完走された大島さんは本当にお疲れ様でした。
その努力に水を差すつもりはないんだけど、最近の日テレのこの企画、ホントにどうかと思います。
25時間で88kmって、時速にして3.5kmくらいか。
「駅から歩いて10分」とかの不動産広告は、分速80mで計算してあるそうですから、時速4.8km、25時間あれば120kmくらい歩ける計算になります。
恩田陸さんの「夜のピクニック」って小説(多部ちゃん主演で映画にもなりました)の全校生徒参加行事の歩行祭が80km。
通常の100kmマラソンの制限時間は13~14時間ですから、日テレのやっていることは、マラソンやジョグというよりも歩行祭、遠足のレベルということになります。
要するに、ランニングがある程度習慣になっている人にとっては、造作もないことであるということ。
05年の丸山弁護士(当時59歳)など、時間調整で相当に休憩させられたのでしょう。最後の武道館への上り坂で、見事なラストスパートをみせていました。
その昔は間寛平の6日で600kmとか、トミーズ雅の150kmとか、本当に走力のある人が価値のある距離にチャレンジしていました。
でも、走れる人が走っても、TV的には面白くないんでしょうね。
といって、素人でもそれなりに体力がある若い人であれば、24時間・100kmは無理なくできてしまうので感動が足りない。
かくしてランナーの人選は、萩本欽ちゃんとか、徳光さんとか、大島さんとか、運動習慣のない、走れそうもない人、この人を走らせたら危ないんじゃないのという人になっていく。
昔、松村邦弘さんが東京マラソンに出て、わずか15km足らずで心肺停止状態になったことがありました。
まして季節は真夏です。
芸人さんを走らせて、TVカメラを向けて煽れば、それは無理もするでしょう。
倒れそうになるまで走るのは、川内クンみたいに極限まで練習を積んでいる人だけ。
私は、素人のマラソンは、芸人魂でやるものではなくて、楽しんでやるものと思います。
笑って、元気にゴールできる範囲でやるもので、それが出来ない人なら、走らせるべきではない。
何よりも、走っている本人が「走るのって面白い」「もう一度走りたい」って思えるものであってほしいし、見ている人が「自分もやってみたい」と思うものであってほしい。
ランニングを愛するものとして、私は心からそう思います。
その努力に水を差すつもりはないんだけど、最近の日テレのこの企画、ホントにどうかと思います。
25時間で88kmって、時速にして3.5kmくらいか。
「駅から歩いて10分」とかの不動産広告は、分速80mで計算してあるそうですから、時速4.8km、25時間あれば120kmくらい歩ける計算になります。
恩田陸さんの「夜のピクニック」って小説(多部ちゃん主演で映画にもなりました)の全校生徒参加行事の歩行祭が80km。
通常の100kmマラソンの制限時間は13~14時間ですから、日テレのやっていることは、マラソンやジョグというよりも歩行祭、遠足のレベルということになります。
要するに、ランニングがある程度習慣になっている人にとっては、造作もないことであるということ。
05年の丸山弁護士(当時59歳)など、時間調整で相当に休憩させられたのでしょう。最後の武道館への上り坂で、見事なラストスパートをみせていました。
その昔は間寛平の6日で600kmとか、トミーズ雅の150kmとか、本当に走力のある人が価値のある距離にチャレンジしていました。
でも、走れる人が走っても、TV的には面白くないんでしょうね。
といって、素人でもそれなりに体力がある若い人であれば、24時間・100kmは無理なくできてしまうので感動が足りない。
かくしてランナーの人選は、萩本欽ちゃんとか、徳光さんとか、大島さんとか、運動習慣のない、走れそうもない人、この人を走らせたら危ないんじゃないのという人になっていく。
昔、松村邦弘さんが東京マラソンに出て、わずか15km足らずで心肺停止状態になったことがありました。
まして季節は真夏です。
芸人さんを走らせて、TVカメラを向けて煽れば、それは無理もするでしょう。
倒れそうになるまで走るのは、川内クンみたいに極限まで練習を積んでいる人だけ。
私は、素人のマラソンは、芸人魂でやるものではなくて、楽しんでやるものと思います。
笑って、元気にゴールできる範囲でやるもので、それが出来ない人なら、走らせるべきではない。
何よりも、走っている本人が「走るのって面白い」「もう一度走りたい」って思えるものであってほしいし、見ている人が「自分もやってみたい」と思うものであってほしい。
ランニングを愛するものとして、私は心からそう思います。
マラソン(ランニング)は達成感を味わいながらも楽しむものであって欲しいです。
大島さんは、どう見ても「キロ8分で、まず5kmをしっかり走れるようになりましょう」くらいのレベル。
あれじゃ、本人も、見てる方も辛い。
ランニングをそんなことに使わないでほしい。
アツアツのおでんを食べるリアクション芸を見ているおでん屋さんの気分?になりました。