高島平ロードレース完走記

ということで、前日は午後3時から11時まで宴が続き、あやうく四次会という奈落へ落ちるところをギリギリで踏みとどまり、なんとか電車で帰宅。朝もなんとか6時に起床したものの、明らかに身体が酒臭い。
熱い風呂に浸かり、チキンラーメンを食べて、とにかく会場の高島平の中学校へ向かいます。
今日のレース、我が大江戸飛脚会から総勢30人以上が参加するメインレースのひとつ。
大半は制限時間90分の20kmに出場するのですが、4分半で20kmを走る力のない我々は10kmレースへ。

なんとか走れそうですが、調子が良くないのは当然のことで、とにかくまずは死なない程度にがんばるということ。
ただ、あんまり手を抜くとマッキーに刺されそうなので、それだけは避けたい。
案の定、3kmくらいまではマッキーに張り付かれましたが、なんとか無事振り切り、46:44でゴールしました。
当然満足は出来ない、元気な時なら「なんじゃこれ」というタイムですが、もうそんなことはどうでも良いです。
とにかく完走しましたってことでオケー。

うれしいことに、ミポリンが無事完走しました。
みぽりんとマッキーは私が大江戸飛脚会に紹介したのですが、正直言って入会させていいものかどうか、かなり迷いました。
だって、二人とも、月100km走ったことがないんだもん。
マッキーはそれでも5kmを24分で走る走力があったのですが、ミポリンは全然、フルも5時間以上かかって、へらへらしていた。
彼女の本気度を試すために、入会以来、この高島平ロードレースを完走することといい続けてきました。
10kmで制限時間55分、9kmに52分の関門がありますので、彼女の走力からすると楽じゃない、かなりプレッシャーがあったと思います。
ゴール後、息を整えるのもそこそこにコースを逆走、返って来いと念力を送っていたですが、必死にゴールを目指す彼女が見えたときは、本当にほっとしました。
55分01秒、もちろん大江戸ではダントツビリのタイムですが、チーム全員が彼女の完走をほめてくれて、ミポリンは泣いたり笑ったり、忙しい一日でした。
こういうのを見ると、大江戸飛脚会っていいチームだなーって思います。

メインの20kmには大江戸から20人が参加、大学の体育会並みに大江戸のど派手なユニフォームは目立ってました。
応援する相手がたくさんいるから、張り合いがあります。
涼しい、曇り、風も無し、レースには絶好のコンディションで、皆さん好走してくれました。

このレース、本格的な選手もたくさん出ています。
チームの応援と一流選手のナマの走りが同時に見れる、かなりおいしい大会です。

ぶっちぎりで優勝したのは青山学院大学2年の出岐雄大（でき・ゆうだい）選手。
タイムは58:51、5年前に東海大の伊達選手の出した大会記録タイ。
１周目から集団を抜け出しS&Bの上野選手と併走、その上野選手は２周目で早や失速、最後は第二集団の大学生たちにも抜かれてました。
中大時代は箱根駅伝で活躍した選手ですので、20kmが苦手ということはないはずですが、北京オリンピック代表、どうしちゃったんでしょうか。
2位以降は、駒大、東洋大、青学、城西の選手らが、1分半くらいの遅れで飛び込んできました。
2位から7位までが15秒差くらい、ゴール前、迫力ありました。
1時間ちょっとでゴールした選手、青山学院が一番多かった。
来年の箱根駅伝、出岐選手を始め、青学、注目です。

アフターはこれまたお約束、近くのスーパーで買出しをして、赤塚公園に場所を移しての青空宴会です。
今日はさすがにもう飲めないだろうと思ったのですが、意外に飲めるものです。
このレースを最後に退会するなおきむちくんの送別会を兼ねてたし、自己ベストだった人も結構いて、かなり盛り上がりました。
2時間ぐらいで一度中締めをしたのですが、ほとんど皆帰る気配もなく、結局４時ごろまで飲んでました。

一応自分のラップです。
0:16（スタートロス）、8:56(2km）、4:37、4:39、4:40、9:24（2km）、4:42、4:49、4:40、4:37＝46:44、何か全体的に駄目です。
明日、激走教室で反省してきます。
って、昨年のブログを見たら、全く同じことを書いていました。進歩がありません。
進歩がないといえば、05年、自分が今よりずっと走力があって、20kmを90分で走れる可能性があった時、この時も前日に大酒を飲んで関門につかまってました。
ブログというものは、過去をいつでも振り返ることができてしまうわけで、同じことを反省なく繰り返す自分が分かってちょっと痛いです。