ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

大阪中央郵便局

2005-08-27 00:34:08 | 政治経済
今日は大阪出張、大阪も久しぶりなのでちょっと早めに入って大阪駅周辺をマーケットリサーチしました。
大阪は自分が新入社員時代に6年間勤務した地なのですが、ディアモール、ヒルトンプラザ、ハービス、あたりまえですが大阪駅周辺も随分と変りました。
でも、当時とちっとも変らない建物がひとつだけありました。大阪中央郵便局です。大阪駅とハービスの間で、ここだけが時間が止まっているようで、妙に懐かしかったです。

東京駅丸の内南口にある東京中央郵便局同様、それが駅のすぐそばにある理由は、昔は郵便を鉄道で運んだので、その後の配達の効率を考えてのことだそうです。
今はほとんどがトラック輸送なので、それが駅前の超一等地に存在しなければならない理由はありません。
にもかかわらず、それは、駅前の再開発に逆らうように、昔のままの姿でそこに存在しています。
民間企業でしたら、当然再開発か売却の対象になるでしょう。この一点だけを考えても、やっぱり郵政は民営化されるべきだなと思ってしまいます。

戦後の日本は、日本を取り巻く環境と自民党の政治がマッチして、非常に上手くいってました。
その戦後体制にキシミが出始めたのは'90年ごろからでしょうか。環境の激変に日本の体制が全くついていけなくなり、苦しい時代がかなり続きました。
最近になって、企業もやっと変革を成し遂げ、時代に合わせた舵取りが何とかできるようになりました。
今後は、徐々にでしょうが、法人税の増収と言うかたちなどで国に対して貢献してゆく事が出来るでしょう。
そして、やっとのことで政治が動き始めました。
民主党やなんとか新党の方々は、本当に郵政民営化に反対なのでしょうか。単に小泉自民党に反対ってだけのような気もします。
自分達のレゾンデートルよりも、まず日本の将来を考えて欲しいと思います。
人間誰しも変化するのは嫌なもの。それをあえて成し遂げるためには、スピード感と旗印が必要です。
電報が冠婚葬祭にしか使われなくなったように、はがきが年賀状にしか使われなくなる日が、もうそこまで来ているのです。
今を除いてチャンスなし、私はそう思います。
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