なんでも、夢野久作の「ドグラ・マグラ」、小栗虫太郎の「黒死館殺人事件」中井英夫の「虚無への供物」、この3作品を日本三大奇書と呼ぶそうで。
そんな本があるのなら読まずにはいられません。
まずは「ドグラ・マグラ」、読んでみました。
いやー、確かに変な話でした。それに長い。
中盤の1/3をすっ飛ばして読んでも理解度は変わらないくらいに無駄に長い。
それに、奇書と呼ばれるだけの事はある、変な話。
主人公は通称アンポンタン・ポカン君という、記憶喪失で大学病院に入院している青年。
若林という法医学教授から、呉一郎という青年が、親と婚約者、それに入院患者を4人、恐ろしい殺人事件を三度起こしたが、それがお前だという話を聞く。
やがてそこへ自殺したと聞かされていた精神医学の正木教授が現れ、全く別のアプローチでこの事件を語り出す。
呉一郎の祖先に中国人の絵師がいて、その絵師は愛妻を殺して、その身体が腐敗していく様を巻物に残した。
正木は、記憶は遺伝を媒介に子孫に伝承するという自分の学説を証明するために子孫の呉一郎に巻物を見せ、その結果この殺人事件が引き起こされたという。
正木はその理論でポカン君の記憶障害を治療しようとするのだが、実は正木はこの呉一郎の母親を巡って若林教授と恋敵だったり、どんどんわけの分からない話になって、結局ポカン君が呉一郎かどうかも分からないまま話は終わってしまう。
いや、結局よく分からない小説だったのですが、あまりに長くてもう一度読もうという気にはなりません。
この本、読んだら気が狂うと言われているのだそうですが、それは別に何ともありませんでした。
ただ、これが大正時代に書かれた小説だっていうのがすごい驚きです。
気を取り直して、次の奇書、行ってみます。
そんな本があるのなら読まずにはいられません。
まずは「ドグラ・マグラ」、読んでみました。
いやー、確かに変な話でした。それに長い。
中盤の1/3をすっ飛ばして読んでも理解度は変わらないくらいに無駄に長い。
それに、奇書と呼ばれるだけの事はある、変な話。
主人公は通称アンポンタン・ポカン君という、記憶喪失で大学病院に入院している青年。
若林という法医学教授から、呉一郎という青年が、親と婚約者、それに入院患者を4人、恐ろしい殺人事件を三度起こしたが、それがお前だという話を聞く。
やがてそこへ自殺したと聞かされていた精神医学の正木教授が現れ、全く別のアプローチでこの事件を語り出す。
呉一郎の祖先に中国人の絵師がいて、その絵師は愛妻を殺して、その身体が腐敗していく様を巻物に残した。
正木は、記憶は遺伝を媒介に子孫に伝承するという自分の学説を証明するために子孫の呉一郎に巻物を見せ、その結果この殺人事件が引き起こされたという。
正木はその理論でポカン君の記憶障害を治療しようとするのだが、実は正木はこの呉一郎の母親を巡って若林教授と恋敵だったり、どんどんわけの分からない話になって、結局ポカン君が呉一郎かどうかも分からないまま話は終わってしまう。
いや、結局よく分からない小説だったのですが、あまりに長くてもう一度読もうという気にはなりません。
この本、読んだら気が狂うと言われているのだそうですが、それは別に何ともありませんでした。
ただ、これが大正時代に書かれた小説だっていうのがすごい驚きです。
気を取り直して、次の奇書、行ってみます。
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