ネイションズリーグ、男子も健闘

8戦全勝の女子には及びませんが、ネイションズリーグの予選ラウンド、龍神NIPPONも4勝1敗、全勝の米国に続き、フランス、イタリア、ポーランドと並んで１敗。日本の１敗は全勝の米国とのフルセットの惜敗ですが、この試合で日本は石川と並ぶ大黒柱の西田を出さなかった。米国はデータバレーのチームですから、トーナメントでの金星のために、あえて西田を出さなかったのでしょう。

ネイションズリーグは長丁場、勝負はノックダウン方式のベスト８によるトーナメントですから、なるべく良い位置（できれば４位まで）で予選を通過し、1回戦を確実に勝ってベスト４からジャイアントキリングでメダルを狙うってのが理想の展開。
ここまで、アジアチャンピオンのイラン、東京五輪銅メダルのアルゼンチンに勝利してきた日本、最大の山場は同じ１敗のイタリア、フランスとの今週末の連戦、これを乗り切れば残る格上の難敵は今大会調子の上がっていないブラジルぐらい、どちらかを食えれば、予選ラウンド4位通過も見えてくるように思えます。

以前に比べて何がよくなったかっていえば、サーブ！
西田、石川の2枚看板のビッグサーバー、確かに入るとすごいのですが、今までは肝心な場面でちっとも入らなかった。
それが、少し力を抜いて、コースや下手な相手を狙ってコントロールショットをしているのでしょう。精度が確実に上がっていると思いますよ。

東京五輪金メダルのフランスも、お互い手の内を知っているイタリアも、もちろん強いチームですが、良い試合をしてくれることを信じて、今週末は精一杯応援します。