ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

猫の小説

2014-10-25 10:47:00 | 読書
川村元気さんの「世界から猫が消えたなら」を読んで、ふと思いました。
巷間ペットは猫派より犬派が全然多いのに、こと小説においては、動物の中で、猫がダントツだな、と。

で、ここ2年くらいで、自分が読んだ本をチェックしてみました。
「世界から猫が消えたなら」(川村元気)
「吾輩は猫である」(夏目漱石)
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」(万城目学)*マドレーヌ夫人は猫です
「猫物語」(黒)(白)(西尾維新)
「ソクラテスになった猫」(左近司祥子)
「翔太と猫のインサイトの夏休み」(永井均)

あと、重松清さんの「ポニーテール」も、語り部は猫に化身した母だった。

哲学系では、「ソクラテス」「猫のインサイト」の他に「シュレディンガーの考える猫」が積読本になっていて、猫と哲学って相性がいいのかな。

ま、左近司さんの「ソクラテスになった猫」は哲学書というよりも、猫好きの哲学者が書いた猫の話でしたが。

対する犬は、道尾秀介さんの「ソロモンの犬」くらい。

他に、動物は、クジラが「クジラの彼」(有川浩)、「晴天の迷いクジラ」(窪美澄)で2作。
その他は、「夢を叶えるゾウ」「ペンギンハイウェイ」「おおかみこどもの風と雪」「片目の猿」「シロクマのことだけは考えるな」「なぜウサギは嘘を許せないのか」「ライオンは眠れない」「カラスの親指」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」「バクの飼主めざして」、見事にばらけている。

猫的なものって、物語と親和性があるのでしょうかね。
まあ、単なる偶然かもしれませんけど。
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