DEJA VU

先日ジョギングで偶然初めて通った道なのですが、はっとしました。
びっくりしたような、懐かしいような、それでいてちょっと怖い、何ともいえない気持ちになりました。
見た事があるような気がするのです、この情景。

目白通りから南に下る坂、富士見坂というらしいです。

ずっとどこで見たのか考えていました、で、思い出しました。
夢で見たのです。１年か、２年か、もっと前かもしれません。
普通夢で見た景色なんてすぐ忘れてしまうんですが、あまりに変わった情景なので覚えていました。

昨日、同じ場所に再び立って見ました。
車が一台やっと通れるくらいの、細い、急な坂道。
鋭角に二手に分かれた道、石段。
古い、蔦に覆われた民家。
偶然の一致にしては、あまりに似すぎている。




DEJA VU（既視感）。
そんな気持ちになったこと、ありませんか。
記憶のいたずらなのかもしれません。
夢の曖昧な記憶が、似ていると錯覚させたのか。

それともずっと昔に父親の車で通ったことがある場所で、記憶の水面下に沈んでいたものが、何かの拍子に浮かび上がって、夢に出てきたのかもしれません。
興味が尽きません。
（一応大学時代の専攻が社会心理学だったもので。。。）

まあ、それは抜きにしても、ごく普通の街並み、でも何ともいえない素敵な日本の情景、ではあります。