頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
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イノシシ、花しょうぶ田を荒らす

2022年12月03日 | 紅葉
今年度の花しょうぶ園の管理作業もすべて終了しました。

めでたし、めでたしと思いきや、花しょうぶ田がイノシシ被害にあいました。

4年ぶりの被害です。
花しょうぶ自身は毒があり食べませんが、ミミズなどを食べようと畝を掘り起こすので、株をひっくり返したりカチャカチャになるため、ほっとくわけにはいきません。

電気柵、ある程度効果のあると言われる青色テープ張、侵入口の草刈りを行いました。

イノシシの痕跡(ヌタ場・足跡・掘り起こし跡)は、園内の一部で見られますが、姿を見たという情報はほとんどありません。
臆病なので、作業が終了し人の気配のなくなった花しょうぶ田に、夜間を中心に出没しているものと思われます。

泥浴びを行うヌタ場


1号田、右手の斜面が激しく掘り返されています。
この辺から侵入していると思われるので、電気柵を設置します。


被害を受けた箇所
株もひっくり返っています。

電気柵設置完了



株の植えなおし完了

22号田付近、侵入口を刈り払い、青色テープ設置

31号田付近、侵入口を刈り払い、青色テープ設置


雪の積もるまで、パトロールを行い、人の気配、人の匂いを残しておく必要がありそうです。

基本的に多くの野生動物は臆病でめったに見ることできません。
例外的なのは好奇心が強く、きょとんとして動かないカモシカくらいでしょうか。

しかし、いったん人に慣れる、怖がらなくなるとコロッと態度が変わるので注意が必要です。
言うは易し・・・ですが、上手く付き合っていかねばなりません。



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