ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

新生「火の鳥Nippon」4位

2013-09-02 00:17:54 | スポーツ
バレーボール女子のワールドグランプリ決勝、イタリアに1勝した後は4連敗、セット率、得点率でかろうじて4位という結果でした。
オリンピックの銅メダルチームがどうした!と考える向きもあるのですが、でも、新チームのスタートとしては悪くなかったんじゃないかなと思います。

オリンピック後に選手を入れ替えてくる国の多い中、日本もかなり大幅な選手の入れ替えを行いました。
日本の場合、スタメンクラスでは、セッターとミドルブロッカー2枚、それにリベロが新戦力。

全チームとの一番の違いは、大型セッター(といっても176cmですけど)の起用。
宮下遥選手、若干19歳、なかなかいいじゃないですか。往年の中田久美選手みたいな感じ。
何よりもブロックに穴がなくなったのが大きい。得意のレシーブにも好影響が出てくると思います。
向う10年、セッターは彼女でいい。故障をさせないように、大事に育てていって欲しいな。

センターラインはまだまだですね。
ウィングスパイカーに絶対エースがいない日本は、センターに芸がないと相当に厳しい。
ここが集中強化ポイントかな。

オリンピック組では、新鍋選手、良くなりましたね。メダリストの風格、でしょうか。
同タイプの名選手、高橋みゆきさんを超える選手になってほしいと思います。

オリンピック銅メダル、世界ランク3位といっても、実力的にはベスト8くらいだったというのが、自分の正直な感想。
今回は、あまりチームを変えていないブラジルの実力が抜けていましたけど、潜在的な力を考えれば、上位15~20位くらいまでは決定的な差はない、どのチームにもチャンスはあるという状況ではないでしょうか。
それならば、ほとんど完成された、逆に言えばもうあまり伸びしろがなかったロンドン銅メダルチームよりも、今のチームのほうが可能性があるような気がします。

ボールゲームで日本が世界のトップレベルにいるのって、野球と女子バレーくらいですよね。
体力がものをいうバレーボールで、他国より10cmくらい低い日本がトップレベルにあるってのは、本当に頑張っていると思います。
リオ五輪、期待してます。

余談ですが、中国の監督が郎平、米国の監督がカーチ・キライ、往年の名選手でした。懐かしかったです。
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