冬枯れの林で、樹木の冬芽を見て歩くのも楽しいものです。リョウブの樹皮は、「サルスベリ」とも呼ばれることがあるように特徴的なものなので、葉がなくてもリョウブとわかります。
リョウブは、リョウブ科の落葉小高木で、昔は飢饉のときの救荒植物として利用されたと言われています。リョウブの冬芽は、円錐形で先端は尖り、1~2枚の芽鱗に包まれていますが、芽鱗ははがれやすく、裸芽となっていることが多いそうです。なお、冬芽についての記述は、馬場多久男著「冬芽でわかる落葉樹」を参考にしました。
《リョウブの冬芽 2011/02/12》
《芽鱗のはがれたリョウブの冬芽 2011/02/12》
《リョウブの樹皮 2011/02/12》
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