらいかかって山頂に着きました。

よくある各地の名物コースでも最上級者専用とか、色々の
脅し文句やら自己責任とか色々な注意書きがありますが、
パイオニアでは、モノスキーなど1m以内のスキー板禁止とか
レンタル板禁止という文句に何でと思ってしまうのでした。

ここのレンタル板というのは上級者専用バーンには使えない
性能の低いものなんだと思わずにはいられないし、モノスキー
がだめというのもあまり説得力がないように感じました。

1m以内の板を履いた子供が元気よく滑っていたし、あれだけ
脅し文句と多くの人がここの斜面だけは板脱いで歩いて降りた
などと語っているところなのに、悲鳴をあげて降りている人も
いました。

リフトが遅いので、6本ほどしか行かなかったのですが、山頂沢
コースという登山道みたいなのが開いていて、パイオニアコース
と反対方向にロープが張ってあった細い道があり、どこに出るのか
途中まで歩いてみたのですが、どうもスキーのコースには見えず、
降りるのをあきらめました。

家で調べると全長1,300m、標高差380m
斜度平均20度、最大45度の大自然の中を滑り降りる雄大な
林間コース09シーズンオープン
だそうです。

なんだ滑ってみればよかった。まあ次回のお楽しみでいいか。
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やはり傷跡からだらだらと出血しています。ブルズ対セルティックス

2010年01月17日 22時57分14秒 | バスケ
2010/01/14

    1   2    3   4   T
CHI  29   18   23  26   96
BOS 18   21   24  20   83

Arena: TD Garden, Boston, MA
Officials: #10 Ron Garretson, #45 Joe Forte,
#64 Eli Roe
Attendance: 18624
Duration: 2:32

またまた、前半を見逃してしまいました。

でも、セルティックスまでがこうももろくよれよれの
ゲームを演じるものだと感じてしまいます。

ブルズは、ローズだけとかガードのチームとしての印象から
本来のフォワードで点をとるバスケットになっていました。

守りの確立とリバウンドを獲れるセンターとかなり好印象です。

ですが、先日放送のレイカーズとセルティックスとベテラン
が中心のチームは、その一角が調子を崩すともろいという
イメージを与えます。

レイカーズもセルティックスも決して磐石でなく、ベテランは
各チームで痛んでおり、すると残るはキャブスかという暗喩を
感じます。

今年はそういう筋書きなのか。

いやいやまだ各カンファレンス上位はいつもの人気チームであり、
今後も順位は大きく変わらないでしょう。

上位はそんなもろくないので、オールスター後のトレードで
調子をあげたチームが、どんな影響を与えるかという期待も
あります。

それに今は休んでいるベテランたちも今後はファイナルに向け
戻してくるはずです。

前回のサンズの放送でも、ベテランでもっているチームを
脅かすものはいくつかあると気づかせてくれました。

ピストル所持で無期限出場停止のアリーナスの事件など
トップの選手でもこんな処分が下ってしまう何が起こるか
解らない危険も腹んでいます。





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名物斜面

2010年01月16日 23時19分56秒 | 日々のこと
チームバチスタの栄光に木島平の天辺に連れていかれる話が出てきます。それを読んで以来一度訪ねてみようと思っていました。最近ゲレンデには家族連ればかりで急斜面は貴重になっています。今日は腰まである新雪でした
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バッハと私

2010年01月15日 10時53分31秒 | 日々のこと
最近のブログの入り口として、king diary バッハと
いうのが何回か登場しています。

この組み合わせで思い付くのは、先日のピアノコンサートの
バッハのパルティータ全曲のことです。

その絡みかと思っていたのですが、実際の検索結果を見て
はっとしました。

バッハとくれば、先にカフェバッハの方がこのブログないでは
地位が高く、検索もそれが多くヒットするようです。

カフェバッハにもバッハの鬘をかぶった肖像のレリーフがあり
ましたが、これはヴェートヴェンにしろバッハにしろすごい
珈琲好きというのが、あったようです。

時代的に珈琲を飲むというのが先端の文化だったのでしょう。

しかし、文化人は色々その味にこだわったというエピソードは
数々残されています。

そんなことから店名に音楽がらまりクラッシックに関係する
店名は多いようです。

私は、やはり今バッハと聞けば先日のパルティータを思い出す
のです。

最近はこの地元のピアニストの実力とか音楽に対する姿勢とか
音のスタイルとかに少し疑問を持っていたようです。

しかし、先日のパルティータ第2番を聞き、彼はピアニストなんだ
と感じ入るのです。

勝手にペーターレーゼルと比べて地元で弾き続けるスタイルに
疑問とその技量までも疑うものを持っていましたが、先日の
後半のパルティータなのに第2番が一番最初に弾かれた理由を
考えやはり彼は演奏家であり、その確かな技術はお金をとれる
ものなのです。

実際には世の中の人は判断を誤ることが多いですが、有名コンテスト
に出ている人はプロの演奏家もいますが、彼らは評価され点数を
付けられるレベルの人であり、それが評価を得てプロにデビューと
いうことになるわけで、聞くに足る物を持つものと評価されるもの
とは違うわけです。

寒い朝にそんなことをつらつら思うのです。
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喫茶店巡り、港区

2010年01月14日 01時04分04秒 | 珈琲
昨日は、用事で都内に出かけたので、気になる
喫茶店をついでにはしごしました。

今回は、この季節どうしても食べたくなる
鯛焼きを最初にアタックしました。

麻布十番で降りて、あの有名鯛焼き店で一尾買い
そのままかじりつきました。

皮が薄くて実にうまいのです。

これは病みつきになります。

甘くなった口は、草枕で癒します。

都内の地下鉄の駅近辺なんてスタバやらベローチェ
やらチェーン店が目白押しで、5メートルごとに店が
あるといっても過言ではありません。

そんなところに、一杯600円の珈琲屋さんがまだ生き続ける
という不思議があります。

私が入ったときにはお昼を少し回った時ですが、まだ
だれもいなくてやはりこれはチェーン店がすぐとなりにあるし
しょうがないことかと店内を見回しました。

しかし、私が入ってから次々に来店が相次ぎ直ぐに一杯になって
しまいました。

これはよくあることです。

私の影響だと常に自負しているのですが本当は謎です。

そんな福の神効果はさておき、味の方はモカの香りと
コロンビアの味とそんな感じのブレンドでしたが、よく
ある味で特に感動もなくこんなものかなあという感じで
終了。

そして、その足で新橋の宮越家珈琲へ行きます。

これは先日買った本に焙煎人の紹介があり、なんでも北海道
からわざわざ焙煎に来るという内容に、ほうそれではどんな
味かと出かけたわけです。

飲んだのは1200円のモカマタリ。

最近家で飲んでいるのはイエメンモカですから、比較しやすい
し、一番飲みたい豆でもあり、迷わずそれにしました。

カウンターでじっくり淹れる所もみれました。

味は、自家焙煎店の珈琲というより昔からあるモカマタリと
いう感じでした。よくいわれる酸味が独特という味です。

次にこれも前出の本に載っていたサザのゲイシャを飲みに
行こうかとも思ったのですが、今日はこのまま港区で行こうと
大坊珈琲にしました。

これは行列ができる喫茶店ということで1度行きたいところ
でした。

ここだけ急遽思い付いたので、場所はあまり調べていません
でした。青山通りということだけ覚えていたので、行けば
解るだろうと行ってみました。

結局、交番で地図を見せてもらってたどり着きました。

ここは色々有名人がお気に入りだとか作品の中にも出てきた
とか珈琲好きだけでない人も集客しているようで、果たして
珈琲はどんなものなのか興味がありました。

店は狭くてほとんど満席状態でしたが、丁度空きがあり、
またまたモカを飲みました。

出てきたものは、まず第一印象がぬるい。

そして濃い。そんな感じです。

前回のダフニ、コヒア・アラビカでモカを飲んだ時に
比べたら、今回はそんなものかという感じでした。

前回は、もう一度来てみたい、飲みたいという感じ
でしたが、今回はもう行ったからいいかという感じでした。
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傷跡からどくどくと血が流れます。レイカーズ対スパーズ

2010年01月13日 23時36分35秒 | バスケ
2010/01/12

   1   2   3   4   T
LAL 23   18   22  22   85
SAS 27   26   22  30   105


Arena: AT&T Center, San Antonio, TX
Officials: #41 Ken Mauer, #67 John Goble,
#28 Tommy Nunez Jr.
Attendance: 18581
Duration: 2:6

残念なことに最初の方は見逃しました。

あれだけ強かったレイカーズも昨年からみているゲームは
どうもいただけません。

本来の攻撃が繰り出せず、個人技によるワンノンワン中心の
ぶつぶつ途切れ途切れの攻撃しかできないのです。

コービーの故障やガソルがベンチにいることも大きな原因
ですが、それにしても内容が悪過ぎるようです。

オドムやウォルトン、ファーマーといった控えのできも悪く、
以前ほどの勝負強さを見せません。

アリーザがいなくなり、コービーがこけたときのスピードと
トライアングルオフェンスを支える人がいないのではないかと
思われます。

スパーズはそんなに強くなったようには見えないし、やはり
サンズのようにあやういベテラン頼みのチームで、かつての
迫力もスピードもディフェンスもなく、リバウンドもとれる人が
いません。

パーカーのペネトレートで得点を続けて取れれば点差も付けて
相手にプレッシャーを与えてマークの甘くなったダンカンの
インサイドも許すような形になりますが、このような手負いの
王者に20点差を許してしまう方が不思議です。

これはレイカーズが、普段コービー頼みに陥り、いないときには
アリーザのように代わりにやりますという形が用意されていない
ために、同じような個人技でワンノンワンを仕掛けるしかなかった
のではと思われます。

オドム、アーテスト、バイナムと十分トライアングル
オフェンスで崩せる面子がいるのですから、かわりばんこに
ローポストに立つ選手を決めてボールを回して外と中と
効率よく攻める形を作るべきです。

ヴアチッチの3分とかやはり何かを試しているかのような
随分偏った攻めに、コービーのかっこ悪いトラベリング
と象徴的シーンでした。

連覇に暗雲を感じるここのところのレイカーズです。



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バッハ、パルティータ全曲演奏会

2010年01月12日 00時05分49秒 | ライブ・コンサート・展覧会
昨年末聞いたバッハのつづきを9日の夜に聞きました。

前回と同じ、文化伝承館で行われましたが、前回より
全体的にしょぼい雰囲気が漂っていました。

会場入り口にいつもいる駐車場整備員もなく、案内看板も
でてなくて、本当に今日演奏会があるのかと訝る様な
雰囲気が漂っていました。

会場の配置は前回の時と同じですが、ピアノの周りに花も
なく、随分あっさりした雰囲気で、客席も空席が目立ちます。
前回は開演にはほとんど埋まっていた席も、最後まで埋まり
ませんでした。

普通、前半を聞けば後半も聞きたくなるもんだろうと思い
ますが、なぜ空席になったかは謎です。

前回から休憩の時間にお茶やジュースのサービスもなくなりました。

スタッフの人は、大勢いるのにこの寂しくなっていく感じは
どうしたのでしょうか。

会場入り口で渡されたパンフ類も極あっさりしたものでした。

冬の寒さとあいまってそんな寂しい始まり方でしたが、演奏は
前回感じたものとは全然違うものでした。

最初のパルティータ第2番ハ短調ですが、ほとんど楽譜を見ずに
何のためらいもなく進む手の動きは息をするのも忘れるほどの
すばらしいテクニックであり、音はともかく完全に度肝を抜かれる
というものでした。

前回、右と左のリズム主導が入れ替わるその右手でも左手でも
同じに弾けますよという確認のようだという印象しかなかった
感じより、今回は左と右のメロディが違うという曲で、更に右手で
弾いたリズムを左が追いかけるような繰り返しの曲でも右と
左のそれぞれ違う人が違うかのような難しさを何ごともないかの
如く普通に弾きとおしてしまうのです。

それは本当にそれは見事であり、息を飲む美しい手さばきという
動きでした。見せ付けるような手の動きや体の力のこめ方もなく、
自然体にこれができるのですから、これは相当な粋を感じます。

パンフによると四つのメロディを同時に弾く曲もあるとか。

この演奏でも三つのメロディが表れるとのことですが、奏者の
緊張が伝わる演奏でした。

こんなアカデミックな時間を自宅から歩いて気軽に享受できてしまう
ことに感謝し、次回の演奏会も必ず行こうと思うのでした。

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連休もあっというま

2010年01月11日 22時58分04秒 | 日々のこと
いろいろなことがあった連休でした。

バスケットでは、トーナメントが行われアマと
プロ問わずの日本一を決めました。

いつもはテレビで見ていますが、出かけていて
全然頭に入っていませんでした。

ビデオも撮らず新聞により結果を知ったのみ。

連休中、普段話せない人と、今をどう思っているか
聞いてみる機会があり、結構みんな何も知らずに
もしかすると新聞もニュースも何も読んだりみたりして
いないのかと思うくらい何も知らず考えず生きている
感じを受けました。

もっと世の中のことを考えろよと心の中で思うの
ですが、仕事を終えて好きなことをして後は飲んで
しまえばそれでオーライという人は今でも多いのです。

一般の人が世の中のことを考え、増え続ける財政赤字や
ただのばら撒き政治に嘆息することなく、景気回復の
シナリオはあるのか考えることは必要なことです。

多くの人が関心を持ち、世の中をよくすることを考えれば
それだけ早くよい方向に近づくでしょうし、政府を監視する
気持ちを常に持てば、政治に参加する人が増え誤った情報も
淘汰されるでしょう。

今はあまりに多くの人が自身の楽しみのみに腐心して、他人を
慮ることに背を向ける結果、デフレが進む少子化のしぼむ国家
となっているのではないでしょうか。

そんなことを考えながら明日の天気を気にしています。
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アリゾナは熱い、サンズ対ヒート

2010年01月10日 23時38分37秒 | バスケ
2010/01/08

   1   2    3   4   T
MIA 27  32  22   28   109
PHX 33  20  23   29   105

Arena: US Airways Center, Phoenix, AZ
Officials: #32 Eddie F. Rush, #25 Tony Brothers,
#11 Phil Robinson
Attendance: 18422
Duration: 2:24

世界の景気は、各国の経済政策により底を脱したと
いう報道です。しかし、日本だけデフレに苦しみ
回復からは大きく遅れた感じを受けます。鉱工業生産
は8割にとどまり、デフレの波はじわじわと押し寄せて
治まる様子がありません。

とはいえ、米国の景気もNBAの客席の入りを見る限り、
昨年より悪化しているように感じます。
人気チームのゲームでも満館にならないのです。

数字上は満館でも、映像上コートサイドのいい席にも
空きが目立つなんてこともあります。

そんな中、アリゾナのコートはいつも熱い感じです。

そしてその相手がヒートというアグレッシブなチーム
で、試合も熱い物になりました。

最初、サンズの今年の好調さをアピールする試合に
なりました。

先発の好調に加え、復帰したバルボーサのスピード感
溢れるプレーで好調さを印象付けます。

それだけのアピールタイムがありながら、最後の方は
1点を巡るせめぎ合いになり、決定力の差を見せ付けられる
形になりました。

最初のQでスピードと多彩な攻撃力を見せたサンズですが、
蓋を開ければヒル、リチャードソン、ナッシュとベテランの
選手の得点であり、走り続けるスピード勝負信条のチーム
特性を考えると、得点力が落ちたときが勝負のついたときに
なります。

ナッシュの得点が前半4点どまりとナッシュ自体の翳りが
あったのに最後までナッシュに最後のショットを任した
ことやナッシュからのターンノーバーが多いことなど問題
が目立ちます。

点が拮抗する面白いゲームでしたが、ヒートにしろこの
ゲームでは圧倒した感があるもののその前後は負けていて
仕掛けるようなディフェンスも常に機能しているわけで
ないのも気になります。

戦力的にセンターなど弱いところもあり、それは徐々に
改革されているようで移籍入団を決めたばかりのガード
アルストンが先発でアローヨは出番なしになってしまい
ました。

ライトはシュート力もあり、多彩な攻撃が可能で将来有望
です。

それに比べ、サンズのロートルトライアングルはこのまま
走り続けて平気かなという危うさを感じさせます。

この試合のように、ディフェンスの強いチームに当たると
意外ともろいという特性を表してしまいました。

以前はナッシュが決めなくても外から決める選手が多数いた
のですが、今は全体で得点してやっとこのアグレッシブな
速攻主体を支えているといった感じです。

控えにドラジッジやセンターのフライのように後継の選手が
いるものの果たしてこのスタイルがこの後も続くのか、NBA
少数派ではありますが、こういうスタイルを残してほしい気が
します。


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MSGも寂しいネッツ対ボブキャッツ

2010年01月09日 11時52分59秒 | バスケ
2010/01/07

    1   2   3   4   T
CHA 22   22   27   22   93
NYK 28   21   19   29   97

Arena: Madison Square Garden, New York, NY
Officials: #14 Joe DeRosa, #65 Sean Wright,
#59 Gary Zielinski
Attendance: 19763
Duration: 2:10

ガード主導のチームというのは、今のNBAにあっては
もはや時代遅れの感があります。

この試合では、注目はなんといってもネイトロビンソン。

このいつか見たようながちがちの部活バスケです。

久しぶりに見る肉弾合間見える戦いに熱い物を
感じます。

それを具現しているのがネイトロビンソンであり、
小さいながら分厚い筋肉による装甲を備え、大きな選手に
迫られてもひるむこともありません。

リバウンドやターンノーバーからの切り替えも早く、
中からばかりでなく、外からのスリーもクイックで
あり、守りでの陣容が整う前にとにかく打ってしまう
という一貫した体を張ったプレーとスピードになって
います。

華麗というほどのテクニックをひけらかすようなものも
ないし、確実に決められるところというのもないがとにかく
身長がないしテクニックもなければスピードを使うしか
ないといった潔さで、スピードで返すプレーでがっちり
四つに組んで寄り切ったようなゲームでした。
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昔の名前? ウィザーズ対シクサーズ

2010年01月08日 15時57分27秒 | バスケ
2010/01/05

    1  2  3  4  T
WAS 23 21  34 26 104
PHI 26 32  22 17 97

Arena: Wachovia Center, Philadelphia, PA
Officials: #41 Ken Mauer, #65 Sean Wright,
#67 John Goble
Attendance: 11822
Duration: 2:12

なんだかんだあったアイバーソン。

エルトンブランド、カポーノ、アリーナスにボイキンズ、
ベンチにはサムキャセールの顔も。

なんとも懐かしいオールドネーム。いつかは輝いたが
今はではどうかという人ばかりです。

ゲームの始まりを見ても、おやおやという内容で
とても楽しめるものではありませんでした。

アナウンサーはアイバーソンの変身ぶりばかりをいいますが、
これは明らかにチームセレクトであり、コーチの考えの下の
攻めの形です。

どんな形であれ、最後はダレンベアのダンクで決めるという
簡単な形です。

リズムより確実性という攻めの形ながら、入れた後速攻で
返されたらせっかくの確実性も効果なしです。

不安定な感じもブランドが出て雰囲気が一変しました。

攻めの中心に厚みが出て、確実性が増しました。

それに、リズムも生まれ、リードを作れました。

シクサーズとしては、イグダラとダレンベアのインサイド
で決めるパターンを主武器として、あまりスピードに乗らず
ゆったりと攻撃回数を増やすことなく、僅差で勝つという
確実に力でねじ伏せる作戦をテーマとしているようです。

ただ、チームの持つ持駒でそれが全て全うできるのか。

モーションオフェンスなど畳み掛ける攻撃が主流の最近の
NBAにあってディフェンス主流というのは後手に回り、
ゾーンディフェンスが解禁になり、より長距離シューターの
活躍どころも増えているだけに、下手な戦法をとれば
簡単にあっという間に点差ができてしまいます。

だからといって、ディフェンス主体のチームが完全に
時代遅れとはいえず、ディフェンス重視するコーチはより
ゲームが見えていると思えます。

今回のゲームでは、完全に選手の思惑とコーチの目指している
ものの差が明らかで、どちらのチームも選手起用に合理性が
見られず、勝利に沿ったものとは思えませんでした。

たった9ポイントのブランドですが、彼が加わった時のチーム
が一番安定感があり、チームとしても正解の形のようでした。

中と外のバランスや、ボールが落ちた末に起こるべきして
起きる形への対処など全てを対応できる安心感を持てるエース
としての活躍を誰もが果たせないそんな状態が今後もつづく
のでしょうか。

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100g5800円とは

2010年01月07日 10時38分16秒 | 珈琲
昨日買った雑誌により、サザでついにゲイシャが
売り出されたことを知りました。

hpをみてみるとなんと100g5800円ですよ。

どんな人が買うのかと思ってしまいます。

最近淹れる珈琲は、神経を使います。

というのは、カップやドリッパーなど全てが
冷えているので、出来上がりの珈琲がイメージ
通りにならないことがあるのです。

そればかりか、完全な失敗な味にできあがったり
不安定な出来上がりになりかねないのです。

ただカップをお湯で温めれば防げるのかというと
そう簡単な物でもなく、淹れる時間も気にしないと
気温の干渉でこれまた味が変わってしまいます。

珈琲というと冬の飲み物のように思われていますが、
珈琲は南国の生まれな為、飲んだときは南国のイメージ
がします。冬だからとがぶがぶ飲むものではありません。
逆に冬は一杯余裕の時間として演出に飲むのに適して
います。

豊な香りと今まで実を付けるまで受けた南国の太陽と
風と煎り上がるまで受けた火の履歴をその香りの中に
感じます。

そんな灼熱のイメージを感じながらさむ空に飲むと
余計寒さが増してしまいます。

冬にはやはりココアが似合うかな。

でもカカオも南国の生まれだから体を冷やすはず。

ココアメーカーのhpでは実験により体が温まったと
していますが、世で騒ぐ体を温める陽食品、陰食品
といった分類とは別な世界のことのようです。

ココアを飲んでも南国のイメージは浮かばないよなあ。

やはり暖炉の前で温まっているイメージが浮かびます。

珈琲の酸味がやはり南国の風を連想させるのか。

今日のドミニカの香りと酸味も丁度そんな感じでした。

100g5800円のゲイシャはどんなイメージをもたらすのか。



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解らなくなりそうなこと

2010年01月06日 14時12分34秒 | 日々のこと
年末は高速道路の1000円割引が実施されず、
年始も同様かと思ったら、年始は5日まで割引適用と
なんかとても損した気分です。

今年は、1000円割引を使ったスキーをしてみようと思い
ます。

とはいえ、高速道路の近くのスキー場というと湯沢、妙高
位しかなく、後は福島方面に目を転じて猪苗代湖中心と
なりますが、自宅からの距離を考えるとやはり上越の
いつも行っているあたりが実用的かとなります。

それじゃああまり代わり映えもしないし、メリットもないよう
ですが、一番効果効率はいいのかも。

今度の連休は、ピアノコンサートや豊島区で試合などあり、
スキーに行けるかどうか解りません。

一応いたにワックス入れてありますが、いつもなら三日も
滑れば板の表面が白く毛羽立つくらいになったのに、今回の
スキーでは、それもなくやはり滑走量が年々減っているのか
と思いました。

初日は、11時からリフト終了の17時まで滑り、次の日は始業の
8時30分から目一杯滑っているのに、エッジの切れなどには不満が
あるものの、板の滑りに不安はなく、コースに雪がなく思いっきり
踏み込んだり、深く大きく回りつつ板も思いっきり滑らすなんて
ことを試みなかったので、こんなゆったりスキーで終わってしまった
のでしょう。

それでも昨シーズンの終わりに伝授された技や新雪での滑りは
直ぐに繰り出せておおむね楽しいスキーだったと思います。

昨年は一度も受けなかった検定なども今年はどうするのか
次のスキーには方向性が見出せるのか。

そんなことを思いつつ、正月の休みを過ごし、新聞の記事に
余計不安を募らせ、正月休みから明けたカフェにでかけて
閑散とした店内唯一の客となってみたりしつつ、今年の
行く末を考えてみるのでした。

それは不安な経済情勢と合わせて厳しい道のりのような気がします。

新聞やテレビで景気予測や売り上げアップの業種と落ち込む業種の
特集などを見て見ると、家電やアミューズメント関連は今年は
いいようでした。映画は3D効果で売り上げ好調ということのこと
でしたが、マスコミがいうほど『アバター』の人気は聞きません。

私としては面白かったけど、内容はないというただ新しい3Dの
作られた世界がアミューズメント感覚だったというだけで、
映画としての新しさや映像としての斬新さはないように思いました。

テレビ番組なども今年は、かくし芸など見なかったし、以前は
面白いと思ったものもとても見る気になれないものばかりで、
他は再放送の映像ばかりでした。家で見たのは、『ダイハード4.0』
位でした。

そんな中どうしてと思いながら見たのが、ドクターハウスの連夜
2話放送です。

深夜の海外ドラマは、年末年始は飛ばされる局が多いのに、なぜか
日テレだけ大量放送してくれました。

ただ、2日は24とかぶったので深夜ライブで見てしまいましたが。

lostやボーンズが懐かしい感じがします。

しかし、ハウスの主役とボーンズのFBI捜査官の吹き替えが同じ人で
これが唯一気に入らなくてドラマの興味を減ずる点となっています。
ボーンズの上司の人の声も最初はひどく違和感があったのですが、
こちらは逆に懐かしい感じで気に入りだしました。

でもやはりボーンズを見てハウスを思い出してしまうので、吹き替え
の人は同じ人だと思わせない演技をしてもらいたいものです。
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