ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

ソタロウくんのライブ

2011-12-13 22:01:12 | 母校・旧友
私の高校時代のクラスメートにソタロウくんという人がいます。
ゆるーい感じで、いつも飄々としている、そんな奴でした。
出席番号が僕の1番前で、出席番号順に並ぶ期末テストでは必ず僕の前の席なのですが、解答欄には空白が多く、実に役に立たない奴でした。
そんな、勉強している様子もない彼でしたが、なぜか早稲田大学を卒業、普通に会社に就職もしました。
でも高校時代からずっと続けていた音楽の夢をあきらめられず、40歳を過ぎてから、ピアニストを目指して仕事を辞めました。

そんな彼のバンドのライブがありましたので、行ってきました。
場所は大塚。
大塚って、JR山手線の駅なのですが、行ったことがないって人、多いのではないでしょうか。

池袋の隣、駅の下を都電が通っている、ちょいと変った町です。
猥雑な飲み屋街、安くておいしい定食屋さん、少し歩くとラブホ街、私は文京区出身なので結構地元、大好きな町のひとつです。

その大塚の繁華街から少し離れた住宅街の中の「エスペトブラジル」というお店に、彼は2人の仲間とバンドを組んで出演していました。



実は彼とは高校卒業以来クラス会で1回会っただけなのですが、しかも彼はそれすらも忘れていたのですが、でもお互い一目で分かりました。雰囲気は昔のまんま、あのソタローくんです。
バンド名は「Os baitlas do samba」、ジャズピアニストだと思っていたのですが、いつの間にこっちに転向したのでしょうか。
20人くらいで満席の小さなお店、昔の彼のイメージどおりゆるーい感じでステージは進んでいきます。


失礼ながらややアマチュアっぽい感じのバンドで、常連さんと思しきお客さんが飛び入りで歌ったり、パーカッションの人がビールを飲みながらだったり、もうホントに和気藹々って感じ。
隣に座っていた彼のファンと思しき妙齢のおばさまに「高校時代のソタロウちゃんはどんな子だったんですか。」なんて聞かれたりしました。

でも、彼のピアノソロになるとお店の雰囲気も一変、素人の私でも違いが分かる、それは迫力のあるものでした。
それでもまだ本気ではなかったと思います。
高校時代も彼が本気になったところって見たことがなかった。
彼の100%本気の演奏、聴いてみたいです。

ライブに一緒したケンスケくんも高校の同級生、ロス在住35年の陶芸家です。
私の母校、都立青山高校はそこそこの進学校だったのですが、それにしては友人が随分と異色の経歴の人が多いような。。。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大江戸BBQ大会 | トップ | 前途多難 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

母校・旧友」カテゴリの最新記事