~Words~

心に宿る言葉たち

スタイル

2006-12-27 | words


夢と 地と 花と 光と 空と 風と


その全てを盾にして


心の中の


泥んこの少年と


旅をする。。。


 


向かい風が


妙に心地よい


 


つむじ風が


笑顔をつれてくる


 


転んでも 転んでも・・・


また なお


思いを強くして・・・


 


待ってたのは


そんな風―――


 


私の中の少年


私の中のスタイル。。。


2006年ブログ後記

2006-12-19 | essay


今日しかゆっくりと時間がとれないので
早々ですが…ブログの反省。。。です。

2006年も、もうじき終わろうとしています
皆さんにとって今年はどんな年だったでしょうか?

私にとっては…
「生きる事」を知らしめさせられた年だったような気がします。
知らしめさせられた・・というとちょっと大袈裟かもしれないのですが
一年を振りかえって色んな出来事を振りかえってそう思うのです。

私事ですがここ5年くらいは変化の多い日々を過ごしていて
何かと葛藤する毎日です。どうしていつも…そう思うことも、しばしばですが
きっと、私にとって必要な事なのでしょう。今年に入り
そんな風に思えるようになって、本当の意味で生きる事が楽しくなってきました。

新しい出来事には戸惑いがあります。この歳になっても
初めは悲観的になったり、躊躇したり、逃げ出したくなったり…
それでもそこに身を置いていれば、なんらかの知恵が出て来たり
誰かに助けられたり・・不思議と色んな所で助け舟と出会え
何に対してでも自然と感謝の念が出てきます。

先日、テレビで4本の指でピアノを弾く女の子が出ているのを観て
単純に「素晴らしいな」と思いました。
どんな状態であれ、それを喜びに変えていく姿に勇気づけられた方も
数多く居らっしゃることだと思います。

「日々、是、好日」
故 「加藤芳郎」さんの残した言葉です。
今がどんな状況であろうと一日をよい方向に変えていく…
どこからでも起ち上がろうと
どこからでも歩こうと、そう心から思います。

皆さんも来年も
どうぞよい日々をお過ごしください。

このブログもなんだかんだ言ってまだ続けております。

しかし、職業変えしたので今、少し思考能力が落ちております(笑
ここは皆さんと出会った大切な場所なので…
あんまり出来の悪いのは載せたくない!!
なので。。。来年もこの調子で更新したいと思います。
それでは、よいお年を―――


 


太陽の味

2006-12-19 | words

 


たいようにあっかんべーした

今日の味はどんなの?

塩辛い。。。

きっと哀しんでいる人がいるんだな

たいようにあっかんべーした

今日の味はどんなの?

苦~い。。。

きっとどこかで苦しんでるんだろうな

たいようにあっかんベーした

今日の味はどんなの?

今日の味は思いっきり甘かった。。。


きっとみんな大切なものを

感じてるんだろうな


まっすぐでさわやかで心地よくて

たいようの味 大好き!!

 


かみさまにあいたくなったら。。

2006-12-15 | words

 


ペパーミントブルーに切なくて 痛い涙の味が

どうしようもなく しょっぱく感じたら

風の見える丘に グランドピアノ持ち出して

幸せの音を奏でるよ

出来たて ホヤホヤの音符を

夕焼け空にばらまいて

星の色に変わったら

僕は深呼吸して

一度だけ背伸びをする・・・

神様に会いたくなったら

いつも こんなくだらない事を考えてる・・・


旅立ち日和

2006-12-13 | words

自分を偽らず 元気に頑張ってください! 


一山目越えて 満足げに白い息はいた

お日様と睨めっこ

自分の影と追いかけっこ。。。

いつもは頬にあたる痛い風が

今日は妙に心地よい
 

ゆさゆさ ざわざわ

ひらひら ぴゅーぴゅー


バンマスみたいな大木のドラム

几帳面そうな小川のギター

いつも煌びやかな花のピアノ。。。。。


風は指揮をとる

そんな姿が見えた・・・


ひとつ ひとつが

輝いて見えた


よし!私も!

二山目の。。。

お日様と睨めっこ

自分の影と追いかけっこ。。。


そんな私の

旅立ち日和


 


Broach

2006-12-10 | words



君からもらった ブローチは幼い少年の色してる

手の平でギュッと暖めて 気のいいお日様にかざすのよ


君からもらった ブローチは勇気の匂い漂わせ

心臓近くに飾ったら 

転んだって 忽ち 起ち上がる


君からもらったブローチは いつも素敵な唄が聞こえる

切なくて やわらかで ずっと昔から知ってる声がする




計り知れない情熱と 尽きる事のない存在感


どこまでも続く清涼な。。。

どこまで続く 浪々と。。。



君からもらった ブローチは きっと

解くことの出来ない魔法がかかっている


そんな訳で 今日も私は

君に囚われる。。。。。


 


~ONCE~

2006-12-03 | Favorite 詩


あなたにはお気に入りがひとつあるはずである
いや、ふたつかもしれない。みっつあるかもしれない。
けれどNO1は必ずあるはずだ。
それをあなたは言いふらすだろうか。

それを口にするのはかなり気分よく酔っ払った時か、
好きな人の前ではこっそりと打ち明けるかもしれない。
でも、普段のあなたはそんなことはあまり口にしない。

それはどうして?

そんな事は決まっている。大切だからだ。特別だからだ。
そして、あなたは思う。何故こんなに『特別』なのかな?と・・・

久しぶりに谷川さんの詩でも。。。

                   

               LOVE  IN  THE  AFTERNOON

                                  谷川  俊太郎

 

あなたは黙って生き残る人だった

そして生き残ることの厳しさに

じっと耐えてゆく人だった

あなたは不器用に突っ立っている人だった

そしてその大きな背で

青空のありかを教えてくれる人だった

あなたはうつむいて口ごもる人だった

そしてそのあなたの沈黙から

私たちは信ずることの強さを学んだ

あなたははにかんで笑う人だった

そしてあなたは笑うと

大きな子供のように無邪気だった

あなたはとぼけてウインクする人だった

そしてそういう自分に

ひどくびっくりしたりした

あなたは拳の中に苦しみを握りしめた

そしてその孤独によって

男の美しさを示す人だった

あなたは大きなカウボーイだった

あなたはこの世からちょっぴりはみ出し

そういう自分をもてあましていた

あなたはやさしい人だった

だがそのやさしさを

決してあらわに見せない人だった