新宿区で縄文人の骨出土

『東京都新宿区は３０日、住宅街のマンション建設予定地から約４千年前の縄文時代のものとみられる１１人分の人骨が見つかったと発表した。７人分は保存状態がよく、区は縄文人の暮らしぶりが分かる貴重な資料としている』

歴史好きの新宿区民としては、大いに興味をそそられるニュースです。
現場は新宿区市谷の住宅街。マンション建設のため民間業者が発掘調査し、人の脚の骨を発見。その後、約３００平方メートルの地中から縄文式土器とともに次々と人骨が見つかったそうです。
同じ新宿区と言っても、我が家からは4kmくらい離れているか。足の調子がいい時なら、ひとっ走り見に行ってくるかということになるんだけど。


ここに限らず、西新宿、北新宿の方とか、新宿区って、結構縄文遺跡があるんだよね。
自分のジョギングコースの神田川沿いでも、工事を中断して発掘調査やってました。
4000年前ということは、弥生時代よりもさらに2000年近く前、大和朝廷の支配が関東に及ぶ2500年前。
市ヶ谷、四谷、千駄ヶ谷、大久保、総武線の駅名に谷や窪が付いていることからも分かるとおり、地形はかなりアップダウンがある。
当時はきっと野生動物の豊富な丘陵地だったのでしょう。