ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

終末は突然に

2013-07-27 09:48:32 | 怪我・故障
奥武蔵ウルトラを前に、ブログで、思うように走れない愚痴3連発です。

私の自己ベストは以下の通り。
5km、30kmは、練習でもっと良いタイムが出てたのですが、レースではこれが自己ベスト。
3km:12分20秒(06年・ふれあい赤羽駅伝)
5km:21分22秒(06年・皇居駅伝)
10km:44分04秒(05年・光が丘ロードレース)44分04秒(06年・高島平ロードレース)
ハーフ:1時間36分34秒(05年・上尾シティ)
30km:2時間29分17秒(06年・青梅マラソン)
フル:3時間45分36秒(08年・荒川市民)
77km:8時間40分48秒(09年・奥武蔵ウルトラ)
100km:12時間17分41秒(06年・えちごくびき野)

その時のブログを読み返してみて、あまり喜んでないんですよねー。
3km、5kmなんて、自己ベストを出したという自覚すらない。
3kmなんて、仮装してるし。タスキ、落としているし。
5kmは、激走教室の5000mTTのタイムと比較して、でしょうけど、自己ベストから30秒落ちとか書いてる。自己ベストなのに。
今にして思うと、あの時、もっと喜んでおけばよかったなー、なんて。

当然、その時は、これが自分にとってのベストになるなんて、ちっとも思っていない。
こんなのただの通過点、次のレースでまた更新してやると思っている。
自分では、自分のピーク、分かんないんですよね。

時間も、自分の身体も、才能も、有限なんですよね。ジツは。

最近、とある仕事関係の講演会で、「常に余命三か月だと思って仕事せよ」っていう話があって、いたく共感、共鳴しました。
突然余命を宣告された患者の9割は、「自分の人生はなんだったんだ」と後悔する。
「良い家族、良い友人、良い仕事に恵まれて、良い人生だった」って、医者に言える人は1割もいないそうです。
終わりは突然やってくる。
いつ終わりが来ても「ランナーでいれて良かった」って、自分は思えるのだろうか。

明日は奥武蔵ウルトラマラソン、引退レースになるかも?です。
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2 コメント

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Unknown (アラレ)
2013-07-28 05:09:07
RASCAL さんは終末を覚悟しているから大丈夫かもですが、私は覚悟してなかったので、自分の状態を受け入れるのに随分時間がかかり、辛い思いをしました。結局、私も先天的か後天的か知りませんが、足首の関節が内側に傾いていて、走ることの負荷に耐えきれなくなったのです。今では、足首を支えるサポーターをつけて、痛み止めの服薬が欠かせません。失ったものも大きいけど、水泳を本格的に再開したことで、得たものも大きいです。
整形外科は、代田橋の先生に紹介してもらったところへ通っています。うまくはいってませんが、本人はほぼ諦めているのに、まだ諦めていない良い先生です。
もし終末なのであれば、次に踏み出すことに繋がるものであればよいですね。
ご健闘をお祈りしています。
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諦めきれない (RASCAL)
2013-07-29 08:26:42
アラレさん
その、代田橋の先生に紹介してもらったところ、教えていただけませんか。
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