「春の小川」ジョグ

春の小川は、さらさら行くよ
岸のすみれや　れんげの花に
すがたやさしく　色うつくしく
咲けよ咲けよと　ささやきながら

誰もが知っている文部省唱歌ですが、この小川が渋谷区の川だったということで、場所を確認しに行ってきました。

作詞者の高野辰之さんの自宅近くの河骨川という渋谷川の支流がその川だそうで、初台あたりから流れ出ていたそうです。

山手通りを代々木方面へ、甲州街道を越えたあたりで道は緩やかな下り坂に。
道の東側は急な崖、いかにも川らしい地形を発見。


建物を回り込んでみると、小さな公園横のこの道が、地形からしても、雰囲気からしても、なんとなく川っぽい。


暗渠の痕跡が見つからないのですが、地形から類推して路地をたどります。


小田急線の線路にぶつかってしまいました。川は線路を越えていたようです。


線路の反対側は車線はないものの広い道、暗渠の痕跡はありません。
線路沿いを確認しようにも、建物が線路に迫っていて、道がない。


でも電信柱に「春の小川」の文字が。


道は代々木公園方面へ、ますます川らしくなくなっていきます。


と思ったら、川っぽい路地を発見。


護岸らしきものが。もう、絶対にこれが「春の小川」跡だ。


碑を発見。
何のことはない。地下鉄代々木公園や代々木公園のすぐそば。
故障する前は、よく帰宅ランで走っていた道。
帰宅ラン＝夜なので、全然気が付かなかった。


ここが田園地帯だったんですね。


代々木公園。帰路は昔よく走った帰宅ランコースで。


これで今月の走行距離が100kmを越えました。