NAHAマラソン完走記（レース編）

行ってきました。
走ってきました。
いろんなことがあったのですが、まずはレースのこと。

３時間５９分４９秒、ギリギリのサブ４でした。

ずっと調子が悪くて、１月の館山を最後にサブ４も出来ていない、というか３レース続けて足の痛みでマラソンを走りきれていない状況だったので、今回の目標は、歩かない、故障しない、サブ４、でした。

今年のゼッケンは、なんと384番、スタートはゼッケン番号順なので、3万人の大会で最前列のブロックからスタートできてしまいます。
うその申告タイムを書いたわけではありません。理由は、多分、陸連登録者だったからだと思います。
時折強い日差しがさしますが天気は曇り、気温は20度ちょっと、ゼッケンと言い、天気と言い、全く言い訳のできない好コンディション。

作戦は、5年前の初サブフォーのときと同じ5分30秒ペース。
さすがに消極的過ぎるかとも思ったのですが、でも足は重く、体が動かない。5kmにして早くもいやな汗が噴き出し、本当にキロ５分半がやっと、大江戸飛脚会のおじ様連中に次々と抜かれます。
那覇のコースは前半にアップダウンが多いのですが、上りは自然にキロ6分近くまでにラップが落ちてしまいます。
10kmは54分25秒、中間点を1時間57分ちょっとで通過、サブ４へ、貯金はわずかです。

でも、15km過ぎくらいから、やっと体が動くようになってきました。
20kmあたりで「見っけ。」とyacchiさんに声をかけられ、並ぶまもなくおいていかれました。このあたりからコースは下り基調なので一瞬どうしようかとも思ったのですが、でもやっぱり自重して5分半ペースをキープ、足を温存することにしました。

30km地点を2時間47分24秒と、いつものレースより10分くらい遅いペースで通過、ここからは街中の平坦な道です。
だんだん5分半ペースが怪しくなり、ラスト5kmでついにラップが6分に、でもここで前方に大江戸飛脚会のユニを見つけました。
大江戸参加10人中最下位を免れるべくペースをキープし、なんとかMITAさんをかわせました。

NAHAマラソンの距離表示、37km、あと4km、あと3km、40km、あと1km、となるのですが、これがどうも分かりにくい。
走った感じでは、多分単純に、37km、38km、39km、、、だったんだと思います。
ということは、あと1kmが実は1.195kmだったということ。
「あと1km」の表示を3時間53分くらいで通過、ああこれで大丈夫と思いながら公園に入ったのですが、なかなかゴールの競技場が見えてきません。
と、突然「ゴールまであと550m」の表示、時計を見ると4時間まであと3分を切ってます。
最後は競技場のトラック4分の3周を必死でスパート、サブ４を確信したのは、ゴール100m手前でした。

ラップです。
26:55、27:30、28:40、28:32、27:42、28:04、28:47、30:57、12:41

サブ４で心から「うれしい」と思えたのは、初サブ４以来です。
yacchiさんには完敗だったし、ゆっくり入ったにもかかわらず最後はペースダウンしたし、決してよい走りではなかったけど、これが今自分にできるベストだったし、次につながっていくレースだったと思います。
５年前、初サブ４のとき、「これは単なる通過点、明日からは次の目標に向けてがんばろう。」と思いました。
今は、その時と同じような気持ち、ここからもう一回やり直そうと思っています。

最後に、今年も、沖縄の沿道の方々の応援は、本当に最高で、元気付けられましたした。
心からお礼申し上げます。

それと、もうひとつ。
気になっていたソニンたんの結果ですが、ギリギリ完走だったみたいです。
それじゃあ見つけられないよね。残念。