京アニ復活！「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」封切り

あの忌まわしくも悲惨な放火殺人事件から１年２か月、京都アニメーションの新作が9月18日に封切りになりました。
こんな、映画には逆風のご時世だけど、とにかく映画館が満席になってほしい。そして、自分は、応援の気持ちを込めて、初日の初回を見に行きたい。
幸い、池袋、新宿の封切館はみな初日は満席でした。
木場の１０９シネマズにわずかながら空席があったので、行ってきました。


18年に放映されてTVアニメ版のヴァイオレット・エヴァーガーデンの続編、完結編です。アニメでは珍しい、2時間を超える大作、作画に手抜きなし、ストーリーも緻密に作りこまれており、京アニ・クオリティは健在でした。
戦争を命令に忠実な兵器となって戦い、両手を失ったヴァイオレットが、義手をはめて「ドール」と呼ばれる手紙の代書人となる。そして手紙という古風なコミュニケーション手段を通じて人の心を知り、自らの想いを貫く、会場のいたるところからすすり泣きの声が聞こえる感動作でした。

エンドロールに流れる、制作にかかわった人の名前、中にはあの事件で亡くなられた方もいるはずだと思うと、胸がじーんとしました。