火の鳥NIPPON、終戦

バレーボールのネーションズリーグ、女子決勝トーナメント準々決勝、予選カナダラウンドの4連敗の内容がすごく悪かったので、世界ランク2位の強豪ブラジルに勝つことはまず難しかろうなとは思っていました。
第一セット、ブラジルのエンジンがかからず21-15と終盤にさしかかるところまで大量リード、ここで4連敗中何度も見てきた連続失点であっさり追いつかれてしまう。
第二セットも先に12点目を取ったものの終盤逆転を許し、接戦ながら２セットダウン。
第三セットも中盤までリードしながらブラジルに追いすがられる似たような展開でしたが、石川の３連続サービスエースで何とか振り切りました。
第四セットはセットを失って火が付いたブラジルに序盤から一方的にリードを許し、結局１－３での敗戦となりました。

男子も女子も、日本は他国のトップチームと比較して10㎝くらい背が低いので、まともにいくとブロックの餌食になる。
それを避けるためには、攻撃のテンポを速めて相手ブロックが完成する前に打ってしまうか、個人技でタッチアウトやフェイント、リバウンドを取るかなのですが、速い攻撃はトスとタイミングがなかなか合わない。フェイントやプッシュはパターンを相手に研究されて拾われてしまうので、やむなく打って被ブロックが増え、連続失点してしまう。
途中から決定率が上がらない井上を下げ、相手がデータを持っていない佐藤をレフトに起用しましたが、佐藤に経験を積ます以上の効果は得られなかったように思います。

結局女子はベスト８、健闘と言えば言えますが、始めはよくて終わり悪し、課題ばかりが見えた、後味の悪い結果となりました。

次は8月から世界バレー、ハードスケジュールだなー。選手も監督も大変ですよね。
頑張れ！ニッポン！