オリンピック・女子バレー日韓戦

宿命のライバル対決、ではあります。
日本の前に立ちはだかったのは、韓国のエース・キム・ヨンギョン。まだいたのかって感じです。
ロンドン・オリンピックのMVP、この時韓国は日本との3位決定戦に敗れ4位。メダルの取れなかったチームからMVPが選出されるのは異例のこと、それだけ彼女が突出した存在であったということです。
こわいお姉さま感はあるものの、未だに圧倒的な存在感。要所で彼女の決定力が光りました。

15点勝負の第5セット、先にマッチポイントをつかんだのは日本でした。
でも、それまでまずまず決まっていた小さなエース、石川のスパイクが決まらず、3連続失点の逆転負け。彼女は技術があるので、ミスをしたり、シャットアウトをされたわけではない。ブロックでワンタッチを取られ、拾われ、つながれ、切り返された。
あの場面、トスは絶対に石川に上がる、そういう場面でした。どこに上がるかわからない状態で着かれた2枚ブロックと、絶対ここに来ると分かって飛んだ2枚ブロック、その微妙な差なのだと思います。
あそこでミドルやバックを使っていれば、、、でもそれよりも石川に頼る決断をしたのはチーム。彼女には酷な結果でした。

さあ、最終戦はドミニカ共和国、日本の前に立ちはだかるのは、これまた日本とは縁の深いデラクルス、、、

p.s. ドミニカに完敗。
3年前？に日本で開催されたグラチャンバレーを観戦したのですが、その時は、韓国に負け、ドミニカにはフルセットで勝った記憶があります。ドミニカには割と分が良かったんだけど、うーん。
やはり、今日はいつもの日本じゃなかったですね。やはり一昨日の敗戦、尾を引いていたのかな。