ブログ・オブ・タナザキ

空想地図 多奈崎市を作っている人らのブログです

武蔵野線詩集

2020-09-15 12:41:49 | 日記



垢抜けない

都会の電車はだいたい帯が単色。
山手線はウグイス。
中央線ならオレンジ。
総武線だと黄色。
スカイブルーは京浜東北。
そして武蔵野線、オレンジ+白+茶色。
橙色を中央線に譲って、今日も3色の電車が行く。


惜しい

西船橋、快速が止まらない。
新松戸、快速が止まらない。
南浦和、速い電車が止まらない。
北朝霞、快速急行止まらない。
(新)秋津、急行が止まらない。
西国分寺、中央特快が止まらない。
乗って降りてを一手間加えて、
隣の駅から今日も乗る。


よく止まる

風が吹けば止まる。
雨が降れば止まる。
木が折れて止まる。
他にも理由をつけて止まる。
止まらなくても遅れる。
まあそうだな、
気の乗らない用事とかの口実には、できる。



茶色い

帯が茶色い。
床が茶色い。
快適というには古すぎて、
レトロと呼ぶには新しすぎる。
でも最近の武蔵野線、
床が茶色じゃないらしい。
変わったね



各駅停車

各駅停車 13:05 府中本町
各駅停車 13:15 府中本町
各駅停車 13:25 府中本町
各駅停車 13:35 府中本町
各駅停車 13:45 府中本町
各駅停車 13:55 府中本町
「府中本町」まで乗ったことは、無い



武蔵野線の特徴

快速がない
ドアの前に人が固まる
単調
終電が死ぬほど早い
東京行きあんまり無い
電波通じないところがある
最寄りなので使うしかない
西船橋のホームは安心する
私を高校まで毎日運んだ
私を大学1年まで毎日運んだ

語るには思い出が多すぎる路線


JR武蔵野線


府中本町 せっかくなら府中に行ってほしい
北府中 東芝がある
西国分寺 エキナカが立派
新小平 地下みたいなところにある
新秋津 乗換客が歩くので商店街がある
東所沢 角川が何か作るらしい、施設を
新座 バスに乗ると志木に出れる
北朝霞 川越行くとき使う
西浦和 揺れる
武蔵浦和 階段が端っこにしかない
南浦和 せっかくなら浦和に行ってほしい
東浦和 意外と人が乗り降りする
東川口 降りたことないな
南越谷 駅前に立派な屋根
越谷レイクタウン 駅の作りが武蔵境に似てる
吉川 上下でホーム離れすぎじゃない?
吉川美南 人名?
新三郷 駅名板がなんかすごく細長い
三郷 ホームの端、川
南流山 TXができて少し立派になった
新松戸 ここのコメダでよく勉強していた
新八柱 2億回使った 8号車が便利
東松戸 2兆回使った ケンタッキーができた時は大喜びした
市川大野 くすりの福太郎がある
船橋法典 すし詰めなのに更に人が押し込まれる
西船橋 ホーム広げないと危ないですよ、朝

雑記② - ラジオの話

2020-07-01 00:03:17 | 日記
興味の移ろいがすごいので、シリーズ物の記事(旅行とか街歩きとか)を描いてる最中にも興味が移ろってしまうことをお許しくださいまし・・・

2020年6月30日。日本から2つのラジオ局が姿を消します。
名古屋の「Radio NEO」、そして新潟の「FM PORT」。


「空想地図マニア」を普段名乗っておりますが、実はラジオも好きでして・・
本日で閉局する電波を聴きながら「ラジオ」に思いを馳せてみようかと思います

突然ですが、小さい子供って、「夜」が怖いじゃないですか(当然)
私もいたいけな子供の頃は一般的な子供(??)でしたので、夜、無音の部屋で寝るのが怖かったのか(それが/それだけが理由かどうかは今となっては定かではないけど)、親に貰ったラジオを枕元に置いて就寝することをもっぱらの習慣としていました。
小学生ぐらいの頃、寝る前と起きる時はずっとラジオを聴いていた気がします。

テレビもまだまだアナログが現役、radikoアプリなど影も形もなかった頃の話。テレビより幾分も小さい箱のダイヤルを捻っては、砂嵐の中から聞こえる声を探して、それに耳を傾ける。
インターネットを知るまで、私にとってはラジオが世界へ通じる扉でした。

小ラジオを聴き始めてからは、しばらく地元のラジオ局を聴いていました。
東京には5つの民放ラジオ局があって、(まあFM的な"オシャレ"もAM的な"トーク"もまだわからぬ子供ながら)いろいろと聴いていた覚えがあります

で、私が聴いていた時間、寝る前、すなわちだいたい夜間。
実はAMラジオって、夜中だとあり得ないぐらい遠くの局の放送が聞こえたりします。 私の住んでいた首都圏から、札幌や福岡のAMラジオ局が余裕で聴こえるほど! 
今夜はどの局を聴こうか、考えながらダイヤルを回していると、ノイズや海外の(遠距離に電波が飛ぶので隣国の放送とかも聴こえる・・)電波に混じって聴こえる、日本各地の放送に耳を傾ける楽しみができました。

旅行記事ばっかり書いていることからもわかる(?)通り、国内旅行がとにかく好きな私ですが、そういった「日本全国への興味」みたいなものの源泉は、もちろん地図や地理が好き、という理由もありつつ、子供の頃にAMラジオ越しに経験した"遠距離の人の声を聞く"といった体験も、ひょっとすると結構な理由になってるのかもしれません・・。

〜〜〜〜〜

このたび閉局する「FM PORT」と「Radio NEO」。
いずれも放送事業の採算の都合との報道があります。

テレビの台頭やインターネットの普及、ラジオ業界の構造不況は以前から言われています・・

今回の2局のような、コミュニティ局(市町村単位)ではない"大規模な"ラジオ局の閉局、
初めてのことではありませんが、それでも2010年の「Radio i」以来のことで、やはりラジオっ子の私として、閉局の知らせを目にしたときは衝撃を受けました。

しかし、幼い日の記憶とか、思い出とか、そういうノスタルジーだけでは飯は食えない、それもまた事実であり

あまりまとまらない内に0時を迎え、閉局になってしまいましたが−
FM PORTは19年間、Radio NEOは6年間、お疲れさまでした・・!


雑記①

2020-05-02 04:07:45 | 日記



集合的なものが好きだ。

…頭の中の思考をそのままもぎって文字にしているので、ちょっとわかりにくいかもしれない、という言い訳を挟ませて欲しい。とにかく、集合的(複合的?)なもの、単一の要素ではなくいくつかの要素が合わさってできた産物、あるいは合わさっている現象(合わさっているさま、集合体)。そのものを好きになるところがあるのかもしれない。
集合的と言っても、テレビでたまに見るような、どこかの軍隊による一糸乱れぬ集団行動とか、沢山のものが狂いなく動く美しさとか、そういう類ではない。むしろ、バラバラな様子を持つものが何らかの理由で集まって、一つの何かを作り出しているというか、作り出してなくても集まったというさまそのものに、何か惹かれるものがあるのかもしれない。まだよくわからない。

例えば。

ロゴマークが好きだ。
ひとつのロゴの完成度や美しさに浸るというより、ロゴ単体ではなくロゴマークの集合体を見るのが昔から好きだった。収納代行の封筒に記されている振込可能コンビニのロゴ、提携銀行の一覧のロゴ、ポイントカードに書かれている対応店舗のロゴ、…。いくつものロゴが1箇所にずらっと並ぶさまは、それら1つ1つを単独で眺めるのとは違った表情を見せる、ような気がする。


デザインが好きだ。
単体のプロダクトのデザインとか、書籍の装丁とか、シンプルに美しいそうした類も好きだが、やはりどちらかというと、プロダクトと言っても大規模なプライベートブランドのデザインとか、あるいは駅や大規模施設の案内サインのデザインとか、「システム」みたいな言葉が要りそうなデザインもしくはデザインの集合体(あるいはデザインシステム?)の観察にそそられる。

24時間テレビのエンディングが好きだ。
満身創痍のランナーが武道館目指して残りのコースを進む様子……ではなく、エンディングのときに画面左下の方にワイプで流れる地方局のリレーが好きだ(わかる人いるだろうか)。北は北海道から南は鹿児島まで、30あまりの放送局の人々が順繰りに映される。ここに無数の演者・スタッフの名前がせわしなくエンドロールで流れるさまも相まって、いろいろな地域・いろいろな立場の人々が作り出す「番組」の姿を見る。


バンド音楽が好きだ。
楽器も弾かなければ作詞や作曲をする訳でもない、音楽に明るい方ではないが、普段耳にする音楽は気づけばだいたいバンド音楽である。ギター、ベース、キーボード、ドラム、ボーカル、……。バンドはメンバーひとりひとりがミュージシャンであり、その集合がバンドである。昔から「バンドは生きもの」とはよく言われたものだが、誰か1人の一存で何かが決まったり動くわけではなく、構成するメンバーの相互作用--"化学反応"と称する人もいる--で動く「生きもの」がバンドである。バンドは「集合的なもの」である。


そして、街が好きだ。
言うまでもなく、「街」を作る人は1人ではない。街には政治家がいて、行政がいて、住民がいて、また別の住民がいる。バンドと同じように、誰か一人の意思で街の形は決まったりしない。しかし街を作り出すのはまた、他でもないその街に関わる人だし、その街を構成する「要素」たる各人である。職業も立場も出自も違う人が、「そこに住んでいる」「そこに勤めている」「通っている」「出かける」といった偶発的な理由だけで、一つのところに集い、おのおのがおのおのの生活を繰り広げることで、知らず知らずひとつの集合体としての「街」を作り出している。

私が"集合的なもの"を好きな理由はわからないが、
空想地図作家としての私が"街"を好む理由は、
確かにこのあたりにあるような気がしている。

という、最近の考え。



〜〜〜〜〜〜

突然日記のようなモノを書いてみました。

目新しい話でもないかもしれませんが、
普段このようないろいろなことを頭の中で考えながら、
それ自体の目新しさの無さにより能動的にアウトプットすることがなかったのですが、
「好き」を体現するコンセプトの場を頂いたと言う縁もあって、
たまにはこうしたのを書き留めてみることにしました。

次回は、例の旅行話の続きです。

Ranoでした。

空想地図マニアと申します。

2020-03-23 23:27:51 | 日記
みなさん旅行は好きですか?
私は普通に好きです

この問答で終わらせるとブログを行う意義が皆目無くなってしまうので、
言うまでもなくもう少し色々なお話をするかと思いますが、
わたくし空想地図マニアのRanoと申します。
普段は実際にありそうだけど無いまち「多奈崎市」を創作しています。

※もっと普段は英文学を専攻しております大学生です。

このたびマニアブログフェスタに参加させていただくことになりましたので、
ブログ初心者ながら「好き」を発信するべく
不定期かつコンスタントに文章をお届けしていきますので、
何卒よろしくお願いいたします。。。

で、冒頭の唐突な問答ですが、
一応ながら空想地図マニアを僭称している私、
空想/現実に関わらず街がだいたい好きな訳であります。

で、普段せっせこ拵えてる空想の街ではあり得ないことなんですけど、
実際の街というのは
なんとそこへ実際に訪れることができます


すごくないですか?????


そして冒頭で述べた「旅行」という行為、
これはすなわち自分のまだ知らない
未知なる現実の「街」へ足を踏み入れ、
実際にそれを体験することを可能にしてくれるのです。


故に、空想地図作家Rano、
空想地図が好き、空想現実問わず街が好き、
そこから転じて旅行も好き、という訳で、

>マニアフェスタ出展の20名のマニアが、goo blogに大集合!
>一斉にブログを開設し、好きを綴っていく企画です!
(出展:https://maniafesta.jp/maniablogfesta/)

…な「マニアブログフェスタ」での当ブログは、
しばらくはそんな旅行(や「街」のこと)を
書き綴って行ければなあと思います。
(いや、街や旅行以外のことも多分に書くかもしれません〜〜〜〜〜🏄🏄🏄)


ともあれ、総勢20組のマニアが集結した「マニアブログフェスタ」。
(当ブログ含め)今後にご期待ください〜〜〜〜〜👋




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