再出発!またたびまちの旅と踊りと美味しいと

大好きな旅と踊りと美味しいをてんこ盛りに❣️
旅するように暮らして
音楽のように踊り
美味しいでつながりたい❣️

七月大歌舞伎 昼の部へ。

2015-07-14 19:11:08 | 心の美味
こんにちは、
小町です

心の栄養2本立て。
まずは先週末に訪れた、
歌舞伎座の七月大歌舞伎昼の部のこと。


出演者が発表された瞬間から、
チケットとるの絶対大変!
と思った今月の歌舞伎座 昼の部。
ファンクラブの先行ではあっという間に売り切れて間に合わず、
ぴあの先行抽選で当たった3等席でみてきました。


実際昼の部は、一般発売日には見事に完売御礼済で、
幕見席も朝、歌舞伎座についた時には2幕目までいっぱい。
さすがです。

1幕目は南総里見八犬伝から2場、
2幕目は与話情浮名横櫛から2場、
そして3幕目は蜘蛛絲梓弦。

例のごとく、
市川猿之助さんが一番のご贔屓とは言うものの、
坂東玉三郎さんも、
市川海老蔵さんも、
中村獅童さんも、
と、ミーハーに観たい看板役者さんも揃っていて、
ミーハー心を満たしてくれるとても華や
かな舞台でした。

南総里見八犬伝には、
4月に中日劇場で雪之丞のお相手役の波
路を愛らしく演じていた
梅丸くんがでていて、
今回は男役だったけれども、
やっぱりとても可愛かった 笑 
ちょっと見守りたい役者さん。
 
あとは、南総里見八犬伝でも、
与話情浮名横櫛でもいい味をだしていた猿弥さんがツボ。

5月に引き続きの玉三郎さんは、
舞台上でお化粧をしている風情がとても好き
海老蔵さんもやっぱりかっこよかった。
(でもなぜか筋書の写真が異様にいもっ
ぽい。謎)
獅童さんの与太者っぷりも良い。

終始見どころいっぱい。 

しかも、今回は後学のために、
気になっていた字幕ガイドをかりてみたので、
みるものが多すぎて大忙し。 

字幕ガイド、舞台全景、
そしてご贔屓の顔をオペラグラスでみる 笑 
小町三変化。 

そして楽しみにしていた、
猿之助さんが六変化する蜘蛛絲梓弦。

童子の姿ですっぽんから上がってきた時の表情から、
「四代目」と声をかけたくなる位、あの顔! 
得意げで愛らしい踊りも、
薬売りも、
新造のちょっとあだっぽさも、
座頭の見事な奥州舞いも、
揚巻の色っぽさも、いい
けれど、
やっぱり人間でない時の猿之助さん!
とても好き 笑 
そして、衣装にさりげなく入る、
蜘蛛らしさ

これで宙乗りがあったら最高なのに、
と思ったミーハー歌舞伎ファン小町でた。

そして、
小町式歌舞伎鑑賞最大の楽しみは、
家に帰ってから役者さんの表情とか動きの真似をすることです。
(細かすぎて伝わらない程度の真似)

観にいけてとても楽しかった。
歌舞伎観賞もやっぱりやめられません。

この日はこの後、
710(納豆)の日と言う事で
銀座の茨城アンテナショップで開催されていた納豆食べ放題に行って、
納豆はこじんまり食べるものだと後悔をしました。

小町の口からも糸がでそうでした。
というか、
先ほどの歌舞伎の印象とあいまって、
店中糸を引いているビジュアルが、
思い浮かんでしまって
女郎蜘蛛になってしまうわ 

その後は、友達とメキシコ料理を食べに行き、
みゆき館でモンブランを食べて、
楽しかった。 

余談ですがモンブランの写真をSNSにUPした所、

オーストラリア在住のエジプト人の友
達と
ギリシア系ロシア人の友達のママが
「これは何?」と尋ねてきて、
モンブランがポピュラーなケーキでない事を知りました。
フランス人の友達が、
私は知ってるー!と言っていて、
今度彼女が来日した時には
パリに本店があるアンジェリーナに行こうと思いました。
面白いな。

ところで、
エジプシャンやベリーダンスって話を書くより、
和の話しの方が小町という名前はしっくり来る気がします。

アラビックネーム欲しいな


今日は友達とのご飯前に、
ジムでトレーニング中!
愛をこめて、
小町でした

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六月大歌舞伎 舞踊夕顔棚

2015-06-19 18:05:28 | 心の美味
こんにちは、小町です
旅と踊りと美味しいの備忘録。

先週、埼玉でのお仕事の帰りに、
丁度まにあったので、
歌舞伎座の幕見席で「舞踊 夕顔棚」を観てきました。
 
夕顔棚の下で
お風呂上がりに夕涼みをしながら昔話をしているところに、
聞こえてくる盆踊りの音にのせられ、
踊る老夫婦。
そして、やってきた若い男女も踊る。
コメディタッチのところもあり、
客席からも笑いがおきたり、
ほのぼのと温かいかつさわやかな気分になる一幕でした。

あんな老夫婦になりたい。
懐かしいねぇといいながら、
少し覚束なくなった足取りで踊ってみたり、
思い出話をしたりして、
笑いあう老夫婦。
ポロリ(!?)はしたくないし、
結婚もまだですが 笑 
そんな事をほんわか思いながらみていました。

人間国宝の尾上菊五郎演じるお婆さんと、
市川左團次のお爺さんの踊る、
昔とった杵柄のよぼよぼ踊りと、
涼やかな若い男女を演じる
坂東巳之助と中村梅枝がみせるよぼよぼでない踊りの対比もまた楽し。
しかも、歌舞伎って基本生演奏。
ベリーダンスでもライブバンドはやっぱりいい!
なんてよく話しているけれども、
今月の歌舞伎座なら、
日本の人間国宝がライブミュージックで踊ってるのよ、
と思うとジャンルは全く違えども、
すごい事じゃないかしら 笑
三月に菅原伝授手習鑑を幕見した時には立見だったけれども、
今回はずいぶん余裕があって、
なんだかもったいない気分でした。
幕見席や3等席には外国の方がたくさんいて、
目で見るガイドを借りている方も結構いたので、
名古屋も御園座が新しくなる時には
是非幕見席と目で見るガイドがあってほしいとぼんやり。
毎月歌舞伎をやる訳ではないから難しいのかな… 

4月にエジラバゲストが来ている時には、
丁度中日劇場に今一番ご贔屓の市川猿之助が来ていたので
エジラバのお手伝いの間をぬって歌舞伎も見に行っていたのだけれど、
(その歌舞伎の事も書きたかったのに、
思えば遠くの記憶になりにけり。
でも近々エジラバの事もあわせて、
今更だけど書いていこうと思う。
書いていこうと思う。(決意))
やっぱり日本に興味をもって外国から来た人にとって、
分かりやすい日本的なものをみられるのって、
とても楽しい事だと思うのよね。
その時はもうお席も並んで取れないし、
英語ガイドもなかったから、
結局行かなかったのだけど。
幕見とガイドがあればよかったなーと、
つくづく思います。


もちろん、日本人にとっても、
伝統的なものが遠いものにならない環境があることは嬉しいし。 


話を戻すと、
夕顔棚は面白かったので、
6月25日の千秋楽までにもう一回行けたら、
行きたいなぁと思っています。

そんな事をさらっと書くつもりが、
もう10日前の事だったので、
そろそろ改めて、毎日ブログ宣言しようと思っている今日この頃です。

愛をこめて、
小町でした



歌舞伎と鳥獣戯画とばったりと。

2015-06-05 23:58:05 | 心の美味
こんばんは、
小町です

今日も野球にきましたが、
負けてしまいました
うーーー、がっくり。
でも、隣の人がくれたプロ野球カード、
封をあけたらなんとドアラの直筆サインカード!
超レアカードだったので、
結構嬉しい 笑 単純 笑


な、訳で、
書きたい事がたまっているので、
ボチボチ、新しい事、古い事、
前後しながら日記。

5月某日
明治座で上演されていた、
五月花形歌舞伎を観に行きました。


今、ワイドショーを賑わせている、
愛之助さんも出演されていましたが、
お目当は市川猿之助さん。

雪之丞変化に続き、
男の花道も
売れっ子女形のお役で、
舞台上の喜昇さんと同じく、
きゃぴきゃぴした気分で鑑賞。

事も無げに美しい佇まいには、
ただただため息。
でも、話の内容は突っ込みどころ満載。
走れメロスかとか、
頑固かとか、
悪役はとことん損よね、
とかとかとか。

けれど、
そんな事はいいの。
美しいから。
猿之助さんが
人間でない役をされている時が、
本当に素敵で
指先まで行き渡る神経が、
客席まで伝わってぴりっとするのが、
何とも心地よくて好きです。

ただ、この日は、
近くにいたマナーの悪い観客のせいで、
右近さんの矢の根は台無し。
男の花道は開演後しばらくして、
巡回スタッフが注意してくれたので、
難をのがれましたが、
劇場スタッフは、
ルールを守れない人を速やかに
みつけて注意をして欲しいものです。

そんな訳で、
仁王立ちしている時に、
右近さんの足の親指が反り返っていた事だけが、
やたら頭に残っていました。
後日、ぶっちゃけ寺と言うテレビ番組で猿之助さんが
「仏像に立ち方のヒントがある」
とおっしゃっていましたが、
たまたま先日行った、
高村光雲作の善光寺の仁王像の親指が、
そりくりかえっていたのに驚愕でした。

面白いものです。

そして、終演後は、
最後の舞の余韻に浸りながら、
東京国立博物館へ。

大好きな絵巻物の中でも、
知名度抜群の鳥獣戯画が公開されているとあり、
こちらも観ずにはいられず。


高山寺の数々の至宝。
1000年も昔の人の感性が、
今の人の心を打つ事が
なんだかとても愉快な気持ちで、
本当に面白かったです。
有名な鳥獣戯画の中でも、
まさに鳥獣戯画な丙巻も面白いのですが、
人々の儀礼や祭礼の様子が描かれた、
丁巻がなんとも小町好み。
老いた尼さんと若い僧が、
向かい合って輪を首にかけて引き合う、
首引きと言う遊びが、
本格的に意味不明で、
とても楽しい気分になっていました。


どちらにしても、
この単純な線から生まれる
ユーモラス溢れるドラマは、
本当に見飽きない。

そして、
鳥獣戯画以外にも、
華厳宗祖師絵伝という国宝の絵巻物。
これも最高に面白いです。
物語の発想も、
今で言うコマ割り的なものも、
ト書きのさりげなさも、
鎌倉時代にすでにこのセンスが、
確率されていたかと思うと、
驚くばかり。

こちらは6月7日、
明後日まで開催中なので、
恐ろしい混雑だとは思いますが、
おすすめしたいです。
私ももう一度行きたかった…

ちなみに、
高山寺のホームページには、
これらの至宝が
わかりやすく紹介されています。
便利な時代

その後、
お茶の水のエスパスビブリオへ。
猿之助さんが撮られた初の写真展
「巴里逍遥」を見に行きました。

そうしたら、なんと、
高校の時の親友の妹にばったり!!!
15年振り位か。

私がギャラリーに入り、
店員さんと話す声に気づいてくれたのですが、
その時メモしていた言葉が、
「人を感動を与えるためには、
自ら感動を知る人でなければならない。」
(三代猿之助)
で、それを聞いた時に、
この4月から5月中旬にかけて、
感じていたものが、
さぁーーーっと凝縮された気持ちに。


出会いとタイミングって、
たまに本当に、
メッセージを届けてくれるなと、
思いました。


便利な時代でも、
足を運んで、
価値のあるものをみてこそ。


まだうまく言えませんが。
なにか、
とても心がむずむずした、
五月某日でした。


そうそう、
東京国立博物館、
鳥獣戯画の後、
7月11日~9月23日は


クレオパトラとエジプトの王妃展


最近みたユーラシア博物館は、
古代エジプトファラオと民の歴史展。
なんか対象的 笑


この企画展も楽しみです。


愛をこめて、
小町でした




ボストン美術館 華麗なるジャポニズム展

2015-03-12 12:46:16 | 心の美味
こんばんは、
小町です

先日行ってきた、
ボストン美術館で開催中の、
華麗なるジャポニズム展のこと。

目玉は、
クロード・モネの
「ラ・ジャポネーズ」

ボストン美術館での公開修復後、
初の海外公開で東京、京都とまわり、
最後の地の名古屋へ来ています。

かなりの大きさの作品で、
表面のひび割れや、
くすんでしまったワニスを取り除き、
色鮮やかに復活したものを目の前にすると、
当時流行の日本的なものに囲まれ、
楽しそうにしている、
モネの最初の妻、カミーユが、
今にも笑いだしそうにイキイキと感じられました。

当時流行っていたのでは?と推測される、
団扇を壁に貼るというのも面白いです。
この絵の描かれた1870年代、
日本から年間100万本もの団扇が、
輸出されていたそう。

すごい!

この打掛の見えない側を、
見える柄から想像して、
能の「紅葉狩」のシーンではと読み解き、
再現されていたものが入口にあり、
素敵でした。


ちなみに、下世話な話、
ラ・ジャポネーズは、
最初2000フランの値がついたそうですが、
前年のモネの作品は233フランだったそう。
それだけ、
日本趣味が取り入れられた作品が、
興味をひいたと思うと、
なんだか嬉しくなっちゃいますね。

後は、
浮世絵を模写したゴッホの作品の、
頑張って書いた漢字や、
北斎漫画の展示がツボでした。

北斎漫画は、
いろいろな図柄スケッチがまとめられたもの。
展示のページは、
江戸の風俗画にでてきそうな、
町人の様々なページがかかれたもの。
抜粋が出版されているみたいで、
かなり欲しくなりました。笑

この日本的な構図や色彩に、
当時の西欧が魅せられたことが、
わかりやすく展示されているので、
観に行くと嬉しい気分になります。

パリ万博の頃の
「もはや流行ではなく、
熱狂であり、狂気である」
と言う響きが、とても好き

浮世絵、
いや、むしろ絵巻物の時代から、
現在のアニメまで、
日本の二次元パワーすごいなぁと、
勝手に話を飛躍させて、
楽しんできました。

この展示は、
もう一回位行きたいかも。

どんな芸術作品も、
やっぱり生で観られるのは、
幸せですね

詳細はこちら
ボストン美術館 華麗なるジャポニズム展

限定グッズも、
欲しくなるものたくさんでした☆
メモ帳とか、
ハガキとかいろいろ買ってしまいました。

帰りに、
顔出しパネルで
ラ・ジャポネーズになろうとしましたが、
カミーユの小顔に撃沈 笑


愛をこめて、
小町でした




東洋文庫 イスラーム展

2015-03-07 19:23:48 | 心の美味
こんにちは、
小町です

昨日の興奮さめやりませんが、

今日は東京散歩。
東洋文庫で開催中の
イスラーム展を訪れました。

東洋文庫は、
岩崎弥太郎の長男である、
岩崎久弥が収集した書物が保存されている、
博物館。

特にアメリカのモリソン博士から、
買い取った書物のモリソン書庫の展示は、
圧巻の一言。
こういう場所をみると、
書物は人類の宝だし、
智は財産だと思います。

いくら、
デジタル化がすすんでも、
無くしてはならない良さが、
ある気がします。

そんなコレクションの中から、
コーランを始めとする、
イスラーム文化のある地域の書物を、
ピックアップ展示しているのが、
今回の企画展。

内容はあまり濃いとは言えないですが、
美術館の雰囲気が良くて、
足を伸ばしてみてよかったです。

1870~90年ごろにかけて編纂された、
文化省刊のベストセラー。

古いカイロのページが、
丁度開かれていて、
興味深かったです。
他のページもみてみたい。
そして、この絵の雰囲気の場所、
カイロには今でもありそう。


お土産コーナーには、
エジプトやモロッコ、イランなどの、
雑貨も置いてありました。
が、この価格は 笑
バイヤーが騙されたのか、
バイヤーが儲けようとしすぎたのか…

全体では最近、
読んで理解する能力が、
低下気味なのでとても頭をつかいました。

そして、
展示の中で一番小町好みだったのは、
イスラーム展のものではなく、
海外で発行された日本の昔話。

確かドイツで発行された、
猿蟹合戦。
この臼の顔 笑



イスラーム展からは、
カイロで発行された
この千夜一夜物語の装丁が可愛かったです。
アルフ レイラ ワ レイラ…と、
呟いてみました。



たまにはいつもとは違う知的な部分を
刺激したいと思いながら、
結局なぜだか、
今興味ある所に行き着く。


面白い事です。


その後は、
日暮里でまた衣装用に生地を買いました。


すっごい奇抜なおばちゃんに、
あなたイケてるわ!と声をかけられ、
若干戸惑いました。
でも、あのおばちゃんがNY歩いていたら、
お洒落マダムと言われる部類かもと思い直し、
元気を取り戻しました。笑


久しぶりの、東京でのフリータイムで、
歩き過ぎ。
これから御飯


愛をこめて、
小町でした