10月のある日、床に落ちている物に目が止まる。
なーんか見覚えあるような無いような、なんだろ?
さらに別の場所にも
アーーーップ
さすがに気がついた...
ってことは
ガーン!
塗装が!サビが!ん?こんな所に突起?上下で同じような場所だし、もともと
このデザインだったかな〜と思いたいけどそんなわけ無い。
しばしフリーズ...
アップで写真撮ったつもりだったけど、はっきりわかるのがなかった。
ショックで消したか!?
あの日あの時あの場所で確認したし帰ってきてからも確認した、よね?大丈夫
だったはず。とは言え、ぶつかったんだからランドナーだって衝撃受けてるって
言うより傷を見る限りワタシ以上の衝撃だったんだろう。無傷だなんて甘い考え
だった。それにしてもこんなに遅れてやってくるとは...。
それともあの時は塗装が剥がれてなかったから気が付かなかっただけなのか?
はぁ、どうしたもんか。そもそも今まで気づかず乗ってたし、このまま乗るのは
危ないのか。それともやっぱり修理?でも修理に出したら暫く乗れなくなるし
(シュウリダイモキニナルシ)。うーんこのまま乗り続けて良いものか、悩む、悩む、悩む。
...まあこの時点で平気だと思っていないのは薄々気がついてはいた、ただ踏ん
切りがつかない。報告もかね先輩方に相談してみることに。すると「大丈夫」「
平気」なーんて言われる訳もなく、とりあえず不安を取り去るためにも店に行く
べきだという結論。はい決定。
そして12月、やっと出向いた先は浅草オオマエジムショさん。
店の前に到着も一回スルーしようとしてしまった。だってぇ製作者に壊したソレ
を見せるのって勇気いると思いません?なんて言えば良いの、誰か代わりに説明
して〜。なんとも往生際の悪いこと。ま、自分でするしか無いんだけど。
ここまで来て帰るわけにも行かないので、そ〜っと声を掛ける。一通り状況説明
すると
大前さん:怪我は?体は大丈夫でしたか?
ワタシ:いえいえ体は大丈夫なんですが、こんな形にしてしまってすみません。
大前さん:自転車は修理が効くしお金はかかるけど駄目なら買いなおせば良い、
身体はそうはいきませんから。
はっとした。今の今までそんな風に考えてなかった。しょうもない事故で壊して
しまったことにばかり気を取られて怪我は治って当然くらいに思っていた。
そんな自分が何だか恥ずかしくなった。
ワタシ:で、修理ですかね。
大前さん:そりゃあ作った人に見せたらそうなるでしょ(ニッコリ)。
帰り際
大前さん:今日は乗ってきたんですか。
ワタシ:家からは無理なので品川から乗ってきました!
(以前「乗ってこなかったの〜」と言われたのでちょっと自慢げ)
すると
大前さん:乗りにくくなかった?たぶん乗りにくいはずなんだけど...
!!!
ワタシ:まったく気付きませんでした(汗
大前さん:ま、本人が気がついてないなら良いんですけどね〜。
はいっ
という訳で愛するランドナーは只今入院中。
わかるわかる。
さて快気祝いは桜の下かしら?
ぜひ桜の下で^^
今からイメトレしておきます(何の?)。