頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

困ります

2012年05月10日 | インポート

頼成の森には芝生広場が点在しています。

森林公園なのでモリモリと立体的な木々がありすぎるほどあるので、ここでは、平坦な

芝生広場は、逆にホッとする貴重な空間でもあります。

ところが、この芝生広場にも、ひそかに森林化に向けた侵入者がいるのです。

芝の隙間にカエデの稚樹がたくさん芽生えている。

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砂漠など外国の厳しい自然環境に較べると、日本の自然の復元力の強さには

驚くものがあります。

かつて、目を覆うばかりに?ぎとられた公園や住宅の工事跡も、10年もすれば嘘のように

緑に覆われてしまう。

むしろ覆われすぎてしまうのが私たちのふるさとです。

頼成の森でも、この芝生を守るためカエデに少し遠慮してもらうことになります。

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流水に住むオタマジャクシ

2012年05月09日 | インポート

オタマジャクシのすみかは、田んぼとか池の浅瀬と思っていたら「鯉の滝登り」ならぬ

「小川登り」していました。

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隊列を整えて流れに逆らっているのがわかりますね。

リズミカルな配置で並んでおり、何かのデザインで使えるかもしれません。

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頼成の森には、大小のホウノキが沢山あり、これから花の時期です。

ホウノキの材質は軽くて毛羽立たない特徴がある。

素手で扱う道具の材料として、刺さることなく安全で疲れない。

このため、田んぼを均す道具など直接手に触れる素材として重宝された。

建築材料には向かないので、今は花の香りを楽しむくらいの役割かも?

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長井小紫さんは40センチを超えました。

すごいスピードです。

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5月5日 こどもの日

2012年05月05日 | インポート

5月5日を手帳で見ると、過去10年間 雨が降っていない。

この日は雨の降らない特異日のようで、今日の大快晴も予定通りだったということか。

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お手植え杉へ到る歩道上には、五月晴れの強烈な陽光が注いでいます。

頼成の森のバーべーキュー施設は林間にあるため、木陰の下で楽しめます。

木製遊具はすぐ近くにあります。

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今日はいつもより、小さいお子さん連れが多く、賑やかな一日になりそうです。

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緑に親しむ集いは、無事終わりました

2012年05月04日 | インポート

昨日の天気予報は降水確率80%と報じられ、1日中の土砂降りを覚悟しました。

ところが何と、爽やかな時々薄日が差す、最高の日になりました。

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①林内散策とクイズラリーでは、フォレストリーダーの案内により、ゆっくりと林内散策を

楽しみました。

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②園内花壇づくりボランティア活動では、遊歩道散策を終えたご家族の皆さんの協力で

 30鉢のプランターにマリーゴールドの苗を植えていただき、森林科学館前は見違える

 ように華やかになりました。

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③シイタケの植菌体験では、コナラの原木に電気ドリルで穴を開け、シイタケの種駒を

 金づちで25個打ち込みました。

 お父さんのテキパキした植菌作業を尊敬の眼差しで見ているお子さんが印象的でした。

 はじめての植菌作業に歓声をあげて取り組むグループもありました。

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幸運なことに、すべての予定を終わり、ほぼ跡片付けが終わったころポツポツと雨が

降り出しました。

フォレストリーダーの皆さん ご協力ありがとうございました。

また、共催いただいた社団法人富山緑化推進機構さんにも感謝いたします。

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自然解説員(ナチュラリスト)

2012年05月04日 | インポート

頼成の森では、毎週の土曜日、日曜日、祝日に富山県自然解説員(ナチュラリスト)が

配置されます。

5月3日(憲法記念日)は、ベテランの金子玲子さんの担当日でした。

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たまたま、大阪、愛知から、訪れていたご家族とお話しすることができました。

森林科学館近くの植物を神話を交えて説明されたので、子供達も面白そうに

見入っていました。

ナチュラリストからは、本では得られない印象的な話が聞かれます。

これをきっかけに、植物への関心が深まれば嬉しいことです。

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長井小紫③

2012年05月03日 | インポート

最後に咲くさくら サトザクラ類がドンドン散り、道路下の花しょうぶ田に降り注いでいます。

花しょうぶは、期待に応えてよく伸びています。

これからも大急ぎで伸長成長し、そのあと花芽が作られ、開花となるようです。

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もう30~35センチ位になりました。

①4月19日 ②4月27日 ③5月3日 

それぞれ見比べると、もう、おとなの雰囲気になりました。

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花しょうぶ田の周囲も、すっかり みどり みどり になりました。

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遊歩道にて

2012年05月03日 | インポート

ツルグミの花を間近で見たのははじめて。

渋くて甘い「赤い実」は食べたことがありますが、その元はこの小さい花。

とても花とは言えない地味なたたずまい。

それを補うように後ろに華やかなツツジが控えています。

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キンキマメザクラもそうでしたが、花が咲くとキンキマメザクラだらけ状態に見えます。

花が散るとキンキマメザクラの木を探すのさえ困難になります。

同じように今、ユキグニミツバツツジが山一面を覆っています。

間もなく忍者のように姿を隠すでしょう。

春は隠れん坊の季節と言えます。

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蟻も木も山も……

2012年05月02日 | インポート

ひと月でこんなにも変わるものですねぇ。

生物の息遣いなど感じなかった4月はじめ。

ザワザワと音が聞こえるような5月のはじめ。

遊歩道に「中」くらいの黒いアリが巣穴の開口部を作っています。

豚の鼻かと思いました。

なかなかユーモアのわかるアリたちです。

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ホウノ木の葉が開いていました。

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この大きな若葉で熱いお握りを包むと、やわらかく上品な移り香がします。

鮮度が命ですから、田舎でしか味わうことのできない食品でしょう。

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針葉樹と広葉樹が混在する「混交林」は頼成の森の自慢できる景観です。

ここ数日で、すっかり「森に厚み」が出てきました。

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