ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

映画「風に立つライオン」

2015-03-24 23:11:19 | 映画
自分は、さだまさしさんの歌う「風に立つライオン」が大好きで、
どれくらい好きかというと、一瞬「ああ、俺は何で医者にならなかったんだろう」思うくらい好きで、
小説も読んで、これはもう映画も絶対見に行こうと思っていました。

新宿ピカデリーの夜の回、会場を見渡すと、私のように一人で来ている人が結構多いみたい。
私同様、ここに、元気とか、覚悟とか、そういうものをもらいに来ている人たちなのでしょう。

さださんがこの歌を作ったのは10年くらい前?
当然、東北大震災の事は知らなかったわけですが、これが妙にピッタリくるんですよね。壮大なアフリカの大地と自然を歌った歌詞なのに、なぜか。

この偉大な自然の中で病と向かい合えば、
神について、人について考えるものですね
やはり僕たちの国は残念だけど、大切なところで道を間違えてしまったようですね

あの時、石原慎太郎が「地震は天罰」みたいなことを言って、マスコミから批判を浴びていましたが、今にしてみれば彼の言いたかったこと、すごくわかります。
失ったこのはとてつもなく大きかったけど、それと引き換えに日本人は確かに何かを得た。
「公」の心とでもいうのかな。それをまた忘れかかっている、そんな感じがします。

あなたや故郷を捨てたわけではなく
僕は今を生きることに思い上がりたくないのです

今を生きることに思い上がりたくない、、、うーん、ちょっとうまくいっていることに満足して、自分の幸せだけを考えて人生の選択をしてしまうことを言っているのでしょうか。
思い上がるとは、何とも厳しい言葉です。

空を切り裂いて落下する滝のように
僕はよどみない命を生きたい
キリマンジャロの雪、それを支える紺碧の空
僕は風に向かって立つライオンでありたい

自分の周りには、昔は良かったのに今は澱んじゃっている人、いっぱいいます。
自分だって、ちょっと気を許せばそうなります。

しっかり元気いただきました。
明日からまた「風に立つライオン」目指して頑張ります。
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