みどりの窓口に並んで思ったこと

月曜日は午後から日帰りで仙台出張でした。
渋谷から湘南新宿ラインで大宮に出て、そこから新幹線。
座れないと嫌なのでインターネットで指定席を予約、自販機で予約NO．をインプットしてカードで購入すれば300円引きになる。
ところが、うかつなことに、デフォのままにしておいたカードの暗証番号が思い出せない。クレジットカードはほとんどサインで、暗証番号は１年くらい使っていなかったから、、うう、歳は取りたくない。

やむなく渋谷駅南口に２つしかないみどりの窓口に並んだのですが、前２人のおばさんがひどいんです。
一人は電車の乗継を調べさせているようで、窓口の人は時刻表を繰るばかりで、一向に作業が進まない。
もう一人は、来週の新幹線の自由席特急券を購入するだけなのに、「指定席だといくら高くなるんですか」とか「お昼につくには何時の電車に乗ったらいいですか」とか「自由席でも、きっと座れますよね」とか「当日指定席に変更できますか」とか、こっちも全然作業が進まない。
当日仙台で座れるかどうかなんて、渋谷の窓口の人がわかるわけねーだろ、そもそも自由席なんだから、わざわざ今日買う必要なんてないじゃない。
もう少しで「後ろ並んでるんだから、いいかげんにしときなよ」って言いそうになりました。

その時ふっと思いました。
インターネット予約を300円引きにしているのは、客を極力自販機に誘導してみどりの窓口を減らす、JR東日本の経費節減策である。
その際、みどりの窓口にはこのようなとんでもない人が並ぶ確率が増えるから、普通の人はイライラして、ますます自販機の使用率が上がるのだと。
そう、これは深遠なJRの作戦なのだ。

窓口のお姉さんに予約NO.を告げた時に、「自販機を使用されないと割引はなくなりますが」と言われました。
「はい、わかってます」
「もしかして暗証番号とかですか、、」
「はい図星です」

とっととカードの暗証番号を確認して、覚えやすい番号に変更しよ。