心配された天気もうそのように晴れ上がり、、天気が1日ずれてたら大変でした。
早めに行ったつもりが、会場はもう既にすごい人。
何とか小学校の体育館に場所を確保して、近所の食堂で食事、思いっきりエネルギーを溜め込みます。
いよいよスタート。
渋滞という心配もありますが、初出場だし、長丁場なので序盤の早いペースに巻き込まれないよう、かなり後ろの方へ並びました。
一般道から山道へ、案の定渋滞、でもあせらず、のんびりと。
30分くらいで今熊神社の横の石段に、ここから先は登山道。
最初は調子よく行っていたのですが、入山峠の石段を先頭に10分?位の渋滞、でも箱根のようにぴったり止まってしまう渋滞じゃないので、さほどいらいらはしません。
渋滞はこの先もずっと上り坂などで起きましたが、市道山までの尾根道はアップダウンが多くかなりの難所なので、かえって序盤のオーバーペースがなくて、タイムを狙っていない自分としてはありがたかったかも。
と思ったところで、下り坂で転倒、左足首で嫌な音!テーピングのテープが裂けた音でした。すぐに起きれたのですが、左足首に鈍痛、ちょっと休んでゆっくり歩き始めました。
最近両足首の調子が今ひとつで、山を走るときはガチガチにテーピングしているのですが、してなかったらここでリタイヤだったでしょう。
15km地点の醍醐丸辺りで、大分暗くなってきたので、ヘッドライト装着。
足は、歩いている分にはなんともないのですが、走ると痛い。
第一チェックポイント(22km地点)に5時間51分で到着、ここで考えました。
第二CPは20km先、ずっと山の中です。
もし歩くことも出来なくなったら、、ここでやめるのが勇気あるリタイヤなのではないか。
でもいろんな人に「絶対完走する。」って言っちゃったしなー。
ブログにも「日本一あきらめの悪い男・三井寿」とか、「あきらめたらその時がゲームセットだよ。(by湘北高校・安斉監督)」とか書いちゃったしなー。
でも、歩けなくなって、主催者の方などに面倒をかけることになったら、、、「その時はその時。」そう思うことにしました。
結局患部にヤク(エアーサロンパス)を打ち込み、第二CPをゴールと思って先にすすむことにしました。
隣で、「膝が痛いのでリタイヤします。」「それではこちらで暖かいコーヒーをどうぞ。」この会話が聞こえた時はちょっとぐらっと来ましたが。
第二CPから試走した西原峠までは、大した難所はないので順調、もちろんずっと歩きですが。2時間に1回くらい、患部にヤクをぶち込みます。
痛みも周期があって、「これは無理かも。」と思うときと、「これなら何とか完走できるかも。」という時が交互に来ます。
32km地点の西原峠から50km地点の大ダワまでは、未試走区間。
最高峰の三頭山に向け急な登りが始まります。(未踏の三頭山、なんちって。)
ここは良いペースの集団に入れてクリア。
ここでハイドレーションバッグが空に。3ℓ持って入ったのですが、残り後500ml。ゼリー状の食べ物は食べつくしてしまい、水がないと食べにくいカロリーメイトの類しか残ってません。
水場の第二CPはまだ6km先、この6kmが長かった。。。
足の状態は相変わらず。ちょっとだけ舗装道に出たので走ろうとしたら痛みが、でも悪くはなっていないので、先を目指せそうです。
第二CP(42km地点)の月夜見。ここまでは半袖にアームウォーマーで来ましたが、動くのをやめると大変な寒さです。長袖とレインウェアを重ね着。
滑落事故があったみたいです。
山岳救助隊の消防車がたくさん来ています。
問題がもう一つ、胃が痛い。
自分はウルトラに不向きなのか、長丁場の後半は必ず胃の調子が悪くなって、モノが食べられなくなります。奥武蔵でもいつもそう。最悪食べずにゴールを目指す覚悟を固めます。
市道山、三頭山なみにきつかった御前山を越え、大ダワに到着、もうすぐ50km。ここから先は試走した区間、難所は大岳山の上り下り、それも頂上付近だけで長くはありません。
何となく完走できそうな気がしてきました。
息も絶え絶えに大岳山に登ると、空がオレンジ色になってきました。神秘的な光景です。これを日の出山で見るつもりだったのですが、、、予想より2時間遅れくらい。
大岳山を下りきると、後は快適な道が続きます。もうライトもいりません。完走を確信した瞬間。
朝日を浴びて第三CPへ、とにかく大事を取って休憩をたっぷり取り、ゴールにたどり着くことだけを考えます。
足の状態はむしろよくなって、ジョグが出来るくらいに回復しました。
御岳山前のお店は残念ながら閉まってました。固定物は胃が受けつけないので、開いてたらおそばを食べようと思ったのに。。。自販機で炭酸飲料を買って、絶景の日の出山で景色を見ながら朝食を取ることにしました。
日の出山からの景色は本当にきれいでした。まったりしてたらあんころさんに抜かれました。
足に最後のヤクをぶち込み出発。
途中から全く時計を見ていなかったので自分のタイムがさっぱり分かっていませんでした。ラスト5kmで時計を見ると8時38分、うっ、これはまったりしていなければ20時間は切れたジャナイデスカ。まあいいけど。
最後だけちょっと真面目に走って20時間11分30秒でゴール。
筋肉痛というよりも、足首や擦り傷、打ち身のダメージが。
ロングタイツの膝も2箇所破れてます。
会社の仲間3名は、15,6時間でゴールしたみたいで、先に帰ってました。
身支度をして、手も洗わずに這うようにして帰宅、風呂に入って寝ました。
左足首、内出血とかはないのですが、やっぱりちょっと腫れてます。
「すいか」が舐めてくれましたが、それで治るはずもないので、湿布します。
早めに行ったつもりが、会場はもう既にすごい人。
何とか小学校の体育館に場所を確保して、近所の食堂で食事、思いっきりエネルギーを溜め込みます。
いよいよスタート。
渋滞という心配もありますが、初出場だし、長丁場なので序盤の早いペースに巻き込まれないよう、かなり後ろの方へ並びました。
一般道から山道へ、案の定渋滞、でもあせらず、のんびりと。
30分くらいで今熊神社の横の石段に、ここから先は登山道。
最初は調子よく行っていたのですが、入山峠の石段を先頭に10分?位の渋滞、でも箱根のようにぴったり止まってしまう渋滞じゃないので、さほどいらいらはしません。
渋滞はこの先もずっと上り坂などで起きましたが、市道山までの尾根道はアップダウンが多くかなりの難所なので、かえって序盤のオーバーペースがなくて、タイムを狙っていない自分としてはありがたかったかも。
と思ったところで、下り坂で転倒、左足首で嫌な音!テーピングのテープが裂けた音でした。すぐに起きれたのですが、左足首に鈍痛、ちょっと休んでゆっくり歩き始めました。
最近両足首の調子が今ひとつで、山を走るときはガチガチにテーピングしているのですが、してなかったらここでリタイヤだったでしょう。
15km地点の醍醐丸辺りで、大分暗くなってきたので、ヘッドライト装着。
足は、歩いている分にはなんともないのですが、走ると痛い。
第一チェックポイント(22km地点)に5時間51分で到着、ここで考えました。
第二CPは20km先、ずっと山の中です。
もし歩くことも出来なくなったら、、ここでやめるのが勇気あるリタイヤなのではないか。
でもいろんな人に「絶対完走する。」って言っちゃったしなー。
ブログにも「日本一あきらめの悪い男・三井寿」とか、「あきらめたらその時がゲームセットだよ。(by湘北高校・安斉監督)」とか書いちゃったしなー。
でも、歩けなくなって、主催者の方などに面倒をかけることになったら、、、「その時はその時。」そう思うことにしました。
結局患部にヤク(エアーサロンパス)を打ち込み、第二CPをゴールと思って先にすすむことにしました。
隣で、「膝が痛いのでリタイヤします。」「それではこちらで暖かいコーヒーをどうぞ。」この会話が聞こえた時はちょっとぐらっと来ましたが。
第二CPから試走した西原峠までは、大した難所はないので順調、もちろんずっと歩きですが。2時間に1回くらい、患部にヤクをぶち込みます。
痛みも周期があって、「これは無理かも。」と思うときと、「これなら何とか完走できるかも。」という時が交互に来ます。
32km地点の西原峠から50km地点の大ダワまでは、未試走区間。
最高峰の三頭山に向け急な登りが始まります。(未踏の三頭山、なんちって。)
ここは良いペースの集団に入れてクリア。
ここでハイドレーションバッグが空に。3ℓ持って入ったのですが、残り後500ml。ゼリー状の食べ物は食べつくしてしまい、水がないと食べにくいカロリーメイトの類しか残ってません。
水場の第二CPはまだ6km先、この6kmが長かった。。。
足の状態は相変わらず。ちょっとだけ舗装道に出たので走ろうとしたら痛みが、でも悪くはなっていないので、先を目指せそうです。
第二CP(42km地点)の月夜見。ここまでは半袖にアームウォーマーで来ましたが、動くのをやめると大変な寒さです。長袖とレインウェアを重ね着。
滑落事故があったみたいです。
山岳救助隊の消防車がたくさん来ています。
問題がもう一つ、胃が痛い。
自分はウルトラに不向きなのか、長丁場の後半は必ず胃の調子が悪くなって、モノが食べられなくなります。奥武蔵でもいつもそう。最悪食べずにゴールを目指す覚悟を固めます。
市道山、三頭山なみにきつかった御前山を越え、大ダワに到着、もうすぐ50km。ここから先は試走した区間、難所は大岳山の上り下り、それも頂上付近だけで長くはありません。
何となく完走できそうな気がしてきました。
息も絶え絶えに大岳山に登ると、空がオレンジ色になってきました。神秘的な光景です。これを日の出山で見るつもりだったのですが、、、予想より2時間遅れくらい。
大岳山を下りきると、後は快適な道が続きます。もうライトもいりません。完走を確信した瞬間。
朝日を浴びて第三CPへ、とにかく大事を取って休憩をたっぷり取り、ゴールにたどり着くことだけを考えます。
足の状態はむしろよくなって、ジョグが出来るくらいに回復しました。
御岳山前のお店は残念ながら閉まってました。固定物は胃が受けつけないので、開いてたらおそばを食べようと思ったのに。。。自販機で炭酸飲料を買って、絶景の日の出山で景色を見ながら朝食を取ることにしました。
日の出山からの景色は本当にきれいでした。まったりしてたらあんころさんに抜かれました。
足に最後のヤクをぶち込み出発。
途中から全く時計を見ていなかったので自分のタイムがさっぱり分かっていませんでした。ラスト5kmで時計を見ると8時38分、うっ、これはまったりしていなければ20時間は切れたジャナイデスカ。まあいいけど。
最後だけちょっと真面目に走って20時間11分30秒でゴール。
筋肉痛というよりも、足首や擦り傷、打ち身のダメージが。
ロングタイツの膝も2箇所破れてます。
会社の仲間3名は、15,6時間でゴールしたみたいで、先に帰ってました。
身支度をして、手も洗わずに這うようにして帰宅、風呂に入って寝ました。
左足首、内出血とかはないのですが、やっぱりちょっと腫れてます。
「すいか」が舐めてくれましたが、それで治るはずもないので、湿布します。
体験した人にしか分からない世界に違いないのでコメントのしようもないですが、とりあえずゆっくり休んでください。
近いうち、一杯やりながらその武勇伝をじっくり聴かせていただきたいと思います。
東京出張中はお世話になりました、特に「激走」では
自分に足りないものを実感出来ました。
益々ストイックにトレーニング続けます。
先ずはゆっくり休んで下さい。
ありがとうございます。
足を痛めたあとは、とにかく歩けるだけ歩いて、関門に引っかかろうと思ったのですが、甘い制限時間のおかげで最後までいけてしまいました。
あそこでリタイヤしなかった自分を褒めてやりたいと思います。
でも、あの時頭によぎったのは、「ブログに『完走へのこだわり』とか『たとえ1kmでも、1mでもゴールに近づく。』とか書いちゃったよな。mixiなんで、ハセツネ完走まではってことで、写真をスラムダンクの三井寿にかえちゃってるよな。」「これで、ここでリタイヤしたら、ブログしめなきゃ。」でした。
どんな感じじゃろ、と思いながら
リザルトをチラホラみてました。
ああ今頃RASCALさんは・・
と眠気に耐えられず私が寝ている中、
色々ドラマがあったようですね。
最初の方で負傷したのにもかかわらずあきらめなかったというのがすごいです。
まずはぐっすり寝てください。
序盤で転倒して足を痛めた中での完走は素晴らしいですよ。ゆっくり体を休めてくださいね。
滑落事故は残念なことになったようです。
山は何があるかわかんないですね。
ウルトラ系への挑戦の理由、、、やっぱり「完走した瞬間の高揚感、圧倒的な達成感。」でしょうか。
何度もやっいてると段々慣れてくるので、より強い刺激を求めてしまいます。
KINOKOさん
このレースへは最初で最後の挑戦のつもりでした。
ここでリタイヤしてしまうと、来年もやらなくてはならない?
今のところ「また出よう。」とは思っていませんが、気が変わらないことを祈ってます。
いやー、71.5kmもあるのに、わずか10kmちょっとで足を痛めた時は、落ち込みました。
あの時点では、完走できるなんて全く思っていなかったので、人間どうなるかわかんないものですね。
ネオスさん
それが、かっこ悪い転倒だったんですよ。
お姉さん座りみたいになって、足首が自分のお尻の下に入って自分の体重でぐきっとなりました。
滑落事故、、自分が現場を通った時は、まだ救出作業中でした。
落ちそうな場所は、それこそ至る所にあるのですが、大体は木が茂っていて、怪我はしても亡くなるほど滑落はしないとおもってたのですが。
足、かなり腫れてますね。お大事に・・・
日の出山の頂上に着いて、あまりの絶景にすごい声をあげてたところ、手を振ってくださったのでやっと気がつきました。 あまりのまったりのお食事風景、缶の色が違ってて違和感(笑)ありましたが・・
事故は痛ましいことになってしまいましたね。
私も何度か落ちかけましたが、スピード無いので、踏みとどまりました。
その状態での完走、本当におめでとうございます。
ゆっくり身体を休めてくださいね!!