礫川マラソン完走記

大田原マラソンのダメージが抜けず、今週はキロ７分で計10km走っただけ。
不安を抱えながらレース当日、普通ならDNSにしちゃうんだけど、でも、このレース休めないんですよね。
私の地元のこじんまりとしたレース、コースは私の実家の前を通るし、父は大会実行委員の一人です。
年老いた両親の目の前を、応援を受けながら走るのは親孝行でしょう。
どうせ速いか遅いかなんてわからないんだから、顔見世興行のつもりで走ることにしました。

スタート地点は文京区の名刹・伝通院、徳川家の菩提寺で千姫の墓があります。

コースは、高台にある伝通院を出て、富坂を駆け下りて、吹上坂を駆け上がる１周3kmの周回コース。
私の出場するハーフの部はこれを７周。
「文京区小石川にある吹上坂、この坂も実に走りたくなる坂である」のですが、７回も上るの、結構いやです。

このレースのいいところは、スタート直前まで実家でまったりしていられること、レース後すぐにくつろいでお風呂に入れること。
スタート20分前に家を出て、スタートラインに向かいます。

最初はフルマラソンのレースペースで、なんて思っていたのですが、そこはやはりレース、最初の1周は14分10秒で入っちゃいました。
ところが2周目からはがっくりキロ5分ペース、14:56、14:51、14:55、14:49、いえね、別にわざとじゃないんですよ、スピードが出ないんです。

6周目、15kmを過ぎたあたりから、痛めていた左足にいやな感じが出てさらにスピードがなくなりました。
坂がつらいです。15:08、そして最後の1周が15:06、1:43:59でゴール。
結構一所懸命走ったつもりなのですが、去年のタイムから3分半落ち、やっぱりだめですねー。
でも、完走できただけでも良しとしましょう。

両親をはじめ、八百屋のおばちゃん、T-42の和ちゃん、名前を思い出せないんだけど中学校の同窓生からも応援を受けました。
ありがとうございました。